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初めてヒョンジンは“キラー”スヒョンと会いました。
スヒョンはカリモフ2世を殺すつもりは無かったのか、ヒョンジンの前で殺したくなかったのか、トドメは刺しませんでした。
カリモフ2世はその場から逃走。
後を追おうとしたスヒョンに、ヒョンジンが銃を構えて言いました。
誰・・・と。
緊張の一瞬でしたが、イ刑事がヒョンジンに声をかけたので、その隙にスヒョンも逃走。
スヒョンはカリモフ2世を追いました。
お互い、家族を殺された仇です。
盗んだバンに乗り込んだカリモフ2世を追ってスヒョンも乗り込み、車の中でのスリリングな格闘です。
途中でカリモフ2世が車から飛び降りました。
スヒョンが前を見ると、目の前に幼い子供とその母親たちの一団が。
必死にハンドルを切ったスヒョン。車は、そのまま角の店に突っ込んで止まりました。
子供たちは無事。
でも、結局、カリモフ2世は逃走してしまいました。
その事故の様子を防犯カメラの映像で見たヒョンジンは、覆面の男はマフィアじゃないと確信しました。大捕り物の現場で、地下組織の一味でもないと分かっていました。
一匹狼かもしれないとイ刑事は言いました。
その頃、フィリップはマフィアにアジトを掴まれて危険な状態に。
鍵を壊されて侵入され、暴行を受けました。
彼らの目的は、スヒョンの居場所を掴むこと。
フィリップもそう易々と白状するはずはありませんが・・・。
スヒョンは、フィリップにカリモフ2世の密航ルートを調べるよう依頼していたのですが、何の連絡も無いままなのが少々気にかかっています。
スヒョンは、偶然とはいえ、ヒョンジンと会ってしまったことから、正体を知られる危険が増したと考えました。
だから、マンションから出て行かせる方法を考えましたが、こちらもそう簡単には行きません。
そんな時、よりによってヒョンジンがやって来ました。
ケーキを持っています。多いから一緒にいかが?と。
子供時代の友達の誕生日だと言いました。連絡が取れないので、元気でいてくれればいいなと思って・・・と。
“88番”とヒョンジンの携帯には登録されている友達です。これ・・・スヒョンのようです。
手を組んで祈るヒョンジンを、スヒョンは見つめました。
不思議な物を見つめるような感じです。
一口だけケーキを食べました。
思い出の友達はいますか?とヒョンジンが聞きました。
「紙飛行機を折ってくれた友達がいました。」
と、スヒョン。
私も子供のころ紙飛行機が好きでした・・・とヒョンジン。
「彼に最後に会った時も雨でした。」
降る雨を見ながらヒョンジンが言いました。
養女に貰われて行った後、雨の夜、その子が会いに来てくれたようです。でも、養母に止められて会えなかったのかな?
スヒョンはヒョンジンに会った時にしていた覆面と帽子、手袋を燃やしました。
証拠隠滅ですかね。ヒョンジンを追い出すことを止める気になったのかもしれません。
机の引き出しには、紙飛行機がたくさん入っていました。
その一つに、“88番誕生日おめでとう”と書いてありました。
スヒョンの雨の記憶は、誰かに車ではねられたということ。それがきっとスヒョンの最初の記憶なんでしょう。それ以前の記憶が失われてしまったのも、その事故が原因なんでしょうね。
ユ・デホン殺しの犯人として逮捕されているキム・ジョンシクの娘が見つかりました。
家出したまま、連絡も取れない状況にあったのですが、それもその筈。
今回摘発した人身売買の一味に捕まっていたのです。麻薬を打たれ、暴行を受け、監禁されていました。
一味を逮捕した時、発見され、病院で手当てを受けていましたが、体調はあまりよくありません。
ヒョンジンの部屋に養母がやって来ました。
ヒョンジンの留守の間に家具を入れ、食料品で冷蔵庫をいっぱいにしました。
一見すると、娘のために一生懸命な母親という雰囲気です。親ばかにも見えるかもしれません。
ヒョンジンの養父ト会長は、未来病院と協力して不妊治療における画期的な治療法を開発し、今回勲章を貰いました。
インタビューを受けたりして、注目されています。
娘のヒョンジンが警察官になったということも、財閥令嬢とすると異例の事ですから、注目を浴びています。
でも、実は今、不安に苛まれている状況なんです。
チョン秘書がコ・ヒョヌという人物が死んだ証拠を捜していました。
死亡が確認できれば良いのだけれど・・・と言う状況。
これには、未来病院のチュ院長も関わっています。
コ・ヒョヌと言う人物は、昔、ト会長の同僚の研究員でした。
ある時、何らかの問題が起こり、会社を辞めるとヒョヌが言い出しました。それはチュ院長のしたことが原因のようです。
ト会長は、会社のためにも猶予をくれとヒョヌに頼んだのですが、ヒョヌは会社の存続より子供たちの命の方が大切だと言って、聞く耳を持ちません。
ところが、ヒョヌが帰宅すると、そこで見たのは妻と子の遺体。
パニックになって娘をかき抱いた時、何者かが彼を殴ったーっ
コ・ヒョヌが意識を取り戻した時、家は火に包まれていたのです。