これまでも何度かクライマックスがあったけれども、今回が間違いなく前半戦の超・クライマックス。
ストーリー展開はもちろん、作画から背景から音楽から何から何まで凄い、超・気合入りまくり。
熱い30分でした。満腹。
穴掘りシモンと螺旋王ロージェノムの激突。
肯定する姫ニアと否定する王ロージェノムの再会。
決着、そして残された謎。
と見所満載&後半戦が既に超・気になります。
■前半戦の真・クライマックス
のっけからキテましたよ。
だって、
これは運命と戦い続ける男の物語
#ここまではいつも通り
#その後が…
今、男の前に運命がその姿を現そうとしていた
ですよ。
なんかこれでぐっときちゃいましたね。
この後序盤からずっとウルウルしながら観ちゃいましたよ。
個人的にこの第15話の見所は4つあったかなー、と思っていて、
1.シモンとニアを送り出す大グレン団の面々
2.シモンとロージェノムの対決
3.ニアとロージェノムの再会
4.明かされる言葉と残される謎
ですね。
時間がもっとあれば全部細かく書いちゃいたいくらいですが、長く書いても纏まらないので(笑)、この4つにフォーカスして感想を少し。
■1.熱いぜ大グレン団!!
全編通して熱いのがグレンラガンの特徴ですが、このAパートも良かったなぁ。
今回のAパートを丸々使って、シモンとニアを大グレン団のメンバーが全力を尽くして宿敵ロージェノムへと送り届けるわけじゃないですか。
もうなんかこれだけでウルウル来ちゃいましたね。
迫り来る敵を前に、絶体絶命的な状況を迎えて、それでもシモンとニアを信じて送り出す、これが大グレン団だよな。
そう、行くのはシモンとニアじゃないとダメなんです。
どんな困難な状況でも、アニキの死を乗り越えて頑張ったシモンにみんなが想いを託す、お前が行けと。
そして新たに加わったニアについては、みんな分かってるんですよね。
ニアが良い子で、そんな良い子を捨ててしまった螺旋王が許せなくて、ニアには一言文句を言う権利がある、と。
だからリーロンの
ロシウ、忘れたの?
この子はお父さんに文句言うためにここまで来たのよ
一途な女の想い、遂げさせてあげるのもいい男の条件よ
になってるわけで、これって大グレン団のメンバーの代弁なんだよね。
男だよなぁ(一番男っぽくないけど(笑))。
そんなニアの背中を押すようにココ爺が扉を開けて、飛び出していくニア。
ここでかかるしょこたんの『happily ever after』がまた熱い。
#第11話の挿入歌としても使われたよね。熱い展開にはこの曲だよね。
更に、二人を送り届けるために、無茶を承知で突っ込んで、機関部が爆発しても二人に心配をかけまいと平然とするクルーたち。
あんたら、男だよ(ヨーコもいるけどな)。
まさに大グレン団の総力結集なAパートでした。
■2.対決!!
Aパート終了とBパート開始のアイキャッチからして既にカッコよかった。
Aパートがシモン&グレンラガン、Bパートがロージェノム&ラゼンガンなんだよね。
もうここから戦闘開始、既に燃えるよね。
螺旋の男
螺旋の力
まだまだ謎に包まれた言葉だけれども、このとき二人がそれに該当していることは間違いなくって、このバトル、逆転に次ぐ逆転の大バトルでした。
#テンポも作画も演出も音楽も全部良かった!!ラゼンガン、かっこいー!!
でも何がカッコよかったって、そりゃシモンですよ。
何度挑んでも、全てにおいてその上を行く螺旋王。もう圧倒的。ラ○ウ様クラス!!
そんな圧倒的な螺旋王の前でロシウの心が折れそうになったとき、シモンは
諦めるな
無理を通して道理を蹴っ飛ばすのが俺たちグレン団なんだよ
ロシウ
俺を信じろ
お前を信じる俺を信じろ
俺たちはまだ戦える
。・゜・(ノД`)・゜・。
この瞬間、シモンの背中にカミナが見えましたよ(涙)。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
起死回生を狙ったラガンインパクトですよ!!
