XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)

2008-07-20 20:37:36 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの26号車は、TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)です。トヨタGT-ONE TS020は、かつてはプロスロットから発売されていたのですが、ピニオンギアがすぐに壊れる、シャシーも壊れやすい、など、その評判は芳しいものではありませんでした。やがて、プロスロットは、スロットカーの第一線から身を引いていき、トヨタGT-ONE TS020も過去のモデルとなりつつありました。
しかし、MRRCが、そのボディを引き継ぎ、トヨタGT-ONE TS020をスロットカーの世界に復活させたのです。ボディの軽さはそのままに、インテリアはバキュームで作られ、より軽くするとともに、大きなモーターの搭載をも可能としました。そして、シャシーは全くのブランニューとなり、ギアやシャシーなどの壊れやすさも解消されたようです。フロントアクスルも、4本のM2スクリューで高さと遊びの調節が可能となり、好みのセッティングを施すことができます。
そんなMRRCのトヨタGT-ONE TS020は、スケールオートのブランドでリリースされました。イギリスのMREに、ニンコのレクサスSC430の発売日である5月8日にセットで注文したのですが、MREは私が入っているスケーレクストリック・クラブの会員割引がインターネットショッピングでも効く数少ないショップで、価格が割引価格の£25.32、送料が2台セットで£12.50、1台あたり約6500円でした。
5月13日に到着したトヨタGT-ONE TS020のパッケージは、今時の1/32スケールのスロットカーでは珍しく、ブリスターパックに入れられるという簡素なものでした。ボディも、ウインドシールド、ワイパー、ミラーが別のパックに入れられ、軽量のボディは、屋根の部分が若干歪み、デカールもごく一部が剥がれ、ミラーは無塗装、と、第一印象は好ましくありませんでした。そこで、ミラーを実車と同じ赤に塗装し、ミラー面も鏡面塗装を施し、ウインドシールドやバキュームのインテリアも接着しました。
また、磁石は、無装着のため、モーター直前にピタリと収まるスロット・イットのU字型の磁石を取り付け、リアアクスルの直後にもバーマグネットを貼り付け、ダウンフォースを効かせました。ところが、実際に走らせてみると、ギアとタイヤにも問題がありました。後ろから手で押すとタイヤが回らないぐらい硬いギアのかみ合わせは、ピニオンギアをスロット・イットの10Tに交換することで解消、致命的と言えるほど低いタイヤのグリップも、スロット・イットのP2に交換することで解決。
すると、それ以前は、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイで10.1721秒止まりだったタイムが一気に9.0270秒まで向上、スケールオートの20000回転のロングカンモーターのポテンシャルを生かし、マイカーのトップグループを見据える位置に到達しています。正直、当初は買って失敗したかなと思いましたが、今では主力車種の1台と言えるほどのクルマに仕上げることができたのです。


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