XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・スクープ!? 「ヨコハマライズサーキット」の新レイアウト

2009-12-20 18:05:58 | スロットカー
今回は、「ヨコハマライズサーキット」の新レイアウトのお話です。

ヨコハマライズサーキットには、ハイウェイスターとテイク・イット・イージーの2つのサーキットがありますが、いずれも東京・大山の「カフェ&スロットカー アットワークス」から移設したものです。ただ、ウッド製のハイウェイスターに関しては、後から鉄網線を埋め込んでマグネットトラクションがかかるようにしたことや、板自体が劣化していることもあり、少しバンピーなところがありました。また、レイアウト自体はチャレンジングだったものの、少し入り組んでいることもあり、レースの際などは特にコースアウトした車両の回収に手間取ることがありました。
そんなことから、ハイウェイスターのリニューアルの話が持ち上がり、単なるコーナーをバンク化するなど、リニューアルに向けて着々と準備は進んでいました。そして、昨土曜日、レイアウトがほぼ決まり、併設する駐車場で実際にレイアウト通りに並べられました。単に置いただけのため、立体交差などの立体部分も平たく重ねられましたが、その全容が姿を現しました。完成が夕方になってしまって暗いこともあり、少し分かりづらいかと思いますので、解説しておきます。
1枚目の写真の手前側、2枚目の写真の奥側が1コーナーになります。ホームストレートエンドの1コーナーが右回りの180度コーナーで、2コーナーが左回りの180度コーナーです。少し違いはあるものの、ツインリンクもてぎのロードコースの第1コーナーと第2コーナーから第3コーナーと第4コーナーを経て第5コーナーまでの感覚に近いでしょうか。3コーナーが左90度コーナーで、緩い坂を駆け上がり、180度強左に曲がって、90度強右に曲がります。ここは、ラグナセカのコークスクリューの逆走といった趣もあります。
ここからが、このサーキットの真骨頂とも言えるところです。ずっと2階の高さを維持しながら、ロングストレートを全開で走り、右の30度バンクに突入します。操作パネルの右手前側から左奥側に斜めに横切り、180度近い右タイトコーナーを1階へと下ります。ここは、初代富士スピードウェイの30度バンクです。ミドルストレートを経て、大きく右に90度曲がり、左右のS字から、ショートストレート、右90度コーナーを通り、ホームストレートへと戻ってきます。このS字は、平坦ではあるものの、富士スピードウェイのプリウスコーナーからパナソニックコーナーのようでもあります。
つまり、1周50mに及ぶ初代ハイウェイスターをもしのぐロングサーキットは、もてぎ、ラグナセカ、初代富士、新生富士の4パートとも考えられるわけです。ラップタイムは、2本のロングストレートが30度バンクでつながれて初代よりも高速サーキットになっており、大幅に向上しそうな気配もあります。
この新生ハイウェイスター、早ければ次の週末にも走れるようになりそうです。年内に完成することを期待したいですし、そうなれば、またリポートしようと思います。