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リタイアーのよもやま話

「精液」にアレルギーを起こす「不運な男たち」

2011-02-07 09:28:00 | 読書
週刊誌にあった記事である。


「精液」にアレルギーを起こす「不運な男たち」

突然の鼻水と発熱、倦怠感。
インフルエンザか、はたまた花粉症か。

そんなあなた、最後の性交はいつでしたか? 

もし直近にあったとしたら、原因は、自分の精液かも……。

検査をしても原因を特定できず、精神疾患扱いされた患者たち。

実は、自身の精液へのアレルギー反応が原因だと発表したのが、オ
ランダのユトレヒト大学のマルセル・ファルディンガ教授(性精神
薬理学)だ。

氏は02年から研究を始め、この度、オーガズム後症候群(POIS)の
研究成果を専門誌で発表した。

例えば、19歳で発症した50歳男性の場合。

「射精する度に風邪にかかったようになります。

結婚もしていますが、セックスは絶対に金曜しかできませんよ。

月曜からの仕事に備え、土日に休養しなければいけませんから」

実に、気の毒な事情を明かす。

POISは、射精を伴わない自慰行為であれば症状が出ないが、ひとたび
睾丸から精液が放出されれば、高熱、鼻水、極度の倦怠感、眼の痛みが
1週程度度続くのが主な症状だ。

仮に、週に1度の射精をする男性なら、365日、風邪の症状に悩まされる
ことに。

POIS患者は相当数にのぼると見られるが、恥ずかしさのあまり病院に行け
ない潜在的な患者として苦しんでいるだろう」(フアルデインガ教授)
 
しかし、悲観することはない。

花粉症治療で用いられる〝減感作療法〃が、有効な治療方法となる。

精液を希釈し、定期的に注射し続けていく方法で、最低でも5年ほどの長期的
治療が必要だが、徐々に抗体を作っていくというもの。

精液アレルギーは男性だけでなく、女性にも起こる。

長い付き合いになる病だけに、全く不運としか言い様がない。

以上。


信じられない話だが。