お正月と朝の時間をつかって、読んだ本3冊。マニュアル的な本ばかりで恥ずかしい限りだが、使える技術をたくさん得た。
「人生を変える手紙」では、メールやSNSでの気軽なコミュニケーションが利用される中、敢えて手紙を書くことで、送る方に希望通りのリアクションを得ることができた事例と例文が紹介されている。
私は遠く離れた家族に対して、知人へ手紙を書くことが多い。手紙の良さは何度でも書き直すことができる、そして相手の手元に残ること。自分の気持ちにも向き合うことに機会なることだ。そんなこともあり、これまで手紙を利用し、コミニュケーションの手助けとなっている。
依頼やお礼、お詫びなど、人生のシーンで、いかに相手に想いを伝えることができるか?改めて手紙はその重要なツールと気付いた一冊。
この本は、スタディプランナーとも言える一冊。これまで発行された本を一冊づつ客観的に評価し、良い点、悪い点をあぶり出している。
各章ごとにまとめと、ポイント一覧表をつけている親切な本。たくさんの勉学に対するアドバイスが掲載されている。
私は、当面3つのことを実践することとした。
1,勉強する前の、ウォーミングアップ(予習)、終わった後のクールダウン(振り返り)をおこなうこと。
2,学びに1としたら復習に4倍かけること。(脳への知識の定着は復習によってもたらされる)
3,1日3時間しか勉強しないなどと決め、「締切効果」で集中力を高める。
今月末にエンカウンターグループを体験予定のため購入。すでに絶版となっており、手に入れるのに一苦労した。
和訳してあり、通常の日本語での表現とことなり、言葉の意味が深く、集中して読むことで、なんとか理解ができた。
内容の内容は、来談者中心療法の創始者カール・ロジャースの人間観をベースした、エンカウンターグループについての解説本で、入門書。
エンカウンターグループでのやりとりはもとより、経験した方の感想、ロジャースの知見などが書かれている。
この本で、ロジャースに人間観について触れることができたことが一番の収穫で、カウンセリングへの姿勢がより明確になったように思う。
ロジャースは、「人間の存在を、そして全ての有機体を基本的に信頼する。人間は暗い部屋の中でわずかな光に向かって伸びるじゃがいもの芽という例を好んで挙げ、全ての有機体には、生来の可能性を建設的な方向に成就しようとする基本的な傾向があり、人間にも複雑で完全な発達へ向かう傾向があると考えた」と記載されている。
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