でもダメ!!
螺旋王には寸でのところでかわされちゃう。
もはや打つ手なしか!?と思ったときに、
ガタガタ言ってんじゃねー!!
負けねーんだよ
ニアが、ヨーコが、ロシウが、リーロンが、キタンが、ダヤッカが、大グレン団のみんなが
俺を信じてるんだ
アニキが信じた俺は
俺が信じる俺は
お前なんかに絶対負けねーんだよ!!
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
ここで更に起死回生のドリル!!
しかーし!!これでもまだ終わらない!!
螺旋王、ガンメン乗り捨て!しかも生身のほうが強いし!!
どないなっとんじゃい!!
#螺旋の力はガンメンより強いってことだ。
一方的に生身でラガンとシモンを殴りつける螺旋王、強過ぎ!!
そこでニアちゃんだ。
シモン
シモンを信じる心がシモンの力になるのなら
私は全力であなたを信じます
だから
勝って!!
もう絶体絶命の大ピンチ。
もうダメ!!と思ったそのときに、
更に、更に起死回生のコアドリル!!
俺はシモンだ
大グレン団のリーダー 穴掘りシモンだ
お前が壁となって俺の前に立ちふさがるなら
いつだって風穴開けて突き破る
それが 俺のドリルだ!!
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
逆転に次ぐ、逆転。
シモンの成長がココまで来ましたよ(涙)。
月並みで恐縮ですが、凄いバトルでした。
ずっとアニキの背中に隠れていた少年が、そのアニキの死を乗り越えてココまでやってきました。
俺なんか…、とずっと言っていた少年がここまできましたよ。
俺がシモンだ、と胸を張って自分を主張できるまでになりましたよ。
これがあるから少年の成長物語はやめられないねぇ(涙)。
シモンはこんなに大きくなりました。
■3.再会!!
シモンとロージェノムの戦いが物理的なものであるとするならば、ニアとロージェノムの戦いはイデオロギーの戦い、みたいな。
興味が無くなったからと言って娘(ニア)を捨てた王と、誰からも見捨てられそうになったシモンを復活させた姫の対決。
これが今回の僕の密かな見ものだったんです。
結論から行くと、バトルどころか、咬みあいさえしなかったんです。
その会話はこんな感じ。
無知とは恐ろしいものよ
お前たちは自分を正義と信じておるのかもしれないが、この世界を守っているのはワシなのだ
このロージェノムこそが人類の守護者なのだよ
人を殺す守護者などありはしません
この世界が間違っているとお気付きにならないのですか?
ニアよ
ワシの創った世界こそが人が生き残る唯一の道なのだ
そこから外れたお前たち
これ以上好きさせておくわけにはいかん
人類のために…、死ぬが良い
ニアは本当に良い子なので、螺旋王が自分を捨てたことに対してもう頓着してないんですよね(グレン団のみんなもいたし、シモンもいた、自分の居場所を見つけたんですね)。
だから螺旋王には、そんな仲間がいるこの世界をこんな風にしてしまって、一体どういうつもりなのか、その過ちのほうを問いただしたかったわけなんです。
し・か・し、返ってきた答えは「お前ら全然分かって無い」でした。
しかも「人類のために死ね」ですよ。
つまりこの問答は問答にすらなっておらず、実は螺旋王よりももっと上位のレイヤーで問題があって、螺旋王の創った世界がどうこうというのもあるんですが、そこだけでは解決しない、と言っているわけなんですよね。
ここは上手いなぁと思いました。
これってニアにもう一段上のステージで対極しないといけない「何か」があって、今回ニアは肩透かしをくらうくらいの感覚を受けたかもしれないけれど、彼女の本当の良さが発揮される、本当の勝負をしないといけないのはもっと後なんだ!!ってことなんですよね。
ここで螺旋王を改心させる、とかそういう次元じゃなくなっちゃったんだ。
こういう表現とか演出って上手いなぁ、としみじみ思っちゃいました。
でもさ、何となく、
シモン
シモンを信じる心がシモンの力になるのなら
私は全力であなたを信じます
だから
勝って!!
