誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

紅葉を求めて、三股山(大鍋,小鍋)

2013-11-01 | 山歩き
 紅葉を求めて、三股山(大鍋,小鍋)

 大曲の駐車場から三股山の玄関口、諏峨守峠を目指して歩きだす。
アセビの林は相変わらずの黒土で、隙有らばと足元を狙ってくる
登山靴を真っ黒にしながら、コンクリート道に出ると、長者が原の湯煙が見事に♪



 昨日の由布岳とは打って変わって、穏やかな一日となりそうな天気
コンクリート道からゴロゴロの岩場を登って行くと、朝日が三股山を染め始める

 諏峨守峠の近くになると、控え目に鳴らされる鐘の音が一つ二つ聞こえた。
追い抜き、追い越されながら、45分ほどで諏峨守峠に到着する。
登ろうとする三股山を見ると、ウッソォ~と叫びたくなるような人の列が出来ていた。

 諏峨守峠を出発し、紅葉とは縁が浅かろうが挨拶周りで西峰へと向かう
諏峨守峠から西峰に上がり、証拠写真だけを撮影するとササァ~と本峰へ

 西峰から一気に鞍部に下り、黒土と剥きだしの岩に苦戦しながら急登を登る。
西峰から15分、本峰に登ると、山頂には大勢の登山者と立派なカメラが立ち並んでいる
山頂の証拠写真も忘れて、カメラの先に目を向けると大鍋を彩る絶景の紅葉が

 イマイチのカメラワークながら、気持ちを込めてシャッターを押しまくった。

本峰
 このの紅葉を見て、北峰に行かなきゃ話が出来んと、簡単に本峰の証拠写真撮影で
本峰から北峰のお鉢周回へと足を向ける。
普段なら、余程の好き者でなければ、歩かないお鉢周回だがこの日は満員御礼で
行き交いに四苦八苦の歩きが、最後の南峰、Ⅳ峰と続き、挙句は諏峨守まで続いたーー:

 苦労しながら登った北峰だが、紅葉は女性と似たもので、やや遠目が美しいようだ

北峰から大鍋を回り、小鍋にへと移ると、ドウダンツツジが作る紅葉のトンネル









ここは気持ち良く通らせて頂き、鍋底訪問を決めぬままに大鍋底の入り口に着くと
運よく、鍋底からの帰還者が現われ、絶対に『鍋底に降りるべし!』と言う



 入り口から5分も掛からず大鍋の底に下り、下から見る鍋淵の紅葉は筆舌に表せず
青空と白い雲と紅葉と黄葉のコントラスト、時折蔭り、再び陽を浴びると更に鮮明に
暫くたたずみ、心行くまで紅葉を堪能して、お鉢周回路に戻って南峰へ
南峰へ向かいながら、坊がつるから大船山に目を向けると、想像外の景色が目に映る

 ○西さんが言っていた『大船山の段原』とは、このことだったのかと気付かされた
段原だけじゃない、大船山の麓の鉢窪も、三股山の大鍋・小鍋に見劣らない紅葉のが
この日を境に、久住山の紅葉スポットに、新たに『段原と鉢窪』が加わった。

 やっとの思いで南峰に着くと、南峰からの紅葉は望めないが、比い無き人の群れ
食事時間にはちょっとばかり早く、南峰から急降下してⅣ峰へと向かおうかとルートを見る
ゲッ! Ⅳ峰から下ってくる団体さんの姿を見て、お鉢周回からⅣ峰へとルート変更
 再度、大鍋の紅葉を見て、東峰トラバースでⅣ峰へと向かう

 Ⅳ峰到着~ えええ~登山者が来る事は少ないⅣ峰も大勢の人人~人
 月の砂漠を見下ろす位置に食事場所を確保して昼食つくり
と言っても、この日はレトルト赤飯&鶏五目飯、定番ラーメンは餃子入りの手抜きメニュー

食事を終えても、時計は12時を少し回っただけ、本峰に戻る気もなく早めの温泉行きへ
三股山の五峰を廻り終えたし、トントンと飛ぶように一気に大曲の登山口へと下った。

大曲に戻ってビックリ! 路肩は牧の戸を越え猟師山登山口まで車がズラ~と
たぶん、6月の久住山開きと肩を並べる大賑わいの久住紅葉巡りじゃなかろうか
登山口近くに駐車場確保、改めて前日乗り込みの利を感じた

今日の癒しの湯は、国民宿舎久住高原荘の湯
¥500で、濁り湯が愉しめる、内湯と露天あり
コメント (2)
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