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スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・アーティン

2011-05-22 15:25:35 | スロットカー
今回は、1/43スケールメーカー紹介・アーティンのお話です。

京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年秋に発売されることになったのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで今回からは、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介していきます。
アーティンは、私の記事で何度も出てきているように、アメリカを代表するスロットカーメーカーと言っても過言ではないほどで、特に1/43スケールではNo.1メーカーと言っても間違いないでしょう。
アーティンは、2009年3月15日の記事にもあるように、トイザらスのファストレーンをOEM供給しており、アーティンの存在自体を知らなくても、知らず知らずのうちにアーティン製のスロットカーを買っているという日本人は意外と多いのではないでしょうか。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、アーティンは6~7.5Vが適正電圧になっています。
アーティンは、1/43スケールに関しては、ホビーというよりもトーイという位置づけで、クルマのモデリングも少しデフォルメされたものになっています。もっとも、比較的新しいモデルでは、妥協できる範囲のデフォルメだと思います。
クルマのサイズは、1/43というには少し小さく、実際には1/45から1/48ぐらいなのではないかと思います。ただ、全車、フロントライトが点灯するようになっています。
シャシーは、1/43スケールではオーソドックスなもので、ピンガイドを採用しています。インラインモーターは、1/32スケールでは一般的なFC130を採用しており、その気になればモーター交換も簡単です。
磁石は、1/32スケールも含めてアーティンの弱点で、ネオジウム磁石を使っていません。ボディが44g前後なのに対し、磁力は60g未満で、決して強くはありません。そのため、200g程度に磁力を強化する必要があります。
アーティンは、適正電圧が6~7.5Vということで、12V~14.8Vの設定で全開で走らせる時間が長いと、バルブが切れてしまうことでしょうし、モーターもそのうち悲鳴を上げそうです。
ただ、12V~14.8Vの設定で走らせると、磁力さえ強化すれば、カレラやSCXなどと遜色ない走りをしてくれます。
アーティンは、創業者が亡くなって以来、スロットカー事業の継続も雲行きが怪しくなっているのですが、価格も安くバリエーションも豊富なため、新車の購入は難しくなってきているものの、1/43スケールでは引き続き注目すべきメーカーです。


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