消費期限終了

リタイアーのよもやま話

需要不足20兆円に拡大

2011-02-22 06:41:28 | 社会
ヤフーのニュースである。



需要不足20兆円に拡大=内閣府
時事通信 2月21日(月)16時29分配信

内閣府は21日、日本経済全体の需要と供給の差を示す需給
ギャップが、2010年10~12月期国内総生産(GDP)速報値
から推計するとマイナス3.8%になったと発表した。

金額換算で年20兆円程度の需要不足を意味する。


もしかして、今春卒業生の内定率の低さの原因は、
このことにあったのか?

少子化といって、大きな問題となっているのに、これ以上
人間は必要ないというメッセージも出ているということだ。

どうしたものだろう。



2050年には人口25%減

2011-02-22 06:28:16 | 社会
ヤフーのニュースである。

人口に関する情報が2件あった。


2050年には人口25%減、約6割の地点で人口が半減に 
国交省長期展望

産経新聞 2月21日(月)18時54分配信

国土交通省は21日、過疎化や人口減少がこのまま続いた場合、
2050年に、日本の総人口が05年より25%超減り、人口が
半分以下になる地点が全国の6割以上にのぼるとの長期展望を
取りまとめた。

三大都市圏に人口が集中する一方、少子化で人口1万人以下の
市町村の人口が激減すると予想した。

生産人口が減れば、国力の低下につながるだけに、政府には早急
の少子化対策が求められる。

推計は、国交省の国土審議会長期展望委員会が同日取りまとめた
「国土の長期展望」の中で盛り込んだ。

展望では、50年の総人口は05年より25・5%減少し9515
万人になると試算した。

うち、15~64歳の生産年齢人口は4930万人(05年比
41・6%減)となり、人口に占める比率は14・3ポイント減の
4930万人に減る見通し。

一方、65歳以上は3764万人と全体の4割を占めると予想した。

また、国交省では、50年時点で、人口が現在より半減する地点が
全国の66・4%に達すると予測。

現在も過疎化が進む地域や、首都圏でも、通勤圏から遠い地域では
約2割の地点で、人口が半減すると見ている。

ただ、三大都市圏は、総人口が減る中でも、人口集中が進み、50年
時点の全体に占めるシェアは05年より6・5ポイント増の56・7
%になると推計した。




居住地域の2割が過疎で無人化 国土審2050年推計

国土交通省の国土審議会長期展望委員会は21日、2050年の
日本の国土の姿について、過疎化や少子高齢化の傾向が継続した
場合、05年に人が住んでいた国土の約20%で、住民がいなく
なるとの推計を盛り込んだ中間報告をまとめた。過疎化が進む
地域では人口減少率が61%と、全国平均(26%)を大幅に
上回っており、大都市と地方の人口格差が過度に進むことになる。

推計は国土の将来的な課題を探るのが狙いで、国勢調査などを基
に、国土を約1平方キロずつに分けて、人の居住する地域や無居住
となる区域数を算出するなどした。

推計では、全国の人口は05年の約1億2800万人から50年は
9515万人と約26%減少。人口が50年には半数以上減っている
と見込む区域は、無居住化のケースを含め全体の約3分の2に達する。

一方、人口増の区域は三大都市圏の東京圏、名古屋圏を中心に
わずか2%止まりだ。

広域ブロック別で最も無人の地域が拡大するのは、人口が563
万人から319万人に減る北海道で、居住者がいる約2万1800
区域のうち、52%の約1万1400区域で人がいなくなる。

無人化する区域の割合が20%を超えるのは、ほかに四国圏26%、
中国圏24%。逆に最も割合が低いのは首都圏の9%。さらに離島
振興法で定めた全国258の有人離島のうち、約10%で無人となる
可能性があるとした。


以上。


とんでもないニュースである。


しかし、この数字には、現実的には、ちょっとした嘘が入って
いる。

このことである。

うち、15~64歳の生産年齢人口は4930万人(05年比
41・6%減)となり、人口に占める比率は14・3ポイント減の
4930万人に減る見通し。

一方、65歳以上は3764万人と全体の4割を占めると予想した。

ここである。


生産年齢人口を15~64歳としている点だ。この統計の基準
の15~18歳は、中3・高校生である。

そして、18歳から22歳の専門学校・短大生・大学生も入って
いる。

この年代の人口を生産年齢人口に入れたのは、現実から遊離
している。

また、61歳から65歳の大多数は、退職している。
この年代を生産年齢人口に入れたのも現実的ではない。

実際には、退職して働かない人間は、もっとも増えるはずだ。

だから、生産年齢人口を4930万人としたのは、実態と
違うことになる。

この統計のだし方は、現実を隠蔽している。



退職して、午前中に、ぶらっとスーパーに、コーヒー
などを飲みに出かける。

自分のことでもあるが、高齢者が、目について、びっくり
である。

異様な感じがしてならない。

不気味な感じだ。

自分のことでもあるが。


こんなにも人口が減っていくということは、今冬の豪雪
地帯の雪下ろし等のニュースで、びっくりしたが、高齢者
の残酷な状況が日常茶飯事となるということだ。

もしかして、社会・国家のインフラを維持する要員でさえ、
確保できなくなるのではないか。

行政の人員、病院、鉄道網、航空、消防、役所、水道、
通信等et cetera

これで、大地震、洪水等の災害に見舞われたら、それこそ、
地域が崩壊し、国家が衰弱していくということになる。

そのうち、国家も維持できなくなって、日本の国から、人間
が逃げ出すことになるのかも知れない。

時折、思うのだ。

すべての文明は、最終的に、少子高齢化で、維持できなく
なって、滅亡するのではないのかと。

人間が細胞分裂をしなくてなって、老いて死んでいくように。