と言えるニアちゃんだから、この先のステージではシモンと一緒に頑張って欲しいよ、ほんとに。
だから、螺旋王を見送るニアちゃんが、
さようなら お父さま
私は明日へ向います
と言ったのは、螺旋王という父親を改心させることが出来なかった後悔もあるかもしれないし、いろんな思いが去来しているのかもしれないけれど、何気に聡いニアちゃんだから、この先にまだ大きな問題・謎があって、前に進まないといけない、明日へ向うんだという、かつては王の人形のように育てられた、しかし、今はシモンたちと出会って、自分の足で立つことを決めた、そんなニアの決意表明だったのかもしれないな、なんて思っちゃいました。
うん、ニアちゃん、頑張れ。
■4.残る謎!!新展開!!
おお、ここで第1話の冒頭のシーンに繋がるのか!!と思う言葉が出るわ出るわ(笑)。
本当の敵、それは「次元大幕府(字があってるかどうか分からない(笑))」。
ロージェノムは前述した台詞以外にも気になることを言いまくりなんだけど、
中々強い螺旋力を持っているな
その力が滅びをもたらすとも知らずに
教えてやろう、その愚かさを
かつてお前のように戦った男が居た
その行いが人類を滅ぼすことになるとも知らずになぁ
あの第1話の冒頭、あれがその男なのか、それともあれは成長したシモンなのか?とか妄想は止まらないんですが、妄想を交えて結論から言うと、螺旋の力ってのは非常に強大な力を持っていて、そういう力を人間は秘めているから、ロージェノムはそんな人間が出てこないように、人間を地下に閉じ込めた。
かつて螺旋の力を持っていた男が、次元大幕府?に戦いを挑み、恐らく敗れて、星ごと破壊されそうになったところをロージェノムが実はそれを免れるようにして(その男を裏切ったとかオプションがあっても可)、今の世界の仕組みを構築し、ロージェノムが人類を監視をすることで、人類自体は絶滅を免れた。
獣人には睡眠を取るという決定的な欠点があるので、いつでも倒せるから残しておいた。
ロージェノムは監視の目的で敢えて不死身にされちゃった……とか。
すげー妄想入ってるな(笑)。
#第1話の冒頭はグレン団マークだし、近くに居た男の髪型がロシウっぽいからやっぱりシモンなのかなぁ…。グレンラガンって言ってるしな…。
さらに、ロージェノムはそんなシモンに超・気になる言葉を残していくんですよね。
そうか……、ワシより螺旋力が勝っていたということか
その重み、知ってから後悔するが良い
一つだけ教えてやろう
百万匹の猿がこの地に満ちたとき
月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす
ですよ。
うおー、超・気になる。
もうこりゃシモン、お前のドリルで天を衝け!!だ。
月まで行くしかないぜ。
#地下から一気に宇宙だぜ!!
