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ブリスベーン港での思い出

2015年09月17日 19時47分39秒 | 出会いと経験



この写真、日本の和室のようだけれど、オーストラリア、ブリスベーン港に停泊中の商船三井「にっぽん丸」の和室での一枚。

私は、23歳の頃、総務庁(現在総務省)「青年の船」事業に参加した。日本人団員307名、各国からの招聘青年50名が、ひとりひとりが自ら各種の研究テーマを設定し、船内における研修や寄港地での視察、交歓会などを通じ、そのテーマを追求し学んだ。

日程は、昭和59年1月26日東京港を出航し、50日間にわたり、オーストラリア・ニュージーランド・トンガ王国・西サモアを訪問し、3月15日帰国。

その当時、私は延岡ローターアクトクラブに所属し、地域づくりやボランティア活動、リーダーシップトレーニングなどの活動をしていた。世界各国にも同クラブが活動しており、10万人の会員がいたと記憶している。この旅を通して、同じ活動をするオーストラリア、ブリスベーン地区メンバーに、会ってみたい、そして話したいとの思いから、初めてのエアメールを送った。

英語が堪能でもなく、想いが強いだけの私だったが、気持ちが通じたのか、面会の約束をいただいた。
2月8日、ブリスベーン地区メンバー代表10名と、私が船内で呼びかけて集まってくれたメンバーが食事を共にし、船内にて多くの語らいが出来たことが今でも記憶に焼き付いている。

特に地区代表クレイムさん(左下)とは、「これからも自分達の住む地域をより住みやすい街にしよう」とお互いに語り合った。たとえカタコトの英語でも、伝えたい何かがあると通じると、この旅で知った。


(相変わらずおバカな私です)

音楽が好き、それだけの私が、多くの先輩に引き上げられて、社会奉仕活動に参加することができた。また、ロータークラブ活動やこの青年の船活動などを通して、果てることのないエネルギーをもらったように思う。そして以後30年間さまざまな活動が続けることができ、家族にも感謝している。

これからも、お世話になった方々へ恩返しのつもりで、後輩や仲間の役にも役立てるよう楽しみながら活動を続けていかんとね。



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