オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

励磁スピーカーのメリットを生かす整流素子は?

2016年02月27日 13時51分40秒 | オーディオ

我がシステムで使われている励磁ユニットは




低域

ALTEC515を励磁に改良した515FC、



その電源は、セレンとダイオード整流の二機種がある



中域

ALTEC288Cを励磁に改良した、288FC



ここで使われているのが

タンガーバルブ電源


そして最後に我がシステムに収まった



高域

WE597A BOSTWICK TWEETER




☆注
WE597A BOSTWICK TWEETER ボストウイックツイーターとは

ホーン型ツイーターの元祖と言われ、ホーンは砲金製で

たたくと、キーーーーーン、とてもよい音がします

ボストウイックの意味は、たんに開発者の名前だそうです

昭和3年頃から作られていたそうで、エッジワイズ巻アルミニウムリボンのボイスコイル

振動板はアルミ合金製でわずか厚み0.051mm 

2KHz~12000Hzまで再生できた、当時WEの最高傑作と言われたユニットだそうです

当然7.5VDCで駆動される、励磁型ユニットです、

このユニットも改造ではなくちゃんとした励磁型です

もちろん、WE594と並び、「超、高級品」であり

決して庶民がおいそれと、手が出せるような代物ではない

まあ、レクサス1台買って潰したとおもえば・・・





続き
このツイーターはかつて日本では幻のスピーカーと呼ばれていそうで

もともとWE555フルレンジスピーカーが高域が不足してるとのクレームが増え

そのアメリカ国内での不評を挽回すべくかなり気合を入れて制作されたものらしいが

その超高域12000Hzは当時の初期の日本人には刺激が強すぎたようで、全く理解されなかった

その頃の日本人はこのツイーターが出す音が、キーキー、ギャーギャー

としか聴けない音が耳に付き、このうるさい物体はいらない

と言って、日本では殆ど輸入されなかったものだそうです





そんなことで、



日本ではオリジナルはほとんど存在しない「幻のスピーカーWE597A ツイーター」


と呼ばれていたんだそうです




・・・・









時が経ち、そのような幻の、超高級スピーカーを

私ごとき、なんちゃってが使わせていただくことになり



感無償です、いや違った、観無量です



・・・・







この幻のツイーターに今つながっているのが、取りあえずの電源

いずれちゃんとした電源しようと思うが、取りあえず



ダイオード整流の電源

ツイーターの電圧は7.5V







何度も言ってきたことだが、励磁型スピーカーはこの電源の整流素子と回路で、


ころころ音が変わる






今低域に使っている電源も


T氏に制作して頂いた、大型のセレン整流電源だが


リップルフィルターをカットして、あえてACを残し多少のノイズは我慢して、

音に活力を与えた、力感のある電源である・・





セレンの特徴としては重厚な音で、タンガーバルブ電源の音色により近い音色を持っているといわれている・・・・


似ている?




全てタンガーを使えばいいのだろうが、ちょっと予算的に・・・・


私は理論派ではなく、単なるオーディオマニアですから



いずれはオール~タンガーにするかもしれないが



・・・・








なにがいいたいのかと言えば




ALL励磁スピーカーユニットによる

歪感のない、

クリアーで

スピードが速く

リアルな素晴らしいサウンド

本物に結構ちかずいた?、なくなんちゃってミラフォニックが完成して

その音のハーンと張った音を聴きだしたら




なぜかセレン整流の電源の音が、どん臭く、その遅さが気なりだした





高域のツイーターがダイオード整流のせいなのか


音のバランスで言うと残念ながら、低域もダイオード整流にしたほうが会う気がする






難しいものだ





セレン整流は重厚な音はするのだが、いかんせん遅い、


そのため音圧が合わないような気がする



それに音色も少し滲むような、濁るような・・・








立ち上がりの早い励磁ユニット



その励磁ユニットの良さを生かし



素早くクリアーにして、そして



リアルな音のユニットに、電流を供給するのは





昔の素子ではなく、現代の素子のほうがよいのかもしれない





・・・・・




皆さんはどんな電源使っていますか?