ガンダムマイスターズの窮地、その窮地を救ったのは新しいガンダム。
刹那の叫び声を残して次週へ。
かなり面白いです。
いやー、OPから察して新しいガンダムの登場は予告されていましたが、早々に登場してきましたねー。
窮地に登場、ということでかっこつけすぎです(笑)。
そもそもこの合同演習が罠だと分かっていて突入したソレスタルビーイングですが、現場の実行部隊であるガンダムマイスターズは知らなかったかもしれないけれども、新ガンダム(第4世代?)の投入はこれもソレスタルビーイング上層部のシナリオの上なのか?というのも気になるところ。
新ガンダムの登場、またそのパイロット達の性格、目的意識、バックグラウンド如何で、ソレスタルビーイング上層部の真の目的というのも見えてくるかもしれないですね。
#第2クールラストあたりでその辺の目的が明らかになって次のシリーズへ、という引きだと面白いかも。
■物量耐久戦
固体として圧倒的戦力を持つガンダムを鹵獲するには、圧倒的物量で押しまくって、中身のパイロットを疲弊させるという作戦。
これまでヒットアンドアウェイで戦ってきたガンダムにとって、固体としては圧倒的に強くてもさすがに15時間連戦というのは精神力的にも限界。
しかも相手は常にフルチャージ状態。
最終的にガンダムマイスターズのそれぞれの因縁の相手が組みあがった形になったわけだけれども、
・ロックオン vs グラハム・エーカー
・アレルヤ vs ソーマ・ピーリス
・ティエリア vs パトリック・コーラサワー
・刹那 vs アリー・アル・サーシェス
こんな感じでこの因縁は続いて行きそう。
#個人的には最後の最後にコーラサワーくんがティエリアを出会いがしらの偶然で倒してしまう、という展開希望(笑)。
それにしてもグラハム・エーカーは最高だなぁ。あの台詞回し。素晴らしいね。
#後何気に空中変形ってグラハムの得意技、というか他の人はあまり出来ないクラスの技だったのね。
#何気に凄い人らしい。
そして各々、耐久戦に敗れ、ほぼ鹵獲寸前状態へ。
■走馬灯
死ぬ?
死ぬのか?
この歪んだ世界の中で何にもなれぬまま
失い続けたまま朽ち果てるのか?
この「失い続けたまま」、というのが何気にぐっと来た感じ。
刹那はガンダムを手に入れた今でも喪失感を拭えず、未だにずっと「失い続けている」、過去の中で自分を失ってしまった、色んなものを失ってきた、その埋め合わせもできていない、そういう心境だということ。
死を意識した瞬間、そこに舞い降りたのはガンダム。
第1話の冒頭、少年兵だった(今もそういう意味では少年兵であり続けている)刹那の前に舞い降り、その命を救ったのもガンダム。
シンクロするイメージ。
刹那的には神の再臨。
絶叫する刹那。
そこで絶妙の引き。
うーん、面白いですね。
新ガンダムも非常に気になるところですが、個人的には、シンクロした神のイメージがぶち壊されることを希望しますね。
ここからはもう完全妄想というか、むしろ願望ですが、刹那は信仰上の神は居ないと悟ったけれども、それに代わるものとしてガンダムという存在、絶対的強さの中に現実の神を見ている、そこに再臨したガンダム、刹那的にはやはり神なのか、という感じを受けなくもない、というかむしろその思いを強めるかもしれない。
しかし、そのパイロットは?
と言う点で、刹那の神を粉々に打ち砕いて欲しいところです。
つまり僕個人としては新ガンダムのパイロットは、刹那の持つ神イメージを崩壊させるような性格の持ち主であって欲しい、という願望があるんですよね。
それはイコール、ソレスタルビーイングの理念を体現している、とアレハンドロ・コーナーに言わせるようなタイプの性格であってほしい(GN粒子の色も新ガンダムは赤黒い感じ=優しさを感じさせない、兵器的な感じがするよね)。
#現時点でソレスタルビーイング上層部的には、ガンダムは理念を体現しているのに、パイロットはそれに追いついていない、という理解。
そこで刹那は、神っていったいなんだ?くらいのアイデンティティーロスト状態を経験して、マリナさんと再会とかしつつ、失い続けた人生から、何かを獲得していく人生への転換期にする、刹那の「再生」というのが個人的な希望展開。
これまで上から目線(天上人)だったのが、翼が折れることによって、上を見上げる、だからこそ上昇していける、という展開があると嬉しい。
だから、次週登場するであろうガンダムのパイロット達の性格には結構注目という感じ。
かなり妄想は飛ぶけれども、もしそういう「再生」があるのならば、今まで平和的象徴で描かれてきた沙慈くんや、沈みまくっているヒロイン、マリナさんとの付き合い方が、今までと違うものになって、刹那に意味をもたらす(生を得る)、というのがあると良いな。
#どっちかって言うと、マリナさんは刹那とともに模索していくタイプなんだろうか?
