オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

素朴でシンプルな味わい、そんなレコードが好きです

2021年06月03日 03時39分00秒 | オーディオ


今年も我が家では沢山んの「ゆすらご」が実をつけましまた
 
 

私の子供の子らからの大好物の食べ物です


私の地方ではゆすらご、ですが「山桜桃(ユスラウメ)」
 
と呼ばれるのが一般的なんでしょうか


サクランボに似た味ですが、とてもフレッシュで鮮烈な味です
チョットすっぱくもあり、甘味は程々に


この素朴な味が大好きで


私の一年の一番のご馳走と言ってもいいかも知れません


昨年は鳥の襲撃で殆ど収穫出来ず、今年は楽しみでした


この美味しいゆすらごの旨さお味わえるは、
栽培した人の特権でしょうね


木から獲れば直ぐに鮮度が落ち味が落ちます、一時間は持ちません
枝ごと切っても半日程度しか味わえませんでした



ですから「ゆすらご」が果物屋さんや一般の流通に乗る事はありません


もちろん私には鮮烈で、甘酸っぱい大好きな食べ物ですが

甘さや、素朴で物足りなく感じる方も多いと聞きます




まあ、人其々何でしょうね、
「音楽も食べ物も」わりと同じだと思います


私は音楽も食べ物も素朴な色付けが好きな様です




でももし、このゆすらごの鮮烈な味わいを、
 
多くの方に伝えたくてもそれは、無理ですね



何らかのパッケージにして、何とか味いを伝える事しか出来ないと思います


ジャムや、ジュース、焼酎漬け、等々のパッケージジング


どれもそのままの素材の味を素直に伝える事は出来ませんが、
 
味わいを伝える程度の事は出来ると思います





これが音楽ではレコーディングなのでしょうか?


先日も書きましたが、追記でのブログです
 
 
私がオーディオを始め、当初手にした70年代の終わりから
80年代にかけての日本製レコードの多くは、とても味付け過多レコードが殆どでした
 



CBS-SonyのMaster Sound盤だったり

デジタルの先駆け、DENONのPCMデジタル録音盤や

キングの"Super Analog Disc"等の


所謂 "高品質盤"が各社から発売され

オーディオマニアの私は、その能書きを読み

シンプルで優秀な録音の言葉に惑わされ

随分と要らぬ投資をしたものでした



でも、これらの高品質レコードを制作する方々は、
 
工程等非常な拘りをもって制作されたのは確かなんだと思います




ただ、本来工業製品ならばそうした 拘りは"良い製品"に直結するのでしょうが



そう理屈通りに行かない処が、音楽という感性のレコード作りの難しい処だと思います
 




スタジオ録音は過剰な味付けで
 
スッキリ抜けない、何かふん詰まった様な、
 
日本のレコードが当たり前と思っていた時に





アルフィーフ、エテルナ、フィリップス等の輸入盤の



素朴な音作りのレコードに出会いました

 
 

その素晴らしき音楽に感動して、
 
やがてMonoレコードやオリジナルレコードの
 


 
深みにハマっていきました
 
 
 

またデッカレコードとデッカカートリッジ等の
 
素晴らしい組み合わせの世界を知り


 
 


国産プレスレコードからは手を引き購入しなくなりました




確かに中には劣悪なプレスの輸入盤もありますが


輸入盤の方が「純粋に音楽が楽しめる」そんな音が詰まっていましたね
 



確かに日本のレコードの方が、トータルではハズレが少なく
 
「聞きやすく」結果として音質は良いと言ってもいいのかも知れませんが



私はこの「聴きやすくが」音楽性を無くしている原因だと思います


はっきり言えば余計なお世話の日本製レコード




ゆすらごの素朴な美味しさを伝えるのでは無く

より甘味を加え、不要な味を添加し、こっちの方がわかりやすく美味しいだろう




そんな製作者の声が聞こえてきそうなレコードを
 


懲りずにまた買ってしまった、最近の素朴な味わいゼロの日本製レコード


そんなレコードを聴きながら




素朴な味わいのレコードの発売を切に願う今日この頃です

 
 
 
 
 


因みに私のパッケージゆすらごは、
 
今年は初の焼酎漬けにチャレンジしてみます


妻の提案で砂糖の量はチョット多めに感じますが
 
料理では妻には敵いませんので、素直に聴き入れました

この後砂糖を入れないジュースも作るとの事
 

半年後の晩秋かな私のパッケージゆすらごが味わえるのが

楽しみです♪