XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート03.01

2008-03-01 16:57:44 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート03.01です。日曜日の定例記事もあります。

1週間に2回、スロットカーズ・ヨコハマで走らせたことはあるのですが、2日連続というのは初めてになります。きょうは、テレビ番組「スロットカーズGP」の収録があり、収録中の雰囲気はどんなものか見たかったのと、過去のデータを調べると土曜日の午前中がトラックが軽かったので、久しぶりにその時間に行ってみようということで、2日連続になりました。金曜日に行ったのも、実は、近くにオープンしたエディオンのオープニングセールとセットにしたもので、たまたま2日続きになったというわけです。例によって富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.4549秒R
2. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.8529秒
3. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 9.1032秒R
4. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.4376秒
5. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.4802秒R
6. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.5755秒R
7. モスラーMT900R(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 9.6775秒
8. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.6922秒R
9. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.7985秒
10. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 9.8364秒R
11. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 10.0145秒
12. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 10.0918秒
13. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 10.1787秒
14. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 10.1989秒
15. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 10.4419秒
16. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 10.8203秒
17. レイナード2KQ(REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)) 10.9283秒
18. フォードGT(FORD GT 2007 CLUB MODEL(SCALEXTRIC)) 10.9585秒
19. サリーンS7R(SALEEN S7R LE MANS 2001(ARTIN)) 11.6968秒
20. ポルシェ911GT1(PORSCHE 911 GT1(ARTIN)) 13.4735秒
21. シボレー・コルベットC6R(CHEVROLET CORVETTE C6R(SCX)) 14.5217秒

過去のデータを見ると土曜日の午前中はトラックが軽いということになるのですが、やはり、データ通りにトラックが軽かったです。トラックが通電すると港北みなも内のほこりが付着するためトラックが汚れ、グルーと汚れの相乗効果によりトラックが重くなります。この際に、ほこりが勝っていると、滑りやすい路面ということになります。ところが、台数が走ると、トラックのほこりによる汚れが取れ、しかも、グルーが適度に効いた状態になります。金曜日の夜は賑わっていて、営業終了間際にはこの状態になり、しかも、土曜日の午前中は営業開始直後で館内にそれほどほこりも舞っていないため、トラックが軽い状態に保たれている、ということなのかなと思います。もちろん、土曜日の午前中でも、軽くない時もあるとは思いますが・・・。
さて、そんなコンディションで、笑ったクルマもあれば、泣いたクルマもある、という結果になりました。笑った組は、チューニングとセッティングが決まり、スロットルを緩めるコーナーが1~2ヵ所だったり、もう少し多くても全開に近いスピードで曲がれるクルマ。泣いた組は、スピードが勝っていて、チューニングとセッティングを重いトラックで仕上げており、軽いトラックの走行経験が乏しく、コントロールが難しいクルマ。今回は、6台が自己ベストを更新したのですが、それらはすべてトップ10に入っており、笑ったクルマということができるでしょう。逆に、泣いたクルマは、ポテンシャルが高く上位に入っているクルマもありますが、残念ながら下位に沈んでしまったものもあります。
笑ったクルマの筆頭は、カレラのフェラーリF2005です。8.4549秒と2ヵ月ぶりに自己ベストを更新するトップタイムを叩き出しています。ニンコのフェアレディZも、机上の計算ではトラックが軽ければ出せるはずの9.1032秒を予想通りマークして、3位の座を奪還しています。安定性の高いクルマで、やはり、トラックが軽い際に8秒台を出すことが目標になります。マイカーの中では古株になるクアトロックスのNSXとフェアレディZも、約3ヵ月ぶりに自己ベストを更新しています。前者が9.4802秒で5位、後者が9.5755秒で6位、と、久方ぶりにスッキリさせてくれる速さを魅せてくれました。カレラのプジョー908HDI FAPは、全開で走れるコーナーが少なく、転倒しやすいのですが、少しスロットルを緩めればOKのため、それなりの安定感はあり、8位の9.6922秒で自己ベストをマークしています。カウルのライトニングマックイーンSも、初の9秒台となる9.8364秒で10位です。
泣いたクルマは、以下のクルマたちです。スロット・イットのBMWマクラーレンF1GTRは、安定した速さがあり、僅かずつながらも自己ベストを更新し続けていたのですが、今回は8.8529秒の2位に終わっています。元々、チューニングとセッティングがシビアなクルマで、重いトラックで仕上げてきただけに、急に軽いトラックになるとドライビングが難しくなってしまいました。ニンコのモスラーMT900Rも、モーター交換したことでパワフルさを取り戻したのはいいのですが、8秒台を出していた頃にスロットルを緩めないで回れたコーナーでも、スロットルを緩めないと回れなくなってしまい、9.6775秒で7位に終わっています。スピリットのクラージュC65、カウルのライトニングマックイーンDも、スピードが勝っており、それぞれ、10.1989秒の14位、10.8203秒の16位、と沈んでいます。スケーレクストリックのルノーF1 2007とクアトロックスのスープラは、マイナートラブルの発生です。