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スロットカー・レースの組み合わせ・トーナメント編3

2011-10-30 17:46:13 | スロットカー
今回は、レースの組み合わせ・トーナメント編のお話の続きです。

前々回、前回と、8人、16人、32人のトーナメント表の作り方を実例を交えてご紹介しました。今回は、順位決定トーナメントに関してご紹介します。
トーナメントの場合、負けたらそれでおしまいです。もちろん、敗者復活戦も行えますが、トーナメントの趣旨からすると、あまり好ましいものではなく、興行的な側面が強くなります。
ただ、1回戦で負けたら1回走っただけで終わりになってしまうため、あまり面白くはありません。しかし、順位決定トーナメントがあれば、最後までトーナメントを楽しむことができますし、勝ち上がった人もレースとレースの間に一休みすることができます。
順位決定トーナメントと聞くと難しく感じるかもしれませんが、原理は簡単です。トーナメント表の水面下に線対称でトーナメント表をもうひとつ作るだけです。すなわち、1回戦で惜しくも敗退してしまった人は、この線対称のトーナメントを勝ち進むわけです。
具体的には、1回戦1組で負けた人は1回戦2組で負けた人と対戦し、1回戦3組で負けた人は1回戦4組で負けた人と対戦することになります。この対戦で負けた人は、このトーナメント表の線対称のトーナメントに進みます。
また、通常のトーナメント表の2回戦で負けた人、準決勝で負けた人も同様に線対称のトーナメントに進みます。
16人のトーナメントで実例を挙げてみましょう。
Aさんは、1回戦1組を勝ち、ベスト8に進出します。しかし、2回戦で敗れたため、同じく2回戦で敗れた1回戦4組のBさんと5~8位決定戦を行います。これに勝つと5~6位が決まり、敗れると7~8位が決まります。勝った場合には、5~6位が決まった隣の山の人と5~6位決定戦を行い、敗れた場合には7~8位が決まった隣の山の人と7~8位決定戦を行います。
Cさんは、1回戦6組を負け、1回戦5組で負けた人と線対称のトーナメントである9~16位決定戦を行います。これに勝つと9~12位が決まり、敗れると13~16位が決まります。勝った場合には9~12位が決まった隣の山の人と9~12位決定戦を行い、敗れた場合には13~16位が決まった隣の山の人と13~16位決定戦を行います。同様に、その先の順位まで決めます。
このようにすれば、トーナメント戦でありながら、1レース走っただけで終わるということがなく、順位もすべて決まります。また、ポイントや次戦のハンデなども詳細に決めることができます。
具体的な進行方法としては、より人数が多くより下位のトーナメントを優先的に行い、最終的には、16位から1位までの順位が順に決まるようにします。つまり、1~16位決定戦(1回戦)、9~16位決定戦、1~8位決定戦(2回戦)、13~16位決定戦、9~12位決定戦、5~8位決定戦、1~4位決定戦(準決勝)、15~16位決定戦、13~14位決定戦、11~12位決定戦、9~10位決定戦、7~8位決定戦、5~6位決定戦、3~4位決定戦(3位決定戦)、1~2位決定戦(決勝戦)、と進めていきます。

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