と、激戦を戦い抜いた高揚感と、そしてこの先の更なる激闘を暗示する謎、これはまだ序章に過ぎなかった!!くらいの勢いでまだまだ続きます、グレンラガン。
そんな激闘を予感させる本編ですが、シモンとニアの二人なら何とかしてくれるかもしれないな、なんて思っちゃいますね。
ラストの二人。
やっぱり気丈にしていても、父親が目の前で倒れて、伝えたいことも伝わらず、きっとやるせない想いもあったと思うんです、ニアちゃん。
そんな意味の涙だったんじゃないかなぁ。
そこに手を差し伸べて、ニアちゃんの肩を抱くシモン
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
#ってこのフレーズ4回目。
そこに手を重ねるニアちゃん。
うん、良い。
良いねぇ。
この二人には朝日が似合うねぇ。
うん、素敵なボーイミーツガールものになりますように。
そして朝日を受ける大グレン団のメンバー。
そのバックに流れるは『空色デイズ』。
素晴らしいねぇ。
この『空色デイズ』は本当にグレンラガンにぴったりだよ。
前半戦の真・クライマックス。堪能いたしました。
さあ、来週の総集編を挟んで、新章突入、楽しみです。
■天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)

■空色デイズ(グレンラガン盤)

空色デイズ、超・お勧め。
今回の挿入歌『happily ever after』も入ってます。
ストーリー展開はもちろん、作画から背景から音楽から何から何まで凄い、超・気合入りまくり。
熱い30分でした。満腹。
穴掘りシモンと螺旋王ロージェノムの激突。
肯定する姫ニアと否定する王ロージェノムの再会。
決着、そして残された謎。
と見所満載&後半戦が既に超・気になります。
■前半戦の真・クライマックス
のっけからキテましたよ。
だって、
これは運命と戦い続ける男の物語
#ここまではいつも通り
#その後が…
今、男の前に運命がその姿を現そうとしていた
ですよ。
なんかこれでぐっときちゃいましたね。
この後序盤からずっとウルウルしながら観ちゃいましたよ。
個人的にこの第15話の見所は4つあったかなー、と思っていて、
1.シモンとニアを送り出す大グレン団の面々
2.シモンとロージェノムの対決
3.ニアとロージェノムの再会
4.明かされる言葉と残される謎
ですね。
時間がもっとあれば全部細かく書いちゃいたいくらいですが、長く書いても纏まらないので(笑)、この4つにフォーカスして感想を少し。
■1.熱いぜ大グレン団!!
全編通して熱いのがグレンラガンの特徴ですが、このAパートも良かったなぁ。
今回のAパートを丸々使って、シモンとニアを大グレン団のメンバーが全力を尽くして宿敵ロージェノムへと送り届けるわけじゃないですか。
もうなんかこれだけでウルウル来ちゃいましたね。
迫り来る敵を前に、絶体絶命的な状況を迎えて、それでもシモンとニアを信じて送り出す、これが大グレン団だよな。
そう、行くのはシモンとニアじゃないとダメなんです。
どんな困難な状況でも、アニキの死を乗り越えて頑張ったシモンにみんなが想いを託す、お前が行けと。
そして新たに加わったニアについては、みんな分かってるんですよね。
ニアが良い子で、そんな良い子を捨ててしまった螺旋王が許せなくて、ニアには一言文句を言う権利がある、と。
だからリーロンの
ロシウ、忘れたの?
この子はお父さんに文句言うためにここまで来たのよ
一途な女の想い、遂げさせてあげるのもいい男の条件よ
になってるわけで、これって大グレン団のメンバーの代弁なんだよね。
男だよなぁ(一番男っぽくないけど(笑))。
そんなニアの背中を押すようにココ爺が扉を開けて、飛び出していくニア。
ここでかかるしょこたんの『happily ever after』がまた熱い。
#第11話の挿入歌としても使われたよね。熱い展開にはこの曲だよね。
更に、二人を送り届けるために、無茶を承知で突っ込んで、機関部が爆発しても二人に心配をかけまいと平然とするクルーたち。
あんたら、男だよ(ヨーコもいるけどな)。
まさに大グレン団の総力結集なAパートでした。
■2.対決!!
Aパート終了とBパート開始のアイキャッチからして既にカッコよかった。
Aパートがシモン&グレンラガン、Bパートがロージェノム&ラゼンガンなんだよね。
もうここから戦闘開始、既に燃えるよね。
螺旋の男
螺旋の力
まだまだ謎に包まれた言葉だけれども、このとき二人がそれに該当していることは間違いなくって、このバトル、逆転に次ぐ逆転の大バトルでした。
#テンポも作画も演出も音楽も全部良かった!!ラゼンガン、かっこいー!!
でも何がカッコよかったって、そりゃシモンですよ。
何度挑んでも、全てにおいてその上を行く螺旋王。もう圧倒的。ラ○ウ様クラス!!
