Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

千保川の桜

2017-04-12 | 自然・海山草花

 ”春” と言えば季節の変わり目、気温が上がると同時に花の芽、草の芽が顔を出し、手入れしない我が家の庭にもムスカリやチューリップが花をつけ始めた。
 人の動きも変わる。お隣の空き家へ埼玉に住む娘さんご夫婦が久しぶりに帰って来られた。年暮れ以来かなぁ。こまめによく帰り、片付けや手入れをして行かれる。また、友人の娘さんが私の町内にお引越しをされ我が家を訪ねてくださった。

 他にも来客があり、ようやく和室のお雛様を片付けた。玄関の木目込み人形のお雛様は早めに仕舞ったが、和室のは延び延びになっていた。今年は和室まで入ってお雛様を見てくださったのは月忌参りのお寺さんと義妹だけ。ま、冬の寒い間来客がなかったということだ。だんだんこんな生活になるのかも?

 4/10(月)、買い物の帰りに千保川に寄った。バローに車を止めたまま土手へ出る。夕方で日が陰り風も冷たかったが、土手の道を歩く人はけっこう多い。保育園帰りの兄弟を連れた若いママさん、姉弟の孫とベンチに座るおじいちゃん、ご夫婦連れの散歩姿も何組か…。
  今年は鴨がとても多い。家族が増えたのかも。餌を啄ばみながら下流から南星橋に向かってゆっくりと上ってくる。   

    

 

 すれ違う人と会釈を交わか、一言、二言話すだけなのだが、しばらく立ち話をした女性がいた。定塚町から市内バスの「こみち」に乗り木津橋の近くで降りて、川沿いを南星橋に向かって歩いて来られたとか。富山の松川べりにしようかな、と思ったけど千保川の桜にした、と話される。81歳、ご主人の13回忌を済ませたところ。近くに子供さんが住んでおられる様子。朝夕の小学生の見守りボランティアを続けている…と、短い時間に話された。「またいつかお会いしましょう」と別れた。

 👇 下流に向かい、「木津橋」を眺める。

 👇 木津橋の手前に北陸本線の線路の橋。

 👇 上流に向かい、南星橋を眺める。

 11日(火)は雨風だったが、たぶんまだ散らずに花のトンネルの姿をとどめていることだろう。今日は晴れ間に溝掃除をしないと、町内の掃除日は「芙蓉会」だ。溝掃除も春の訪れとともにやって来る。