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スヒョンは動物と一緒だと本当にいい顔をします。笑顔が優しくて魅力的です。
でも、それ以外の時は、全く表情が動きません。
もうねぇ・・・きゃぁ~っってところまで行きましたが、幸い見つかりませんでしたよ、スヒョン。
グッドタイミングにドアをノックする音が聞こえたのです。
元検事総長で、孫の目が見えるように出来ると言うト会長の話に乗ると決めたようです。
違法じゃないとト会長は言いますが、内緒にしてる時点で怪しいことこの上無いですよね。
その日臓器移植を受けたのも、財閥の会長らしく、その噂を聞きつけたようですね、元検事総長は。
とにかく、お金さえ出せば、健康さえも手に入れられるというビジネスをしているのです、ト会長たちは。
こういう地位の高い人たちはお金もあるけど、何よりいろんな方面に顔が効きます。
それが、後々彼らの後ろ盾となるわけです。
スヒョンの記憶は少しずつ戻り始めています。
この屋敷に来たことで、あの雨の日、ヨンウンに会いたくてやって来たことを思い出しました。
でも、養母に止められて結局ヨンウン・・・ヒョンジンとは会う事が出来ませんでした。
門の前で雨に降られている時、声をかけて来た者が。チョン秘書でした。
施設に連れ戻されたスヒョンは、そこで子供たちが瀕死または既に死んでいるのを目撃。
パク・テスによって彼も殺されかけたのですが、上手く隠れ、逃げ出すことが出来たのです。
ところが、すぐに逃げたことが発覚。
スヒョンの後を追いかけて車ではねたのは、ト会長でした。
倒れたスヒョンを覗き込んだ顔を思い出しました。ト会長の顔を。
ト会長は瀕死のスヒョンを袋に詰め込みました。
その後どこに連れて行ったのかは、まだ分かりません。そこまでは思い出せ無かったのです。
ユン検事は、ヒョンジンの様子が変なのにすぐ気が付きました。
で、イ刑事とパク刑事と一緒に残業だと言って誘い、お酒を飲みました。
ヒョンジンも、気分転換できたようです。
相当飲んで酔っ払ったヒョンジンは、とてもよく笑いました。
帰宅してきたところでスヒョンに会いました。
今日はとても長い一日でした・・・とヒョンジンが言いました。あなたは?と。
スヒョンにとっても長い一日だったはずです。自分を殺そうとしたのがト会長だったということを思い出しましたし。でも、スヒョンは言いました。
「ただの平凡な、いつもと同じ一日でした。」
そして、ヒョンジンに、これまでどんな人生を送ってきたのかと問いました。
「たくさん泣いて、時々笑って。88番は元気だといいなって、よく思いました。」
養護施設に戻りたくなくて、必死に養父母に好かれようと大人しく言いなりになって、幸せなフリをしたり不幸に感じたりした・・・と。
スヒョンは、ただ大人になった・・・と言いました。
イ・ヨンウンのことは考えなかった?とヒョンジン。
最後に会った雨の日、外に出たかったと言いました。
「俺もあの日養護施設を出ました。」
と、スヒョン。確かに・・・。
事情を知らないヒョンジンは、ほっとしたようです。88番も外に出られたんだと思ったのでしょうね。
そして、言いました。スヒョンが獣医で良かった・・・と。心からほっとしたような言い方です。
刑事の自分が逮捕した人物が昔の知り合いだったり親友だったりすることが無いわけじゃない。実際、先輩にもそういう辛い経験をした人がいたようです。
「私たちは大丈夫ですよね。だから、良かった。88番があの時のまま大人になってて、良かったです。」
「違うかもしれませんよ。」
と、スヒョンが言いました。
「いいえ。そんなことない。」
そう言って、ヒョンジンはスヒョンを見つめました。スヒョンもヒョンジンから目が離せませんでした。
辛かったでしょうね、スヒョン。
フィリップとスヒョンの出会い。これにもまだ明らかになっていない事があるようです。
スヒョンは、フィリップの祖父の密航船で誰かがスヒョンをケースに入れて海に流そうとしていたのを見つけ、助けたと聞いていました。
そして、パーベルが引き取ったと。
でも、スヒョンはその説明に違和感を抱き始めています。フィリップは何か隠していると。
スヒョンはフィリップの携帯から、“依頼人”に連絡しました。ユン・ジヘです。
ト会長のPCを撮影したあの手術動画を送り付けたのです。
「これは何?」
と、ユン・ジヘからすぐに連絡がありました。
「ト・ジェファンと俺の関係。そして番号で呼ばれていた子たちが何故殺されたのか全て教えろ。」
契約違反だとユン・ジヘは言いましたが、スヒョンは怯みません。自分がキラーだと言う事を忘れるなと脅しました。
ユン・ジヘはすぐにコ・ヒョヌに報告しました。
2人は最後が近いと感じたようです。改めて気を引き締めました。
スルギは気になってる事があるの・・・とスヒョンに話を切り出しました。
祖父は殺されたんだと言いました。ある人が助けてくれたことも。おかげで生きていられると。
「何故その人は私を助けたと思う?」
じっとスヒョンを見つめて言いました。こういう場合でも、スヒョンは目を逸らすことはしません。
「お前が生きてる方が楽だったからだろう。」
スルギはほっとしたようです。お礼をしなくちゃね・・・と言いました。
「ヒョンジンさんはずっと私を捜していたって。だから、全て話そうと思う。」
そう言った時は、流石にスヒョンの表情に動揺が見られました。
スルギもそれに気づきました。ダメ?とスヒョンに聞きました。
「いいや。好きにしろ。」
スルギは、スヒョンに言いました。
「キム院長にも助けられたわ。ありがとう。」
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