そんな圧倒的な螺旋王の前でロシウの心が折れそうになったとき、シモンは
諦めるな
無理を通して道理を蹴っ飛ばすのが俺たちグレン団なんだよ
ロシウ
俺を信じろ
お前を信じる俺を信じろ
俺たちはまだ戦える
。・゜・(ノД`)・゜・。
この瞬間、シモンの背中にカミナが見えましたよ(涙)。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
起死回生を狙ったラガンインパクトですよ!!
でもダメ!!
螺旋王には寸でのところでかわされちゃう。
もはや打つ手なしか!?と思ったときに、
ガタガタ言ってんじゃねー!!
負けねーんだよ
ニアが、ヨーコが、ロシウが、リーロンが、キタンが、ダヤッカが、大グレン団のみんなが
俺を信じてるんだ
アニキが信じた俺は
俺が信じる俺は
お前なんかに絶対負けねーんだよ!!
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
ここで更に起死回生のドリル!!
しかーし!!これでもまだ終わらない!!
螺旋王、ガンメン乗り捨て!しかも生身のほうが強いし!!
どないなっとんじゃい!!
#螺旋の力はガンメンより強いってことだ。
一方的に生身でラガンとシモンを殴りつける螺旋王、強過ぎ!!
そこでニアちゃんだ。
シモン
シモンを信じる心がシモンの力になるのなら
私は全力であなたを信じます
だから
勝って!!
もう絶体絶命の大ピンチ。
もうダメ!!と思ったそのときに、
更に、更に起死回生のコアドリル!!
俺はシモンだ
大グレン団のリーダー 穴掘りシモンだ
お前が壁となって俺の前に立ちふさがるなら
いつだって風穴開けて突き破る
それが 俺のドリルだ!!
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
。・゜・(ノД`)・゜・。
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
逆転に次ぐ、逆転。
シモンの成長がココまで来ましたよ(涙)。
月並みで恐縮ですが、凄いバトルでした。
ずっとアニキの背中に隠れていた少年が、そのアニキの死を乗り越えてココまでやってきました。
俺なんか…、とずっと言っていた少年がここまできましたよ。
俺がシモンだ、と胸を張って自分を主張できるまでになりましたよ。
これがあるから少年の成長物語はやめられないねぇ(涙)。
シモンはこんなに大きくなりました。
■3.再会!!
シモンとロージェノムの戦いが物理的なものであるとするならば、ニアとロージェノムの戦いはイデオロギーの戦い、みたいな。
興味が無くなったからと言って娘(ニア)を捨てた王と、誰からも見捨てられそうになったシモンを復活させた姫の対決。
これが今回の僕の密かな見ものだったんです。
結論から行くと、バトルどころか、咬みあいさえしなかったんです。
その会話はこんな感じ。
無知とは恐ろしいものよ
お前たちは自分を正義と信じておるのかもしれないが、この世界を守っているのはワシなのだ
このロージェノムこそが人類の守護者なのだよ
人を殺す守護者などありはしません
この世界が間違っているとお気付きにならないのですか?
ニアよ
ワシの創った世界こそが人が生き残る唯一の道なのだ
そこから外れたお前たち
これ以上好きさせておくわけにはいかん
人類のために…、死ぬが良い
ニアは本当に良い子なので、螺旋王が自分を捨てたことに対してもう頓着してないんですよね(グレン団のみんなもいたし、シモンもいた、自分の居場所を見つけたんですね)。
だから螺旋王には、そんな仲間がいるこの世界をこんな風にしてしまって、一体どういうつもりなのか、その過ちのほうを問いただしたかったわけなんです。
し・か・し、返ってきた答えは「お前ら全然分かって無い」でした。
しかも「人類のために死ね」ですよ。
つまりこの問答は問答にすらなっておらず、実は螺旋王よりももっと上位のレイヤーで問題があって、螺旋王の創った世界がどうこうというのもあるんですが、そこだけでは解決しない、と言っているわけなんですよね。
ここは上手いなぁと思いました。
これってニアにもう一段上のステージで対極しないといけない「何か」があって、今回ニアは肩透かしをくらうくらいの感覚を受けたかもしれないけれど、彼女の本当の良さが発揮される、本当の勝負をしないといけないのはもっと後なんだ!!ってことなんですよね。
ここで螺旋王を改心させる、とかそういう次元じゃなくなっちゃったんだ。
こういう表現とか演出って上手いなぁ、としみじみ思っちゃいました。
でもさ、何となく、
シモン
シモンを信じる心がシモンの力になるのなら
私は全力であなたを信じます
だから
勝って!!
