城端曳山祭 ’16 ①4月初めに「犬山祭」を見てきたら、久しぶりに故郷 城端の曳山祭りが見たくなった。急に思い立ち、提灯山の桟敷席とお弁当を注文した。2,3日前のKi新聞に、一番山「大黒天」の写真と時......
👆は、昨年の城端祭の私のブログです。
今年は、「ユネスコ無形文化遺産」に指定されて初めての年。5/5日朝、姫ちゃんのプリウスで茶々姫さん、なはさんと共に出かけた。町営グランで車を止め、私の友人宅を2軒訪ね、「桂湯」の小物売り店を覗いてから、大工町へ行く。ちょうど1番山の西上町の竹田山(恵比須さん)が小路から出て来て屋根を直したところ。いつもよりずっと多い人出。(曳山と庵屋台は6町にあり、庵屋台、曳山の順に町を巡行する。)
次に2番山東下町の大黒様。両側の屋根を折り上げて小路を抜けて来たところ。
👇 屋根を片方ずつもとへ戻します。まず、右を降ろし…左を降ろします。
👇 屋根を元に戻してニコニコ顔の大黒様。
👇 3番山 出丸町の「布袋様」。
「曳山弁当」を注文していたので、曳山会館横の臨時観光案内所へ取りに行こうとしたが、もう曳山紹介や庵唄披露が始まっている。いつもなら横から抜けていけるのに椅子は満席、隙間もなく、遠回りしてようやく4人分を受け取る。
別院の広い本堂でゆっくりいただくつもりが、もう法話が始まっている時間。横の欄干下に腰をおろしてお説教を聴きながら食べた。
ちょうどその頃、別院へ向かって進んできた曳山が右折するところ。👇は、4番山西下町の「尭王」と庵屋台。
👇 5番山 東上町の「寿老」が香具師の前で待っている、のではなく、庵唄を所望する家の前で待っている。
👇 5番山 東上町の庵屋台。屋台の中では、若連中が笛、三味線に合わせ端唄「宇治茶」を唄っている。全部の町内の唄を聴いたわけではないが、今年はことさら心に沁みる声色、節回しだった。
👇 別院前。男性客がけっこう多い。
👇 最後の6番山、大工町の「関羽・周倉」も庵唄所望の間、交差点の真ん中で待っている。ここで、紋付き袴の同級生のHAくんと長い立ち話をしていて皆さんを待たせてしまった。
この後、「田村萬盛堂」でコーヒーとケーキで一休み。さあ、出丸坂のUターンを見なくちゃ。去年は別院で法話を聴いていて見そびれたのだった。6基の庵屋台と曳山が通り過ぎた町。正面に袴腰山が見える。
さて、出丸坂へ向かうと…。ちょうど6番山「寿老」のUターンが始まるところ。拍子木を構えて…。
U ターンを終えて坂を上ります。
👇 坂を上り帰って行く5番山と最後の6番山、大工町の「関羽・周倉」のすれ違い。道路を広くしたので悠々とすれ違いができる。
👇 最後の6番山と庵屋台がゆっくり坂を下りてきます。
👇 庵屋台の中で庵唄を唄っているのを並んで聞いている若連中。
👇 曳山の皆さんも聞いている。
👇 所望宿。
👇 屋台は坂の下でターンをして先に帰って行く。曳山は今から坂の下でターンします。
踏ん張って、少しずつ下ります。ギューギューと言う音。「ぎゅー山」と言われる所以です。
👇 一気に回ります。
👇 回り終えて…。
👇 押しながら坂を上る。
👇 ホッとした観衆も曳山と一緒に街に戻ります。
👇 夜の「提灯山」の準備。曳山にも庵屋台にも提灯を下げる。
👇 早い町内は、もう提灯をつけ終わり夕食でしょう。
私たちも、高岡へ帰る途中で夕食にしましょう。