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スロットカー・京商Dslot43体験走行会

2011-04-24 15:04:31 | スロットカー
今回は、「京商Dslot43体験走行会」のお話です。

京商が1/43スケールのスロットカーをこの秋に発売することは、これまでも何度も書いてきている通りですが、その体験走行会が4月21日に神奈川・厚木の京商厚木事業本部で行われたので出かけてきました。その時のリポートをお届けします。
体験走行会には、ゲストとプレス合わせてざっと40人ほどが招かれ、ニンコの約20mの4車線トラックで、実際にDslot43を走らせることができました。前半は3分交代で全員が順番に走らせたのですが、後半はフリー走行となって自由に走らせることができ、また、開発陣などのスタッフともたっぷりと話をする時間が持て、かなり有意義な体験走行会となりました。
Dslot43は、同社の1/43 R/C電動レーシングカーであるdNaNoと兄弟関係にあり、ボディは100%共通しており、ノウハウなども同社がRCで培ってきたものが注ぎ込まれています。
シャシーは、車種ごとの専用設計となっており、ガイドや車体後半部分のアクスルとパワーユニットが共用化されています。ガイドは、1/43スケールではピンガイドが一般的になっていますが、Dslot43ではSCXコンパクトと同じく、ガイドフラグがあります。
モーターマウントは独立したもので、ピボットを軸にロールすることによって路面追従性を確保しています。また、内蔵のスプリングでロールとピッチングを抑制しており、リアシャフトにオプションのベアリングを装着することもできます。オプションのセットビスで、ボディの車高位置も調整可能です。
モーターは、1/32スケールのF1などでおなじみのスリム缶で、これらと交換することもできます。また、インラインモーターの後方、リアアクスルの前方にマグネットホルダーがあり、ビスの締め具合を調整することで磁力を変えたり、磁石そのものを取り去ったりすることも可能です。
ボディのディテールは、dNaNoでもおなじみですが、1/43スケールとしてはクオリティが高く、ミニカーと比べても遜色ありません。ボディサイズは、カレラGO!!!、ダイワトーイ(レベル・モノグラム)、ファストレーン(アーティン)の1/43スケールと並べて写真を撮ってみましたが、スケールアキュラシーの高いカレラGO!!!と同一サイズで、トイライクではないことが分かります。
肝心の走りは、ニンコのトラックに向けて磁力や路面追従性などが調整されていたとは思いますが、ノーマルながらもスピード、コーナリング、磁力などは申し分なく、1/32スケールの小型版といった走りをします。これといった不満点はなく、完成度は高いと言えます。
あえて不満点を挙げるとすれば、1/32スケールに比べると少し手ごたえがない感じがすることですが、これは1/24スケールと1/32スケールを走らせても感じることなので、単に車両重量と見た目の大きさの問題でしょう。
第1弾として、ポルシェ962C LH、マツダ787B No.55 ル・マン 1991 優勝車、ポルシェ911 GT3、日産GT-R(R35)、ランボルギーニ ムルシエラゴLP640、ポルシェ カレラGTの6台が発売されますが、価格は3800円(税別)を予定しているとのことです。
第1弾は、レーシングカー2台、ロードカー4台と、少しバランスが偏っている気はするのですが、第2弾、第3弾も予定しているとのことなので、レーシングカーの色違い、GTマシン、ラリーカーなども、dNaNoのラインナップの中から選りすぐって発売されるのではないでしょうか。
私も、GTマシンとラリーカーをプッシュしておきましたので、何とかしてくれると思います。既にあれこれとプランもあるそうなので、状況によっては、それ以上のことも期待できるはずです。
現在のところは、1/43スケールの完成車単品での発売ですが、売れ行きが良ければ、“それ以上のこと”、トラックとのセット販売、1/32スケールへの参入なども考えられると思います。同社でも、粘り強く続けていくそうなので、スロットカーファンのみなさんは、温かい目で見守りつつ、どんどん提案もしてあげてください。
5月14、15の両日にツインメッセ静岡で行われる「第50回静岡ホビーショー」でもお披露目されるので、近くの方はいち早く体験できます。


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