と、かなり感想というよりは願望になってしまったわけですが(笑)、ここは一つ、面白い方向へ転んで頂きたいと思います。
■今週のスメラギさん
毎週憂いのある顔が素敵なスメラギさんですが、今回もおおよその展開を予想されていたわけで、ガンダムマイスターズの窮地というのも予想していたご様子。
そういう中で新ガンダムの投入、というところまで予想の範囲だったのか?というのは気になるところ。
#ナドレの存在自体も、実物に関しては実行部隊ではティエリア以外知らされていない感じもあった。
酒に逃避したり、皮肉を言ったりするスメラギさんですが、基本的にはモラリスト、良き大人として表現されてきているので、今回の作戦についてどう思っているのか、というのはちょっと知りたい。
というのも、そもそもこの作戦自体に罠だと分かっていて乗っかっていく理由付けの部分がかなり曖昧だっただけに(特にティエリアが強引だった)、ソレスタルビーイングとして別の目的があったんじゃないか、くらい思ってしまいます。
今回ソレスタルビーイングにはアレハンドロ・コーナー以外にも「監視者」と呼ばれる人たちがいるのが判明しました。
直感的にはこの他の「監視者」とアレハンドロ・コーナーは思っていることも含めて違うんじゃないか、とも思うんだけど・・・。
#今回も新ガンダムを投入する口実を作るためだった、とか。
#アレハンドロ・コーナーと言う存在は「監視者」も一枚岩ではない、ということなんじゃないか、とも思ったり。
もうスメラギさんの話じゃなくてアレハンドロさんの話になっている・・・。
■今週の絹江さん
今週の、ってほどじゃないんだけれども、はしゃぐ沙慈くんとルイスを見ながら、平和ですね、と呟く同僚に、それが普通で、むこう(1000機近いモビルスーツを投入するような状況)が異常なんだ、というのはハッとするところであり、世界というのは紛争に満ちている、という提言をこの作品はしつつも、平和で何が悪い、という至極真っ当なメッセージ。
このガンダムダブルオー制作スタッフが戦争という事象を取り上げつつも、それが日常になっているのはおかしい、という、このバトルがメインの回の中における短いメッセージを見た気がして、何かブレないものを感じました。
うん、良かった。
■ガンダム OO(ダブルオー) DVD第1巻
刹那の叫び声を残して次週へ。
かなり面白いです。
いやー、OPから察して新しいガンダムの登場は予告されていましたが、早々に登場してきましたねー。
窮地に登場、ということでかっこつけすぎです(笑)。
そもそもこの合同演習が罠だと分かっていて突入したソレスタルビーイングですが、現場の実行部隊であるガンダムマイスターズは知らなかったかもしれないけれども、新ガンダム(第4世代?)の投入はこれもソレスタルビーイング上層部のシナリオの上なのか?というのも気になるところ。
新ガンダムの登場、またそのパイロット達の性格、目的意識、バックグラウンド如何で、ソレスタルビーイング上層部の真の目的というのも見えてくるかもしれないですね。
#第2クールラストあたりでその辺の目的が明らかになって次のシリーズへ、という引きだと面白いかも。
■物量耐久戦
固体として圧倒的戦力を持つガンダムを鹵獲するには、圧倒的物量で押しまくって、中身のパイロットを疲弊させるという作戦。
これまでヒットアンドアウェイで戦ってきたガンダムにとって、固体としては圧倒的に強くてもさすがに15時間連戦というのは精神力的にも限界。
しかも相手は常にフルチャージ状態。
最終的にガンダムマイスターズのそれぞれの因縁の相手が組みあがった形になったわけだけれども、
・ロックオン vs グラハム・エーカー
・アレルヤ vs ソーマ・ピーリス
・ティエリア vs パトリック・コーラサワー
・刹那 vs アリー・アル・サーシェス
こんな感じでこの因縁は続いて行きそう。
#個人的には最後の最後にコーラサワーくんがティエリアを出会いがしらの偶然で倒してしまう、という展開希望(笑)。
それにしてもグラハム・エーカーは最高だなぁ。あの台詞回し。素晴らしいね。
#後何気に空中変形ってグラハムの得意技、というか他の人はあまり出来ないクラスの技だったのね。
#何気に凄い人らしい。
そして各々、耐久戦に敗れ、ほぼ鹵獲寸前状態へ。
■走馬灯
死ぬ?
死ぬのか?
この歪んだ世界の中で何にもなれぬまま
失い続けたまま朽ち果てるのか?
