ハイエンドオーディオ機器とWEは根本的に世界が違うらしいですね
以前FBのハイエンドオーディオファイルグループに
我がWE91Bアンプを投稿したところ、
反論の嵐
ここは貴方のような人が投稿する場ではありません、ハイエンドの定義とは・・・・、
その定義を延々と書き込まれ、オーディオノートの神楽等はハイエンドだが、
WEはガラクタ同然でハイエンドではない、
投稿するグループを間違えている
と書き込まれて、結局そのハイエンドオーディオグループから去ったが
ハイエンドオーディオの定義は私にはよく判らないです
当時レビンソンもチェロもWEも同じシステムで使っていた私には
まったく理解できなかった言葉だが、ハイエンドオーディオの方々からは
我々WEエンスーは普通のオーディオマニアは異質な存在であり、
古い音を好むナローレンジオーディオマニアだと思っているようだ
ハイエンドオーディオとWEサウンドの違いは何だろう?
単にいい音と、楽しい音の違いだけとは言えない気がする
まあその疑問はまた後で考えることにして
そんなハイエンドグループでも使われる、我が家で唯一のハイエンドオーディオ製品と言える製品がある
そんな、ハイエンド、スーパーツイーターの登場です
フルレンジにスピーカーにツイーターは必要か?
また取り付けるなら、同じWEか、ハイエンドツイーターか
まず、その答えを探すべく、楽しんでいます
現在、我が家には、ムラタのES103スパーツイターとWE597Aと
TOA社の HT-371-8 というアルニコホーンツィーターがあります
まず「フルレンジにツイーターは必要かどうか」の結論から言うと、
優れたフルレンジはその口径にかかわらず、フルレンジ単独でも十分楽しめと思います
むしろ単独のほうが、バランスの良さ点音源等、その良さを発揮すると思います
WE728BやWE755Aは単独で使ったほうが、音のバランスが良いと思います、
が
でもやっぱり
ツイーターを加えたほうがより「表現力が豊かに」なります
ツイーターを加えると高域が伸びるのは当たりまえですが、
低域は締まり、音色も結構明るくなり、
音の表情や表現力が豊かになる気がします
賛否はありますが私はフルレンジにツイーターを付けて楽しむのも
「有り」だと思います
フルレンジSPにツイーターを加える方法は、大きく分けて二つあります
フルレンジSPをそのまま使って、ツイーターにコンデンサーだけを付けて
6dbローカットで、なだらかにつなげるか
コイルとコンデンサーを並列に繋げて12dbでストンとつなげるか
ツイーター6db、12dbの、ローカット接続方法のメリットは
フルレンジスピーカーの魅力はそのまま活かして更に、
高域を伸ばすことが出来ます
もう一つの方法は
フルレンジSPの高域をコイルと抵抗でカットしてやって、ウーハーとして使い
完全なツーウエイスピーカーとして使う方法
ツーウエイのメリットとしては高域の音が被る帯域が少ないので、音の濁りが少ないです
因みにメインシステムで中域に使っているWE22Aホーンは
高域をカットしてWE597Aツイーターとつなげています、
22Aホーンの高域を出したままにするより、ある程度でカットしたほうが
繋がりが良くクリアーな高域が得られました。
また、
WE728Bを使った有名な(高価な?)WE757Aでは、
728Bの高域はカットされて、高域の713Cと繋がっていたと聞きました
どちらの方法が優れているか言うと難しいですね、
合わせるユニットによって合う方法を選ぶしかないと思います
そういえば事務所にあるB&W801Fは、ウーハーはフルレンジとして鳴らし
低域カットのスコーカーとツイ-ターの組み合わせのスリーウエイでした
私はコーン型フルレンジでは
低域カットのツイ-ター追加方式のほうが好きです
今回のWE728BとWE755Aにツイーターをローカット方式で
ツイーターを付けてみて、更に魅力増したと感じました
まずは冒頭でも書きましたハイエンドオーディオマニア御用足
超広域の15Kh~100Khを奏でるスパーツイーターMurata ES103A
対するツイーターは泣く子も黙る高音の出ない、チャルメララッパ型ツイーターWE597A
これでも現役時代は雑音発生器と呼ばれ、当時日本の映画館では使われることなく本国へ返品された、
日本の風土には合わないと言われたWE597A Bosteickツイーター
私は大好きなツイーターですけど
メインシステムでも使っていますので、なんと4本も持っている大バカ者です
勿論オリジナルでは無くレプリカ品です、多くのレプリカが作られていていますが
今回入手したのもどうやら同じ、WEラボ製ではないかと思われますが、
音はかなりこちらのほうがおとなしいです
メインシステムの597Aはコンデンサーのみで低域カットでかなり元気ですが
こちらのは597Aは流石、以前の持ち主の音のセンスよさでしょうか
かなり控えめに使われています
この控えめに使うというのはかなり難しいことですが
私はこの控えめな使い方をMurataのES103で教えて頂きました
TOAのHT371はJBL2405とほぼ同じような音がします
以前は075や2405今も077は使っていますが、
このての高音がはっきりクッキリ聞こえるようなツイーターとフルレンジSPの使い方は、
かなりバランスを崩します、このてのツイーターを使うなら
フルレンジSPはウーハーとして高域カットして
ツーウエイスピーカーとして使った方が良いと思います
フルレンジの魅力を生かし加えるなら、
控えめに「空気感が変わる」程度の使い方が無難なようです
Lo・Hi二つのスピーカーで音楽を鳴らした場合、フルレンジSPにツイーターでもそうですが
クロス付近の音がかぶりどうしても音を濁す傾向があります
その点Murataha は絶対に音が被り、濁すようなことはありません!(笑)
755Aも728Bも高域は15Khは出ていないので被ることはない
でも中抜けになるのではと心配しながら繋いでみましたが
755Aも728BもMurata ES103との相性は素晴らしいです
728Bでは持ち前の明るさが失せてちょっと暗い表情になりましたが
もともと暗い?(正確な音の)755Aとの相性はばっちりですね
タイトな755Aが更に引き締まった空気感で奏でます
これは新しい発見です、スピーカーとして素晴らしい!
フルレンジにMURATAの組み合わせは、フルレンジの新たな魅力を引き出しますね
因みに鳴らしているアンプは91型アンプの方です
対する過去の遺産WE597A、これは控えめに使っても賑やか(笑)
高域が賑やかなのではありませんよ、全帯域がおおらかで賑やか
勿論、低音もmurataとは比較にならないほど出てきます
はっきり言うと空気が緩みます
この緩んだ空気が賑やかさを生みます、音は勿論楽しいです
更に出川電源を外すと、もう賑やか過ぎてうるさくなってしまいます
これは効きます
それから「明るい597Aと真面目な755Aは合わない」ですね
低音も何か違和感のある量感になるし、
バランスが超悪いように感じます
755AにはMurataがピタリです、全帯域引き締まったサウンド、
これは新発見ですね素晴らしい
728Bには597Aがあった方が、スピーカーシステムとしての
おおらかに煌びやかに聴かせる魅力がありますね
ふと思ったのですがこんな素晴らしいツイーターを作られた村田製作所の皆様へ一言聞きたいのですが、
音楽を聴いて楽しいですか?
良い音を楽しみたいですか?
なんかそんな事を聴いてみたくなる真面目な音造りですね
さあ今度は86ampでやってみます
たのし~