Ruby の会

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ワクチン接種予約~続編

2021-05-09 | 健康

 今朝(5/9・日曜日)の全国紙に、👇のような全面広告が掲載された。 「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まりました」との、政府広報(厚生労働省)です。 ワクチン接種を受ける順番、市区町村から「接種券」が届くことなど書かれている。

 2番目の絵を見てください。 スマホと電話で予約している。 この絵に当てはまらない人~スマホを持たない、耳が遠くて固定電話も使えない、一人暮らしで代わりにやってもらう人もいない人はどうするのだろう。

 連休前に予約できた自治体(小矢部市など)もあったらしいが、高岡市では5/6(木)の連休明け、午前9時から受け付け開始だった。 私は、その日昼前から出かける所があり、午前中短時間しか空いていなかった。 前日、近所の美容師さん(私と同じかかりつけ医)や、たまたま用事で電話をしたSE子さんと話して、やはりQRコードを読み取るのが手っ取り早いのでは?との心づもりをしていた。 何度かやり直しをしつつ、30分余りで完了し、二人にはラインで伝えた。「もしまだなら、大丈夫! できるよ。」と。

 夜、息子にラインをしたら…。 一時的に全国の電話回線が不安定になり、会社の電話も繋がらなくなる一幕があったそうだ。 会社の同僚の中にも、それぞれの父、母の予約が上手く処理できず、焦っていた人もいた。 で、息子が私のことを話したら、皆が口を揃えて、「〇〇さんのお母さん、スゴイですね~!!」 「QRコードを自分で読み取って、自分で処理できちゃうんですか?!」 「おいくつなんですか? え?! 83?!」 と、エラク驚かれ、かつ感心されました(年齢を2歳も上乗せしている?)、とラインが届いた。

 よっしーちゃんも実家のお父さんと固定電話で連絡しながら、スマホで予約してあげたと言っておられる。 直に市役所まで出かけた人もいた、と謡の会の友人が言っておられた。 耳が遠くて補聴器をつけても電話通話ができず、スマホもない先輩がどうされたか、とても気になっていた。 eメールで聞いてみると、その日一日中暇さえあればファックスを送り続けたそうだ。 なかなか受け取ってもらえず、寝る前にもう一度送ったらどうやら届き、日は未定だが受けられそうだと喜んでおられた。

 ファックスか! なるほど、発想の転換だね、素晴らしい!と最初は感心したが、そこまで行くともう悲劇としか言いようがない。 90歳近い老人にそこまでさせるやり方ってどうなの? しかも、一日目で予定数の上限に達したから5/6日でひとまず打ち切るそうだ。 6月の分は5/18日から再開すると言うのだ。 こんな予定も事前に全く知らされていない。 

 見通しのない、やっつけ仕事、データだけ見て企画する甘さ、実態を知らない、実務能力の無さ…政府官僚か市役所職員かしらないけど、「今どきの若いモンは~」とボヤいたら、「そう怒らないで…」と息子にたしなめられた。 娘は「怒れば元気が出るよ!」と励ましてくれたが…。


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