昨年の今頃もアップしたが、今年も、9/20(日)に高岡文化ホー
ルで、宝生、観世、和泉流三派合同能楽鑑賞大会が開かれた。
たまたま、富山教文会館での自遊塾「歌と文化で学ぶ韓国」の
講座と重なり、諦めていたがどうしても観たくなり、両方掛け持ち
をした。
「こども教室」は今年でたぶん5年目。まず、太鼓4名、笛4名、謡
7名による連調連管(お囃子とお謡いのアンサンブル)「竹生島
(ちくぶしま)」だ。それぞれ、上田先生、瀬賀先生、山崎先生が
後見につかれる。去年よりさらに上達し、一糸乱れぬ息の合った
演奏が最後まで続いた。公民館まつりで同じ「竹生島」をやるの
で、太鼓の子たちに自然と眼が向く。誰かの手がちょっと狂った
かに見えるがすぐ皆とリズムが合っているのにはオドロイタ。
子どもはすごいわ。負けずに頑張らないと。入退場の時、先生方
が手を貸さんばかりに声をかけておられるのがほほ笑ましい。
その後、お謡いの7人が1人ずつ仕舞を披露した。ずっと続けて
いる子もいて、長い難しい曲を落ち着いた舞いぶりで足踏みも堂
に入っている。
11時半頃富山へ向かう。講座の終わる時間の少し早めに出て、
文化ホールへ戻ったが、やはり能は前半が終わっており、ちょうど
「中入り」からだった。「鞍馬天狗」の後シテが大天狗になって
現れ、薙刀を持った牛若丸に中国の故事を語り、兵法の秘伝を授
け、名残を惜しみながら去る場面。大天狗と牛若丸の心のふれあ
いにしんみりする。この牛若丸が山崎先生のお孫さんだ。澄んだ
きれいな声で気持がこもっている。地謡に合わせ、天狗とからむ
仕草も自然だ。
前半の鞍馬山の花見の場面で、お謡いの子たちが平家の稚児
になって出演したらしい。皆、ずっと能楽が好きで、お稽古を続け、
高岡の能楽を引き継いで行ってほしいものだ。
ルで、宝生、観世、和泉流三派合同能楽鑑賞大会が開かれた。
たまたま、富山教文会館での自遊塾「歌と文化で学ぶ韓国」の
講座と重なり、諦めていたがどうしても観たくなり、両方掛け持ち
をした。
「こども教室」は今年でたぶん5年目。まず、太鼓4名、笛4名、謡
7名による連調連管(お囃子とお謡いのアンサンブル)「竹生島
(ちくぶしま)」だ。それぞれ、上田先生、瀬賀先生、山崎先生が
後見につかれる。去年よりさらに上達し、一糸乱れぬ息の合った
演奏が最後まで続いた。公民館まつりで同じ「竹生島」をやるの
で、太鼓の子たちに自然と眼が向く。誰かの手がちょっと狂った
かに見えるがすぐ皆とリズムが合っているのにはオドロイタ。
子どもはすごいわ。負けずに頑張らないと。入退場の時、先生方
が手を貸さんばかりに声をかけておられるのがほほ笑ましい。
その後、お謡いの7人が1人ずつ仕舞を披露した。ずっと続けて
いる子もいて、長い難しい曲を落ち着いた舞いぶりで足踏みも堂
に入っている。
11時半頃富山へ向かう。講座の終わる時間の少し早めに出て、
文化ホールへ戻ったが、やはり能は前半が終わっており、ちょうど
「中入り」からだった。「鞍馬天狗」の後シテが大天狗になって
現れ、薙刀を持った牛若丸に中国の故事を語り、兵法の秘伝を授
け、名残を惜しみながら去る場面。大天狗と牛若丸の心のふれあ
いにしんみりする。この牛若丸が山崎先生のお孫さんだ。澄んだ
きれいな声で気持がこもっている。地謡に合わせ、天狗とからむ
仕草も自然だ。
前半の鞍馬山の花見の場面で、お謡いの子たちが平家の稚児
になって出演したらしい。皆、ずっと能楽が好きで、お稽古を続け、
高岡の能楽を引き継いで行ってほしいものだ。