私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。
私の1/32スケールのスロットカーの17号車は、COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)です。私は、同じスピリットのレイナード2KQのセッティングとチューニングにはてこずっていたのですが、走りに重点を置いてまじめに取り組んでいるメーカーだけにポテンシャルはあるのではないかと考えてはいました。そんな折、スピリットからブランニューシャシーを搭載したクラージュC65がリリースされるという情報が入ってきました。そのシャシーは見た目にもこれまでのシャシーとは大きく異なるため、スピリットが本気モードになって取り組んだという雰囲気がひしひしと伝わり、私が好きなスポーツプロトタイプカーでもあり、今度は走るかもしれないと購入を決意させるものがありました。
そして、例によってeBayでスピリットを得意とするセラーから、オークションで激闘の末に$60.50で勝ち取りました。同じ2007年12月19日にもう1台も競り落としたため、送料が$4.00上積みするだけで済むため、年内に手に入れたいこともあって奮発したのです。そんなクラージュC65は、同日に発送されたのですが、残念ながら到着したのは2008年1月5日で、正月に訪れたミニカーギャラリーFやジルチ オートワークスに持ち込むことはできませんでした。クラージュC65は、レイナード2KQの質実剛健でカシッとした作りとは異なり、ボディもシャシーも薄く、とても軽く作られています。また、ボディにシャシーを固定するネジは途中までしか溝が掘られていないタイプで、ネジをいっぱいに締めてもコーナーでの横Gをボディに逃がせるボディフローティング構造になっていました。 しかも、モーターマウントもシャシーとは独立したフローティング状になっており、モーターの両横とガイド後方のサスペンションで支えられています。この強度を調整することで、ここでもコーナーでの横Gを逃がせるのです。前輪の高さもネジで調節できるようになっており、ピニオンギアとクラウンギアのかみ合わせやガイドの動きもスムーズになっています。つまり、スピリットが徹底的に走りにこだわって大胆なモデルチェンジを施してきたモデルだというわけです。ただ、旧シャシーの特徴だった磁石による強力なダウンフォースは失われており、あたかもノーマグネットカーでもあろうかというほどダウンフォースが効きません。タイヤも、削ってもグリップせず、コーナリングはかなりのウィークポイントになっていました。
そこで、モーター前の磁石を強化するとともに、モーター背後にも磁石を追加したのですが、そこは磁石を取り付けられるスペースに乏しいため、少し苦労させられました。また、タイヤも、スロットカーズ・ヨコハマなどの営業サーキットではお話にならないため、手持ちのインディグリップスに交換しました。モーターは強力でブレーキも良く効くため、直線では長くスロットルを開けていられるのですが、コーナーはここまでやっても弱いため、多くのコーナーでパーシャルスロットルを要求され、気難しいクルマになっています。スピリットの本気が窺えたクルマではありますが、旧シャシーに引き続いて苦労させられており、いつになったらベストのチューニングとセッティングが施せるのか、まだまだ終着点が見えません。
私の1/32スケールのスロットカーの17号車は、COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)です。私は、同じスピリットのレイナード2KQのセッティングとチューニングにはてこずっていたのですが、走りに重点を置いてまじめに取り組んでいるメーカーだけにポテンシャルはあるのではないかと考えてはいました。そんな折、スピリットからブランニューシャシーを搭載したクラージュC65がリリースされるという情報が入ってきました。そのシャシーは見た目にもこれまでのシャシーとは大きく異なるため、スピリットが本気モードになって取り組んだという雰囲気がひしひしと伝わり、私が好きなスポーツプロトタイプカーでもあり、今度は走るかもしれないと購入を決意させるものがありました。
そして、例によってeBayでスピリットを得意とするセラーから、オークションで激闘の末に$60.50で勝ち取りました。同じ2007年12月19日にもう1台も競り落としたため、送料が$4.00上積みするだけで済むため、年内に手に入れたいこともあって奮発したのです。そんなクラージュC65は、同日に発送されたのですが、残念ながら到着したのは2008年1月5日で、正月に訪れたミニカーギャラリーFやジルチ オートワークスに持ち込むことはできませんでした。クラージュC65は、レイナード2KQの質実剛健でカシッとした作りとは異なり、ボディもシャシーも薄く、とても軽く作られています。また、ボディにシャシーを固定するネジは途中までしか溝が掘られていないタイプで、ネジをいっぱいに締めてもコーナーでの横Gをボディに逃がせるボディフローティング構造になっていました。
そこで、モーター前の磁石を強化するとともに、モーター背後にも磁石を追加したのですが、そこは磁石を取り付けられるスペースに乏しいため、少し苦労させられました。また、タイヤも、スロットカーズ・ヨコハマなどの営業サーキットではお話にならないため、手持ちのインディグリップスに交換しました。モーターは強力でブレーキも良く効くため、直線では長くスロットルを開けていられるのですが、コーナーはここまでやっても弱いため、多くのコーナーでパーシャルスロットルを要求され、気難しいクルマになっています。スピリットの本気が窺えたクルマではありますが、旧シャシーに引き続いて苦労させられており、いつになったらベストのチューニングとセッティングが施せるのか、まだまだ終着点が見えません。