オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

なんちゃってミラフォニックサウンド

2016年02月09日 15時32分28秒 | オーディオ

なんだかネタばれだが・・・・



期待どうりの展開でしょうか?



・・・・・




ミラフォニックにあこがれていたが、実際にあのサイズを部屋に入れるのは不可能



手軽なサイズで試してみるには、手持ちのALTC817BOXを利用するのが最適





フロントのダクトにふたをして、裏板を外せばなんかTA-7396に似ている気がするし



それに、わが817BOXは合板で出来ている特注品、うまく行けばかなりの響きが出るのでは



と思って制作を始めた

やったことは簡単



まず四角い箱を作るのだが



オリジナルのTA-7396はまっすぐのバッフルをホーン型にしたものだが






817のフロントホーンは内側に湾曲していて、四角い箱を入れるにしてもあまり大きなものは入れられない


最初16センチ幅の板で制作したが、小さすぎた、ためかあまり効果が無かった、



なるほどディフェーザーとしても、コンプレッションを懸けるにしても、空洞を共振させるにしても




小さすぎたようだ




次に25センチの幅で作ったが、これは効果があった、だが大きすぎた

結局、見たくれと効果を考えると


1.5センチ厚の合板を22センチ幅で四角い箱を作ったものが今のところベスト





ねじを使わず簡単にボンドで四角い箱を作っただけです




それをフロントホーンの中に、すぽんと入れて



いちおう完成


だが見たくれ重視で、さらに




両サイドにも、16センチ幅の、ここは厚みがあると全く入らないので薄い厚さのパーチクルボードで

ミニバッフル?を入れてみた



実はこのミニバッフルもかなり効果があった

こんな感じ



とりあえずダクトは塞がず、裏板もはめたままですが



その効果は



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☆(注)
WEの本物をお持ちで、このブログを間違って読まれている方がいらっしゃいましたら

これから先は読まないでください(笑)

もし読んでも、おおらかな気持ちで、笑って読んでくださいね

私もわきまえていますので、オリジナルと比べて、なんて心にも思っていませんから

・・・・・・






これはいい!


ALTEC817を真空管アンプでお使いの方々にご提案です。




だまされたと思って是非やってみてください!



これは、かなりのなりっぷりです




当たり前なんですが、この方法では515の高域がかなり落ちます

ネットワークを通さずに普通のスピーカーとして試してみましたが



高域はこもりはしませんが、落ちます。


もちろん低域用ウーハーとして使いますから高域はカットされますが、それでも

この箱を入れると高域が落ちます



これを見込んでいたので今回のネットワークは300Hzにしようか悩んだ末に400Hzにしたわけですが



もう少し下げればよかったかもしれませんが、暫くは、これはこれで良しとします





具体的に音がどう変わるかと言うと


ほんとに球面波から平面波に変わった気がします

わかりますでしょうか?、音の滲みが無くなりクリアーになるんです





音のずれが無くなり


音の張りが、パリンと気持ちよくなります


軽快に




しかも低域が伸びて聞こえます

Foが下がったきがします



おかしな言い方ですが低い音が出て、軽快にパンと鳴るんです!



WEのような厚み深みのある音ではなく




軽快なALTECミラフォニック、サウンド?





WEの、鏡のように原音を映し出すサウンド


とまでは当然いきませんが、これはやった価値があります




ジャズは軽快に、しかも音像の定位がはっきりしますので、ほんとにそこで演奏しているような雰囲気で





クラシックでは朗々と響き、やはり音の定位がよくなって、よりリアルに聞こえます。




なるほど、この音像の定位のよさもよりあってリアリティーがあり



それも含めてミラフォニックの語源なんだろうか





うーんレコードが止まらない




・・・・・・・







☆くれぐれも、オリジナルをお持ちの方は笑って読んでくださいね