暖冬が続いている。今日は風もなく日中は寒いと感じるほどではなかった。
喫茶店の日経に「病は気象から」というコラムが掲載されていた。広島県の医師会では気温や気圧と病気の発症との相関があるということでホームページに「心筋梗塞・脳卒中予報」をオープンして告知効果をあげているという記事だ。
それによると、脳梗塞や脳出血の病人は一日の平均気温が9度Cを下回ると、とたんに増加。心筋梗塞では一日の平均気温が6度C未満で、平均気圧が1013HP未満の日が危ないのだそうだ(気をつけねば)。
季節の変わり目で発症率に大きな差が出る病気が日本人の2大死因である「心疾患」「脳血管疾患」で「冬高夏低」だ。天気が悪くなると神経痛などの痛みが増すというのは年寄りには多いようで、自分にもある。雨が降りそうなときにかぎって頭痛がしてくるのだ。研究によれば、気圧の変化で自律神経が刺激され血管を収縮させることで患部の痛みを増幅させるのが気象病のメカニズムなのだそうだ。
ちなみに、先の広島医師会のHP、22日の予報解説には「明日は一時的な冬型の気圧配置になる見込みです。南部はだいたい晴れますが、北部は雲が広がりやすいでしょう。気温は平年より高めですが、北部では寒さを感じるでしょう。疲れやストレスは心筋梗塞や脳卒中の引き金になることがあります。適度な運動や趣味などの時間をもって心身ともにリフレッシュするよう心がけましょう」とのこと。
http://sinkin.hiroshima.med.or.jp/index2.html
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