オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

音楽を聴く、満腹感?満足感?その基準は?

2021年08月04日 08時19分16秒 | オーディオ


食べる事・お酒を飲むこと・音楽を聴くこと・ゴルフ・・・、

 

全て楽しみなことですね、

 

楽しくそして「満足を味わい」たいことですね

 

 

 

食べることの「満腹度・満腹感」はわりとはっきりしている気がします

 

誰でもある程度沢山食べれば満腹になります、

 

でも満腹感の違いでその量が違う気がします

 

 

満腹感と美味しさの満足感の関係は、ある意味比例はしませんよね

 

 

おなか一杯の満腹感を感じると、美味しく無くなるというか

腹いっぱいだと、もうそれ以上食べたくなくなります

 

 

料理は満腹になる前に「満足感を感じて」

美味しいね、と言いながら食事を終えることが

 

料理の満足感には大切なことだと思います

 

 



お酒も、「美味しいね」「旨い」「この料理とあうね」と言っているうちが

 

お酒は美味しく満足感はMAX

 

 

 

あいつはさ~、俺の話聞いてよ~、毎日辛くて~・・・・、

などの言葉が出てきたらお酒の旨さは、もうわからない状態(笑)

 

 

ゴルフはスコアがあるので70台であがれれば

どんなショットをしていても満足するようにしている

 

 

「楽しんで満足感を味わうこと」これって大切だと思います

 



再生音楽を聴く満足感・満足度って皆さん

「何をどう言った基準で」得ていますか?

 

 

 

先日、若い方が我がシステムを聴きに来ました、

帰りがけに、数日後また聞かせてほしいとの事で、後日自分のレコードを持って再来、

 

 

サブシステムで様々な音を聴いて楽しんでいたが

 

「今日はメインシステムでこのレコードが聴きたいのです」との事

 

 

あっそ、

メイン装置の全ての電源を入れて、ウオーミングアップ

 

 

彼は自分の持参したレコードを二曲聴き、「大満足ですありがとうございました」

 

 

二曲のためにウオーミングアップが済んだシステムの電源を落とすのはもったいないが

 

彼の満足感を邪魔しないようにメインシステムの電源を落とした

 

 

 

彼のイメージしていたサウンドと聴いたことの充実感、満足感の話を聴きながら、

私は何か違ったデザート的な音出しを考えていた

 

 

300Bシングルで映像と音楽を軽くと思ったが、なんだか300Bの調子が悪い

 



よし、この機会にWE142AMP 350Bppと

励磁ALTEC515を装着したJBL L220との組み合わせを試してみよう

 

 

と持ち込んで繋いでみたら、ドンピシャでした

 

デザート音楽も完璧で更に満足して彼は帰宅しました

 

 

彼の、持参したレコードの良さもよくわかる、

でも私は彼に聴かせたことの満足感はあっても

 

自分の音楽を聴いた満足感はこの時点では無かった気がしました

 

 

 

 

勿論、毎回音楽を聴いて満足感が得られるわけではありません、

殆どが「まずい料理」で不満足のままの方が多いのかもしれません

 

不満感でいっぱいなのに、明日のために電源を落とすことも度々です

 

 

 

私が満足感を得られたのは、翌日

ふとWE142 350Bppアンプで

 

 

MONOシステムを聴いてみたくなってきたことからでした

 



WE142はWEの最終型アンプと言ってもいい「現代アンプ」(※注、WEでは)

 

励磁改良されたJBL L220とも相性は良かったですが

 

 

MONOシステムの288-16Gfc+805 515fc+817との相性はもっといいのではないか?

 



そんな思いで久々にMONOシステムを繋げてみました、

 

 

フォノイコの後にディバイダーを入れ、ステレオアンプの左右を

上下に使ったマルチアンプシステム

 

 

これはハマった

 

142ampは350Bで使うと出力は約25W、我がアンプの中では大出力アンプ

 この力は「音に余裕」を与えるる、

 



 

豊かで艶ややかな響きの音楽

 

ピントの合ったモノラル・シングルスピーカーに、この芳醇な響きの音は

 

今まで聞いたことのない、豊かな響きのモノラルサウンド

 

 

 

この組み合わせで1940年代や50年代のレコードを聴いたら

 

何度震えが来たり鳥肌が立っただろうか、

その素晴らしい音楽を聴いて、満足感を感じえました

 

 

初めて聞くようなレコードもありました

少し大き目な音かもしれませんが、決して大音量ではありません

 

勿論HIFIな音でもありません、

 

 

 

音楽の満足感は、量や質や聴きなれた音楽だけではないですね、

 

勿論、オーディオマニアですから、機器の組み合わせで思い通りの音楽が奏でられたことは当たり前ですが

 

 

その思い通りの音で、感動をえられたかどうか

音楽に酔いしれたかどうか

 

 

音楽を聴き「心に響き」満足感を得られるのは

所詮、人それぞれかもしれませんが

 

 

音像、音場との一体感というか、

 

演奏のその場に我が身を置く感覚

 

 

LIVEの場にいる、ホールの客席にいる、演奏者の脇にいる

 

 

 

聴きながらそんな感覚を得られたとき、

 

再生音楽を聴く満足感を得られるのだと思う

 

 

 

そう言えば彼の持ってきた、聴きなれないLIVEレコードだったが

なんだか仲間と騒ぎながら、楽しく歌い踊る感覚が得られたレコードだった気がする

 

きっと彼もそんな満足感を得られたのだと思う

 

 

 

ただ、食事と違って満腹になっても美味しさは続き、更に聴き続けられる(笑)

 

結局明日を気にして、まだまだ聴きたいと思いながらも

 

電源を落とすことになる

 

 

これってある意味、不満を残すことなのかな~?