お二人さまの老後

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福島の桜めぐりの旅 その1

2013-04-16 14:06:06 | 日記・エッセイ・コラム

 4月12日(金)~13日(土)に福島県の桜めぐりの旅をしてきました。

 福島を応援したいという思いと一度は三春の滝桜を見たいという願いがあって、適当なツアーを探していたところ、JTBの旅物語「三春の滝桜と鶴ヶ城・会津若松 春の南東北めぐり2日間」というツアーがあることを知り、夫と二人で申し込んだのです。

 参加者は39名。7時44分東京発のやまびこ205号で出発しました。

 新白河には9時5分に到着。そこから貸し切りバスに乗り込み、最初に目指したのは三春の滝桜です。東北自動車道を北に向かい、郡山JCから磐越自動車道を東に10キロほど行ったところにあり、10時半頃到着。

 インターネットで毎日桜開花情報で調べ案じていましたが、幸い6分咲きといったところで見頃でした。紅しだれ桜が青空をバックにまさに滝が流れるように花を咲かせていました。

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 樹齢は1,000年とのこと。日本三大桜の一つで、国の天然記念物に指定されています。老木なので幹を多くの柱で支えられていました。

 ここで1時間ほど過ごし、さらに東北道を北上して福島市にある花見山公園に向かいました。

 昼食は注文しておいたお弁当とお茶をバスの中でいただきました。

 花見山公園は個人の山ですが一般に開放されています。震災で2年間は公開されませんでしたが除染も済んで今年再び公開されたとのこと。大勢の観光客が訪れていました。

 三春の滝桜は入場料が300円かかりますが、ここは無料です。山全体に様々な木が植えられていて、A・B・Cの3コースがあり、体力や時間に応じて歩いて観賞するようになっています。

 私たちはBコースを巡り、登ったり下りたりしながら1時間ほど様々な風景を楽しみました。

 淡いピンク色の桜・濃いピンク色の桃・鮮やかな赤色のボケ・燃えるような黄色のレンギョウ・黄緑色の若葉などまさに桃源郷でした。

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 帰り道バスの駐車場を目指して下っていくと、土手にたくさんの土筆が生えていました。土筆を見るのは本当にひさしぶりです。

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 次にバスは南に戻って福島と郡山の間にある二本松にある霞ヶ城址公園に向かいました。

 二本松にも会津の白虎隊と同じように12歳からの少年で編成された少年隊がいて、幕末の戦争に立ち向かい、命を落としたとのこと。城址公園の入り口にその姿をしのばせる銅像が立っていました。

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 桜はほぼ満開で、大きな池や藤棚、見事な笠松(枝が傘を広げたようになっている赤松)などがあり、高台を目指して登っていくと、はるかかなたに安達太良山を眺めることができました。

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 霞ヶ城はよく手入れされ、地元がとても大事にしていることがうかがわれる素晴らしい城址公園でした。土産物店で薄皮まんじゅうを求めました。震災以来訪れる観光客がめっきり減ったと店の老主人が嘆いていました。

 一日目の観光はこれで終わり、猪苗代湖の近くにあるホテルについたのは4時半頃でした。