と言えるニアちゃんだから、この先のステージではシモンと一緒に頑張って欲しいよ、ほんとに。
だから、螺旋王を見送るニアちゃんが、
さようなら お父さま
私は明日へ向います
と言ったのは、螺旋王という父親を改心させることが出来なかった後悔もあるかもしれないし、いろんな思いが去来しているのかもしれないけれど、何気に聡いニアちゃんだから、この先にまだ大きな問題・謎があって、前に進まないといけない、明日へ向うんだという、かつては王の人形のように育てられた、しかし、今はシモンたちと出会って、自分の足で立つことを決めた、そんなニアの決意表明だったのかもしれないな、なんて思っちゃいました。
うん、ニアちゃん、頑張れ。
■4.残る謎!!新展開!!
おお、ここで第1話の冒頭のシーンに繋がるのか!!と思う言葉が出るわ出るわ(笑)。
本当の敵、それは「次元大幕府(字があってるかどうか分からない(笑))」。
ロージェノムは前述した台詞以外にも気になることを言いまくりなんだけど、
中々強い螺旋力を持っているな
その力が滅びをもたらすとも知らずに
教えてやろう、その愚かさを
かつてお前のように戦った男が居た
その行いが人類を滅ぼすことになるとも知らずになぁ
あの第1話の冒頭、あれがその男なのか、それともあれは成長したシモンなのか?とか妄想は止まらないんですが、妄想を交えて結論から言うと、螺旋の力ってのは非常に強大な力を持っていて、そういう力を人間は秘めているから、ロージェノムはそんな人間が出てこないように、人間を地下に閉じ込めた。
かつて螺旋の力を持っていた男が、次元大幕府?に戦いを挑み、恐らく敗れて、星ごと破壊されそうになったところをロージェノムが実はそれを免れるようにして(その男を裏切ったとかオプションがあっても可)、今の世界の仕組みを構築し、ロージェノムが人類を監視をすることで、人類自体は絶滅を免れた。
獣人には睡眠を取るという決定的な欠点があるので、いつでも倒せるから残しておいた。
ロージェノムは監視の目的で敢えて不死身にされちゃった……とか。
すげー妄想入ってるな(笑)。
#第1話の冒頭はグレン団マークだし、近くに居た男の髪型がロシウっぽいからやっぱりシモンなのかなぁ…。グレンラガンって言ってるしな…。
さらに、ロージェノムはそんなシモンに超・気になる言葉を残していくんですよね。
そうか……、ワシより螺旋力が勝っていたということか
その重み、知ってから後悔するが良い
一つだけ教えてやろう
百万匹の猿がこの地に満ちたとき
月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす
ですよ。
うおー、超・気になる。
もうこりゃシモン、お前のドリルで天を衝け!!だ。
月まで行くしかないぜ。
#地下から一気に宇宙だぜ!!
と、激戦を戦い抜いた高揚感と、そしてこの先の更なる激闘を暗示する謎、これはまだ序章に過ぎなかった!!くらいの勢いでまだまだ続きます、グレンラガン。
そんな激闘を予感させる本編ですが、シモンとニアの二人なら何とかしてくれるかもしれないな、なんて思っちゃいますね。
ラストの二人。
やっぱり気丈にしていても、父親が目の前で倒れて、伝えたいことも伝わらず、きっとやるせない想いもあったと思うんです、ニアちゃん。
そんな意味の涙だったんじゃないかなぁ。
そこに手を差し伸べて、ニアちゃんの肩を抱くシモン
アニキ、観てますか!?
