ほんとに今更、なぜそんなことを真剣に始めたのかというと
完成したWE141改、CR型フォノイコライザーアンプを繋ぐと
その音色は素晴らしいのだが
なぜだか盛大にハウリングが起きるようになってしまった
LCRのフォノイコライザーや、他のフォノイコライザーでは
そのような現象は起きない
CR型の141に繋ぐと、凄まじいことになる
私の通常音量
(先日のジャズライブの原音の倍とは言わないが)
原音以上の音量(少しだけ上まある音量)
(注、量ですよ、質ではありません)
その音量のボリームで針を下ろすと
RF297アームが目で見てわかるぐらいにブルブル震えだす、
アームの揺れが見えるほどの強烈なハウリングは初めて見た
徐々にとんでもない量の低音が部屋中の物を揺らし出す
ヤバい、震度5 だ
信じられないが、フォノイコでハウリングマージンが全く違うのだ
私も初めての経験だが、
このままではCR型141フォノイコは使えない
取り敢えず中途半端なマグネットフロート板を外してみる
結果はあまり変わらない
ベアリングを使った他のフローティングボードと違って
このボードは明らかに失敗作であった
タイミング良く知人にファブリックコーティングボードなる物を借りていたので、試してみた
音質の向上と、ハウリング対策にもなるとの事だったが
ハウリングに対してはあまり効果がない
音質は静かになったと言えば静かになった気がするが
いかんこのプレーヤーにはボードが小さすぎる
いつも使っているソルボセインゴムを、ファブリックコーティングボードの下に使ってみるが
ハウリング対策に対しては、意外だがあまり効果がない
音は明らかに劣化する、音の数が減り、弾まなくなって、音が濁るようにも聞こえる
やはりプレーヤーにソルボセインは合わない気がする
市販の音が良いとされるインシュレータを買ってみようか ・・・
そうだ!、いいものがあった
某Tオーディオの階段のところに大型のインシュレーターがあったはずだ
T氏のもとへ
私:社長、以前大量に仕入れたはずのインシュレータはまだあるの?
T:え?なんで知ってるの
:この店の在庫の事は、いろんな方に聞いて知ってます、(今回はWE212さんからの情報です)まだあるんでしょう?
T:あるのも忘れてたけど、僕が使おうと思ってたやつだよ
:忘れてたものなら使わないでしょう、売って
T:いやー、売り物じゃないから仕入れた値段も忘れちゃったよ
:売り物じゃないのなら、ちょうだい!
T:だめだよ、僕のが無くなるから、
T:じゃあ貸しとくよ、でもなぁ最近俺物忘れが激しいんだよなぁ、忘れちゃったら困るしなぁ
:大丈夫ですよ、俺は物覚えが良いから、(物忘れは早いけど)
T:そう、じゃあ使ってて
:お借りしま~す
てな訳で、T氏からいただいたインシュレーター
スプリングとゴムを使ったインシュレータ、インチネジの頭が切ってあるので早速装着
4個もいただいたので、4四つ角すべてに装着
すばらしい
どんなにボリューム上げても、交流点火による残留ノイズばかりで、
全くハウリングしない、これはすごい
だが今までの、TAOCのスパイク型インシュレーターと比べると
明らかに打撃音は弱い、弦楽器は柔らか過ぎる
声が太る、
音質は良いのだが、マグネットフロートボートと同じで音にハリがなくなってしまう
我が家のマグネットフロートボードは、すべて噛ませものが挟んであり、完全フロートでは無い
その経験も踏まえて、半分インシュレーター、半分はTAOC
ドンピシャ
ハウリングも私の音量レベルでも全く問題ない
前後で置き換えてみたが
後インシュレーター、前TAOCでの設置がベスト
やっとこれでハウリング対策に一区切り、
後はこのブーンの発信音をどうするか