オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

映画テスラを見て、改めてAC/DC比べてみました

2021年06月06日 21時27分00秒 | オーディオ

因みに映画では真空管のAC点火やDC点火の話は出て来ません




王者エジソンのDC伝送か

新人テスラのAC伝送かの話です

当時の主流のエジソンのDC直流に対し

テスラが新方式AC伝送を提案するお話




映画の比較では

鉄槌を喰らわせ一撃で人をも殺せる
 
 
白熱電灯のDC
 

不安定だが、温もりと幸せを運ぶテスラの蛍光灯AC




王者エジソンに新人テスラが挑むお話、そんな感じです



勿論

勝者は今皆さんが家庭で使っているテスラACの勝利ですね



伝送方式の決着は映画の中では無く

現実にはだいぶ時間が経ってテスラACが勝利した事になりますね



現実的で、絶対君主のDCエジソンの虐めに耐えながら、
 
神経質に未来を見据えたACテスラ



とても面白い映画でした


テスラに感謝ですね




このAC/DCの電気イメージだが

私は、ついアナログとデジタルに置き換えてしまいそうです

勿論何の関係もない私の戯言です






さて、話は変わって
先日伺った友人から、是非バッテリーを試してみてと言われていた


オーディオって電気が大切だけど、商用のACってコンバーターとか色々なノイズが載ってるじゃない

だからエアコン使えば音悪くなるし、音の濁りが気になるんだよね

だから俺はバッテリーを全ての電源で使って音楽を聴いてるんだ


あなたも試してみてよ、と貸して頂いていた



成る程、オーディオは拘りの世界

誰しもが拘りを持って音楽を楽しむ

彼の一番の拘りは綺麗な電源による

静寂と整った音質の良さが奏でるホールサウンド



そんなサウンドです





早速テストなんですが、私のシステムはとにかく電源が多いです
ガラード、プレーヤー電源

フォノイコWE 141改のWE18A電源

ラインアンプ120AのWE 18A電源、たまにはWE20A電源も使います

パワーアンプWE91Bの左右の二つの電源
 
励磁スピーカーの電源は四種類
(励磁電源は七つあるのですがステレオ再生では四つでOK)
 
lansing415の下ユニットは、WE705A傍熱型、半坡整流電源

ダブルで使っている上415ユニット、配線はシリーズだが電源は別で

キセノンガス管4B22整流管を手動で、ヒーターを入れて2分位時間をおいてからB電源と
二つのスイッチを入れるのですが、これが時々入れ忘れて大変です
 

中域287-Tのタンガーバルブ電源

ツイーターWE597Aには訳あって現在唯一太陽光発電用の大型のディープサイクルバッテリーを使っています

微弱バッテリー充電器で常時充電しているので、聞くときは充電をオフにします

これで一応音が出ます


9個の電源を入れて、一つ切る(笑)10個の電源ですね



どれも全てラックの裏壁のコンセントから直に取っていますが

今回はラインアンプ120Aと、フォノイコの141改の

二つの18A電源をACとDCバッテリーに差し替えて試してみます



音の違いは何処でも出ると思いますが

以前WE274Bと5Z3を聴き比べた時は、パワーアンプの91Bより

120Aラインアンプの18Aでの使用の方がその音の違いがよく出ましたので



今回のテストでラックの裏壁コンセントに刺してあったのを


正面床のポップアップコンセントに変えてからテストしたのですが

驚きましたがこの床コンセント静かで実におとがいい




実はこの床コンセントは、家を作った時に、ここにメイン機器を置くかもしれないと設置したモノで


一個のブレーカーにコンセント一個だったと思う、もしかしたら同じブレーカーだったかな、あとで確認しよう


まあ、いずれにせよ単独でひいた高純度ACコンセントですね



これに変えただけで音が静かで全然良い事がわかりました

これからはチョットみっともないが、この床コンセントを使います




さあそのフォノイコの18A電源のACコンセントから

「音を出したまま」瞬時に抜いてバッテリーへ差し込む




荒技ですが真空管アンプは全然問題無し

ブッチとも何の音も出ずに「音が瞬時に」変わりました




まず、よく言えばおとなしいなるのが直ぐわかります。




あっ抑えられた


と瞬時に感じました

音の伸びが抑えられ、角が柔らかくなった、弾みも弱い



よく言えば暴れが無くなり

綺麗になったと言っても良いのかな?




さあ、このまま今度はラインアンプ120Aの電源を引っこ抜いてバッテリーへ


先程の違いまでは行かないが、同じような現象が強くなった気がする

低域の張りは少なく高域もおとなしい





なるほど〜




さあ今度は逆に、バッテリーから床コンセットへ戻す


瞬時に音が広がる、弾む


俺は、ぜんぜんこっちの方が楽しいですね




まあ、実は音はどっちでも好みで良いと、思います

要は聞いて楽しいかどうかだと思っています



今までも何度も「音の良さ」と「楽しさ」の違いを書いて来ましたが




今回も同じですね、楽しいACに軍配が上がります


力、響き、伸び、どれを取ってもACが楽しいです



この音の違いは、真空管の点火方式の比較でも感じましたが



DC点火は音が良いです、特性が良いと言えば良いのでしょうか

静かで、乱れず、チョット冷たい整いを感じる音



AC点火にると、力強く迫って響いてくる



そんな違いがあった、音は少しACの方がガサツで、暴れも感じるし

何よりハム音は出る、ノイズが嫌いな人はAC点火は向かないですね



でも要はどちらを聴いて「楽しい」と感じるかどうかだと思っています

私は真空管をAC点火して、電源もACコンセントから直に取った音が好きです




趣味のオーディオ、楽しく聴ければ特に理論は要りません

それが基本の考えかな^_^



それにノイズって意外に心地よいんですよ


ノイズのない世界、無音室なんか入ったら私は頭痛を起こします(笑)



何処にいても多少のノイズは生活の友です、

だかそんなに気になりませんね




ノイズのを気にする人はこんな110dbを超える様な

高能率スピーカーはそもそも使わないですね


能率もインピーダンスも低い、今時の高級白身魚スピーカーを使うでしょうね

静かにいい音で音楽聴くならそれがいいでしょうね




私は「静寂のDC」より「興奮のAC」の音が好きって事で

今回も実験終了




ACは、山あり谷あり、強くも弱くもあり、濃くも薄くも有り

なんか俺の人生みたい




整って乱れないDCより、やっぱ私はACが好き



でもテスラは高いな〜