オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

L228-T.515Fc 純正ネットワークでJBLサウンド

2022年01月08日 15時23分35秒 | オーディオ

基本的にはスピーカーを改造する奴って以ての外だと思う
 
改造すればバランスが崩れる
 
 
バランスの崩れたスピーカーで音楽が奏でられるはずはない・・・・
 

 

 

と、思っています

き・ほ・ん・て・き、にはね

 

 

ですが、虎の威を借る、見たくれだけの「音もバランスも悪いL220」

これを本気で鳴らそうと試みたら、改良するしかありませんでした

 

・・・・・・

 

 

 

以前、低域はALTEC 515Field coilで強化してあり

 

高域は元々、ハリボテL220では「一点豪華主義の076」ツイーター

 

075とほぼ同じですが、こちらは滑らかさがウリの、なかなかのものです

 

 

大昔のLE5は素晴らしいスコーカーで4310にも使われた名機だが

その成れの果てLE5-9となると話は別、高域にLE20でも使えば、音の粗も目立たないが

 

076とLE5-9では音の滑らかさが違う、いくら金属製の音響レンズで誤魔化しても

この中域の音の粗さはどうにもならない

アルニコのLE5かLE5-2を探すのも一つの手だが

 

 

高域の076に合わせてグレードアップするなら

 

 

175DLHかLE85当たりのコンプレッションドライバーを探すのがベストな気がするが

ヤフオクで探すが両方とも、なかなかのお値段です

 

 

 

とりあえず、

今回はお金をかけずにグレードアップすることにして



使っていない、手持ちのLE8Tを使うことにしました

 

約45年も使い込んだLE8Tだが、L220との時代背景も申し分ないと思う

 

 

本来フルレンジの8Tだが、今回はスコーカーとして使用してみよう

 

 

これでも、LE5-9から見れば大幅に音質は改善されるはず

 

L220の上のミッドバス部分は完全にウーハーとは分離されています

 

そのうえLE5-9は円形のチャンバーBOXに収まり、

完全にウーハーからの影響をシャットアウトしています

 

 

そこまではしなくていいかなと、上のBOX部分にLE8Tを収めて、

密閉型で使用することにします

 

 

LE8Tをフルレンジで鳴らすときは、低域のよく出るバスレフがおすすめですが

 

今回は低域は必要ないので

 

クリアな音の密閉型、空間の容量もスコーカーで使うにはそこそこ十分な容量です

 

 

 

勿論、コーン型スピーカーには全く意味のない不要の音響レンズは外します

 

 

スピーカーが大型になったので、オリジナルの800Hzのクロスでは高すぎると思い

 

手持ちの音のいいオイルコンデンサーと空芯コイルを使ったネットワークに変更

 



クロスは500Hzと、たしか上は6KHzか7KHzぐらいだと思う

 

 

さて、この組み合わせで鳴らしこんでみるが

 

 

 

 

う~ん、いまいち

音の粗は無くなったが

 

間が抜けてるというか、ピリッとしない

 

 

8Tじゃ大きすぎてだめかな?

 

 


裏ブタを外して後面開放にすると、音の滲みがわかる、

これは合わない

 

 

だめか~、と思いながら

 

 

オリジナルのネットワーク戻してみると



 

あれ?

いいじゃん!

 

 

お~~良い、音が活き活きしている

切れもいいし間が抜けてない、これは明らかにあの「楽しいJBLサウンド」

 

 

この活力がなきゃJBLじゃないよな

8Tのミッド・アッテネーター全開で聴いてみると

 

こりゃいい!荒れた音も無く、音の密度も申し分ない、

 

 

何より音のバランスがオリジナルより良い

 

 

L220+LE8Tで、「L228-T」いいじゃん、

 

憧れのオリンパスにも負けてないよこれなら

 

 

 

 

 

以前も感じたことだが

よくJBLを改良して音が大人しくなった、滑らかになった、聴き易くなった

という方々がいらっしゃったが

 

改良の方法は、エッジをセーム革に変えたり

ネットワークを改良する方が多かったです

 

 

 

もう一度私的なJBLの想いを書きますね

515Field Coilを低域に使っているので、私も邪道ですが

 

 

 

 

・JBLサウンドが好きなら

・明るく楽しいJBLサウンドを奏でたいなら

・感性を揺さぶる本物のJBLサウンドを聴きたいなら

・あの熱き情熱の青春のサウンドをもう一度聴きたかったら

 

 

 

セーム革エッジだけは、やめなはれ

 

音の良いネットワークも外して、戻しなはれ

 

太いスピーカーケーブルも外しなはれ

 

おとなしい音になるグルグル巻かれた撚り線の方も、外しなはれ

 

 

 

 

ウレタンエッジで、ネットワークを整備・調整して、

細い単線か、硬くて撚りの少ないケーブルで聴く

 

JBLサウンド

 

 

 



 

 

これぞ、わが青春のJBL!

 

 

たのし~い!

 

 


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