シモンが、あんたの弟分が、ここまで大きくなりましたよ(涙)。
#ってこのフレーズ4回目。
そこに手を重ねるニアちゃん。
うん、良い。
良いねぇ。
この二人には朝日が似合うねぇ。
うん、素敵なボーイミーツガールものになりますように。
そして朝日を受ける大グレン団のメンバー。
そのバックに流れるは『空色デイズ』。
素晴らしいねぇ。
この『空色デイズ』は本当にグレンラガンにぴったりだよ。
前半戦の真・クライマックス。堪能いたしました。
さあ、来週の総集編を挟んで、新章突入、楽しみです。
■天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)

■空色デイズ(グレンラガン盤)

空色デイズ、超・お勧め。
今回の挿入歌『happily ever after』も入ってます。
グレンラガンは今回も熱い回でした。
シモンの成長ぶりと、ニアや大グレン団からの信頼の描き方が素晴らしかったと思います。
>あの第1話の冒頭、あれがその男なのか、それともあれは成長したシモンなのか?
1話の冒頭シーンなどすっかり忘れていたので見返してみましたが、奴はシモンみたいですね~。
宇宙艦隊戦の指揮を執るまでに成長するだなんて序盤の雰囲気からは想像できませんでした。
「アニキ、観てますか!?」って思う場面は今後もたくさんありそうで楽しみです!!
今回はシモンだけじゃなく大グレン団も成長したなぁ~と思わせるに十分な回でしたねー。
熱かった。
#個人的には11話が最高に熱かったですが。
第1話の彼はやっぱりシモンですかね?
僕、序盤というかシモンがコアドリルを拾ったときに、前のコアドリルの所有者は彼だったんじゃないか?なんて思いながらずっと観てきたんですよ。
で、今回螺旋王から彼の話が出たので、見返してみたら、グレンラガンって言ってるし、隣の髪型はロシウっぽいし、と。
#でもニアもヨーコもいない感じだったのが今となっては非常に気になりますけど。
アニキは何らかの形で復活しないですかねー。
シモンが成長するうえで、アニキがいなくなることは必須条件なんですが、逆にシモンに弟分とかできると面白いかもしれないですね。
■Unknownな方へ
(たぶん)初めまして&コメントありがとうございます。
なるほどー、「大瀑布」滝の方の意味ですね。
めっちゃでかい滝のようだ!!
これもカッコイイですね。
#で意外とカタカナだったりして(笑)。
ログってみたけど分からないので、もし知っていれば
教えてもらえると、うれしいです。
初めまして&コメントありがとうございます。
第15話はDVD5巻に収録されると思うのですが、残念ながらまだ発売になっていないので、当時のうろ覚えにしかならないのですが、第15話でかかる曲の大きなやつは確か3つあって、一つは『おまえら全員燃えてしまえっ!!!』でこれはAパートでテッペリン攻略のシーンでかかってたと思います。
もう一つはヴィラルとの対決シーン。
ここはヴィラルのテーマの『Nikopol』。
これは英語の歌詞が付いたハードギターの曲ですね。
で、モモチさんの質問の大本命はこっちで、たぶんラゼンガンと戦っていたときの曲だと思います。
それは『合体なんてクソくらえ!!(合体挿入曲第一番 ハ長調アレグロK2564)』ですね。
これは多分シングルカットとかはされていないと思うんですけど、グレンラガンのサントラに収録されています。
そのサントラによると作詞:qadtbep 作曲・編曲:岩崎琢 となっています。
サントラをゲットするのが一番近道かも?
ちなみにご存知かもしれませんが岩崎琢さんがグレンラガンの音楽を担当されています。
こんな感じでよいですかね?
通りすがりの私に親切に教えてくれるなんて、ウルウル(涙)
サントラゲットするのが一番いいのですね。
あ~やっとすっきりしました。
燕さん感謝です!!
いえいえ、そんなお気になさらずに。
グレンラガン好きな方にはこちらもそれだけで親近感、ですから。
#でも曲間違ってたらごめんなさい。多分あってると思うけど。
#合体挿入曲第一番は合体時には結構かかっているので、それでチェックして合ってれば間違いないと思いますよ。
サントラは個人的にはお勧めですよ~。