この「失い続けたまま」、というのが何気にぐっと来た感じ。
刹那はガンダムを手に入れた今でも喪失感を拭えず、未だにずっと「失い続けている」、過去の中で自分を失ってしまった、色んなものを失ってきた、その埋め合わせもできていない、そういう心境だということ。
死を意識した瞬間、そこに舞い降りたのはガンダム。
第1話の冒頭、少年兵だった(今もそういう意味では少年兵であり続けている)刹那の前に舞い降り、その命を救ったのもガンダム。
シンクロするイメージ。
刹那的には神の再臨。
絶叫する刹那。
そこで絶妙の引き。
うーん、面白いですね。
新ガンダムも非常に気になるところですが、個人的には、シンクロした神のイメージがぶち壊されることを希望しますね。
ここからはもう完全妄想というか、むしろ願望ですが、刹那は信仰上の神は居ないと悟ったけれども、それに代わるものとしてガンダムという存在、絶対的強さの中に現実の神を見ている、そこに再臨したガンダム、刹那的にはやはり神なのか、という感じを受けなくもない、というかむしろその思いを強めるかもしれない。
しかし、そのパイロットは?
と言う点で、刹那の神を粉々に打ち砕いて欲しいところです。
つまり僕個人としては新ガンダムのパイロットは、刹那の持つ神イメージを崩壊させるような性格の持ち主であって欲しい、という願望があるんですよね。
それはイコール、ソレスタルビーイングの理念を体現している、とアレハンドロ・コーナーに言わせるようなタイプの性格であってほしい(GN粒子の色も新ガンダムは赤黒い感じ=優しさを感じさせない、兵器的な感じがするよね)。
#現時点でソレスタルビーイング上層部的には、ガンダムは理念を体現しているのに、パイロットはそれに追いついていない、という理解。
そこで刹那は、神っていったいなんだ?くらいのアイデンティティーロスト状態を経験して、マリナさんと再会とかしつつ、失い続けた人生から、何かを獲得していく人生への転換期にする、刹那の「再生」というのが個人的な希望展開。
これまで上から目線(天上人)だったのが、翼が折れることによって、上を見上げる、だからこそ上昇していける、という展開があると嬉しい。
だから、次週登場するであろうガンダムのパイロット達の性格には結構注目という感じ。
かなり妄想は飛ぶけれども、もしそういう「再生」があるのならば、今まで平和的象徴で描かれてきた沙慈くんや、沈みまくっているヒロイン、マリナさんとの付き合い方が、今までと違うものになって、刹那に意味をもたらす(生を得る)、というのがあると良いな。
#どっちかって言うと、マリナさんは刹那とともに模索していくタイプなんだろうか?
と、かなり感想というよりは願望になってしまったわけですが(笑)、ここは一つ、面白い方向へ転んで頂きたいと思います。
■今週のスメラギさん
毎週憂いのある顔が素敵なスメラギさんですが、今回もおおよその展開を予想されていたわけで、ガンダムマイスターズの窮地というのも予想していたご様子。
そういう中で新ガンダムの投入、というところまで予想の範囲だったのか?というのは気になるところ。
#ナドレの存在自体も、実物に関しては実行部隊ではティエリア以外知らされていない感じもあった。
酒に逃避したり、皮肉を言ったりするスメラギさんですが、基本的にはモラリスト、良き大人として表現されてきているので、今回の作戦についてどう思っているのか、というのはちょっと知りたい。
というのも、そもそもこの作戦自体に罠だと分かっていて乗っかっていく理由付けの部分がかなり曖昧だっただけに(特にティエリアが強引だった)、ソレスタルビーイングとして別の目的があったんじゃないか、くらい思ってしまいます。
今回ソレスタルビーイングにはアレハンドロ・コーナー以外にも「監視者」と呼ばれる人たちがいるのが判明しました。
直感的にはこの他の「監視者」とアレハンドロ・コーナーは思っていることも含めて違うんじゃないか、とも思うんだけど・・・。
#今回も新ガンダムを投入する口実を作るためだった、とか。
#アレハンドロ・コーナーと言う存在は「監視者」も一枚岩ではない、ということなんじゃないか、とも思ったり。
もうスメラギさんの話じゃなくてアレハンドロさんの話になっている・・・。
■今週の絹江さん
今週の、ってほどじゃないんだけれども、はしゃぐ沙慈くんとルイスを見ながら、平和ですね、と呟く同僚に、それが普通で、むこう(1000機近いモビルスーツを投入するような状況)が異常なんだ、というのはハッとするところであり、世界というのは紛争に満ちている、という提言をこの作品はしつつも、平和で何が悪い、という至極真っ当なメッセージ。
このガンダムダブルオー制作スタッフが戦争という事象を取り上げつつも、それが日常になっているのはおかしい、という、このバトルがメインの回の中における短いメッセージを見た気がして、何かブレないものを感じました。
うん、良かった。
■ガンダム OO(ダブルオー) DVD第1巻