XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・ジオラマ「ALMSのストレート」

2009-12-06 20:15:43 | スロットカー
今回は、ジオラマ「ALMSのストレート」のお話です。

私がマイカー紹介の写真を撮る時には、カレラのストレートを2枚4レーン分並べて、路面以外は写らないように撮影しています。ただ、少し暗い時にはストロボを焚かないといけないし、明るい時にはクルマのウインドに部屋の窓などが映り込んでしまうという悩みがありました。また、クルマが増えてきて、キャリーバッグとホームサーキットのピットだけでは収まらなくなってきたのも悩みの種でした。スロットカー、特に1/32スケールは、走らせるのはもちろんのこと、ミニカーにも劣らないほど精巧に作られているため、眺めているだけでも楽しめます。そこで、写真撮影ができて、すぐに取り出して走らせられて、クルマも展示もできるような、展示保管場所を兼ねたジオラマを作ることにしました。
ジオラマは、例によってサンプライベースで作成することにしたのですが、どんな風景にするかで頭を悩ませました。あまり大きなものを作ってもジオラマ自体の置き場所に困るし、かといって小さすぎるとジオラマとして成立しないからです。また、一般的に個人ベースで作るジオラマは、盆栽のように切り取られたものであることが暗黙の了解になっている部分があり、ジオラマを写真に撮った時にはジオラマを置いた周囲が見えても構わないことになっています。しかし、私は、クルマの写真をカッコ良く撮るという目的もあるため、写真撮影の際にジオラマの外が見えてしまわないようにすることもジオラマ作成の大前提としました。
そこで、ジオラマのサイズを幅60cm×奥行き45cm×高さ15cmとし、オープンにもできればふたをして半密閉できるようにもしました。また、屋根の部分は半透明とし、上から光を当てることで間接照明的にし、クルマのウインドへの余計な映り込みを最小限に抑えつつ、ストロボも焚かないで写真が撮れるような構造としました。ジオラマの舞台としては、某サーキットのヘアピン、どこかのサーキットのシケイン、どこかのサーキットのストレート、といった候補がありました。しかし、某サーキットのヘアピンは背景探しに時間がかかりそうで今回はパス、どこかのサーキットのシケインは適当なモデルが見つからずパス、ということで、結局はどこかのサーキットのストレートということに落ち着きました。
ストレートは、手前から、芝、トラック、芝、ガードレール、背景、としました。また、両サイドには、ミラー状のものを貼り付けて、シーナリーが両サイドでぶつぎれるという不自然さがないようにするとともに、写真撮影の際に少々両サイドが写っても困らないようにしました。さらに、前面にも、枠付きの透明シートを置けるようにして、クルマを眺めたり、ほこりが入りにくいように保管したりできるようにもしました。そうしてできたのが、このジオラマで、仮に「ALMSのストレート」と命名しました。もちろん、「AMERICAN LE MANS SERIES」のALMSで、ALMSのシリーズにあるようなサーキットのストレートの雰囲気を狙っています。気が向いたら、YouTubeで「ALMS 2009」で検索して出てきた映像をご覧いただき、近いものがあると感じていただければ幸いです。