XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・PORSCHE 911 GT1(ARTIN)

2008-04-13 18:16:13 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの18号車は、PORSCHE 911 GT1(ARTIN)です。アーティンは、過去の記事でもお話したように、1965年には1/43スケールのスロットカーを販売しており、21世紀に入ると1/32スケールの市場にもしっかりと根を下ろしています。ポルシェ911GT1は、そんなアーティンの1/32スケールにおける比較的初期のモデルで、2007年夏の時点で既にショップのカタログにすら記載されてはいません。そんな幻のクルマだったのですが、幸いにもeBayでアーティンを得意とするセラーがオークションとして出品していました。私も、これはとばかりに入札したところ、わずか$12.62で落札することができました。しかも、単独なら送料が$14.95かかるところ、スピリットのクラージュC65も落札したため、送料も$4.00プラスで買うことができ、2007年12月19日に発送されました。残念ながら年内には間に合わなかったのですが、2008年1月5日に無事到着しました。
このクルマは、アーティンらしく、プラスチックケースでなくビニール袋に入れられただけで、ボディも他のメーカーのようなクリア塗装などの仕上げが施されていないのかプラモデル的な質感がありましたが、ボディデザイン、ペインティング、デカールはまずまずのレベルにあります。走りは、評判通りのマイルドさで、1万3000回転のモーターはパワーがなく、磁石はなぜか装着位置には着けられておらず、ノーマグネット状態でした。アーティンは、シャシーが他のメーカーのクルマよりも厚いため、磁石の吸着力がかなり強くないとシャシーの内側に磁石を装着しても効果を発揮できないため、これまでのアーティン車と同様にシャシーの路面側に十分にロードクリアランスを確保できるように磁石を貼り付けて、ダウンフォースを確保。タイヤのグリップも弱いため、シリコンタイヤのインディグリップスを装着しました。これにより、コーナーでの安定性も少しは向上しました。
また、モーターもマイルドすぎるため、プロフェッサーモーターのホットロッドプロに換装、ピニオンギアも劣化のせいか空転するため、やはり、プロフェッサーモーターのピニオンギアに交換しました。これらの措置により、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイでも、12秒を切ろうかというところまでは持ってきています。同じアーティンのサリーンS7Rがプラフィットのラビットモーターにオートマンのウレタンタイヤ、このクルマがプロフェッサーモーターのホットロッドプロにインディグリップスのシリコンタイヤ、と違いがあり、タイムも拮抗しており、遅いながらも興味深い争いになっています。