WE141-Aラインアンプを改造したCR型フォノイコライザー
WE618Bを取り出した言わば出し殻のようなアンプだが
そのWE色の濃い魅惑的な音に魅力を感じずっと手元にあったもの
○氏に言わせれば、たいした部品も使われず抵抗だってWEじゃないんだよ
何でこんなのがいい音するの?
その言い分も分かるが・・・・
まあそんな言い分の○氏を見返してやりたい気持ちもあっての、今回の改造であった
使ったコンデンサーはいつものWEのイコライザー用のコンデンサー
前回のLCRイコライザーユニットでも使い初段ラインアンプのRA1474でも使われているコンデンサーである
イコライザー用のコンデンサーは響きもよく音もさらっとしてなかなかの優れものである
WE141-Aにこのコンデンサーと、抵抗を入れて二段目の6SN7の増幅をパスした
RC型フォノイコライザー
測定してみると
イコライジングカーブは完璧
あげ方も、下げ方も文句なし、ただ心配なのはゲインが足りるかどうか・・・・
さあその音は
・・・
う~~ん
低音が無い
ゲインはやはりかなり少ない、よってボリュームはかなり上げざるを得ない。
ゲインの小ささはボリュームを上げればいいのだが
問題は測定器では完璧に出ている低音が全く出てこない
これはイコライザーアンプの出力とラインアンプの入力のインピーダンスがあっていないのが原因なのか?
明らかに何かおかしい音である、
かなりの電流?電圧?音圧?をロスしているようだ
高域の響きはかなりいいし、音質的には問題がなさそうである
だがNFをかけていないせいなのか?二段増幅を一段にしたためなのか
そのWE色濃いサウンドはかなり薄めの、さっぱりした音に変わっている
うーん
これはこれでいいのかも知れないが・・・・・
明らかに何かおかしい
恥ずかしながらT氏のもとへ
:あの~
T:やっぱりダメだったろ!
:まあそのとうりなんですが、何も言ってないのに、いきなりその言い方は腹が立つ、
事前にTに相談したが、T氏は鼻でわらってそれじゃダメに決まってるじゃない、との意見を持っていた
T:あのねあなたがまねした、WEの先生はひとつのアンプの中で行ってるんだろ?
T:それならこのやり方もわかるけど、あなたのは一つ一つ別のアンプで分かれていて、それをつなぐんだから無理なんだよ、インピーダンスって分かる?
T:入力と出力インピーダンスが合わないとダメなんだよ知ってた?、このやり方だとフォノイコの出力は1メグΩくらいかな?いったい何キロで受けたの?
:・・・・・・
T:仕方ないからバッファーをつけるしか無いね、それかかなり手間だけど全部ばらしてひとつのアンプとして組み上げるかだね、
T:できる?
:・・・・・
:すみません、お任せします、よろしくお願いします。
:くっそー
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