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スルギが激怒して部屋に戻ろうとしたのを、ヒョンジンが追いかけました。
「私に親がいないからって同情してるの?」
と、スルギが喧嘩腰で言いました。
「5階建ての建物の所有者に同情なんてするわけない。ひねくれた子は同情の的になりやすいものよ。」
「親の無い子の気持ちが分かるの?金目当ての親戚の怖さが分かる?何も知らないくせに。」
と叫ぶスルギ。
知ってる・・・とヒョンジン。
「知ったかぶりね。」
とスルギが言うと、
「言葉に注意しなさい。そういう言葉で自分も傷つくって覚えておきなさい。」
と、きっぱりヒョンジンが言いました。あなたを理解する大人として口を出させて・・・と。
でも、この時のスルギはヒョンジンの言葉を受け止める余裕は無かったようです。
この話をスヒョンが聞いていました。
「下手な忠告でしたね。興味とか好奇心でしょう。スルギのためというのではなく、攻撃しているようでした。」
と、ヒョンジンに言いました。
「私は人の傷を面白がったりしません。あなたと私は同じ気持ちだと思ってました。錯覚だったようですね。スヒョンさんが動物を助けるように私は人を助けたかった。」
そう言って、ヒョンジンは部屋に入りました。
そして、この話をスルギが聞いていたのです。
スルギは決して生意気だけの女の子ではありません。
ちゃんと反省することを知っています。
だから、ヒョンジンに酷い言葉を投げつけた事を反省していました。
「助けてくれた人に私たちは酷いことを言った。」
と、スヒョンに言いました。自分だけじゃなく、スヒョンの言葉も酷いと思ったのです。
フィリップの部屋にロシアマフィアが侵入しました。
PC等から情報を抜き出した形跡がありました。
フィリップはスヒョンの無事を確認し、ほっとしました。
ヒョンジンは養女でした。
FTグループ会長のト・ジェファンが養父です。
ヒョンジンは養父母の前だと別人のようになります。肩をすくめ、怯え、緊張した表情になります。
ト会長の妻、ヒョンジンの養母は、ヒステリックな性格で、ヒョンジンがバレリーナから警官に進路を変えたことが今でも気に入りません。
ヒョンジンの全てを把握し、自分の希望通りの人生を歩ませようとしているのです。精神を病んでいるとしか思えない言動です。
それは、体形維持にも及んでいました。
しょっちゅう、電話で呼び出そうとするのですがヒョンジンは電話に出ません。
でも、養父ト会長からの電話を無視することは出来ません。
ある日、ト会長からの電話で実家に向かったヒョンジン。
相変わらず、養母はヒョンジンを支配しようとしました。
既に引っ越し先も把握しています。
事件のために今の場所に引っ越したと同僚は見ていますが、実は、養母から逃げ出したかったかもしれないと私は思いました。
ト会長だけはヒョンジンを理解してくれているのかと思いましたが、それも違いますね。
ト会長は、妻のためにヒョンジンを養女としたのでしょう。妻を支えるのは娘しかいないと思って。
ト会長には、愛人がいます。ユン・ジヘという秘書です。
ユン秘書が、依頼人のように思えますが・・・。如何
分かってはいるけど、やりきれない気持ちになるヒョンジン。
入院中の猫に会いに行きました。
ボムと名付けられたその猫は順調に回復していますね。
ヒョンジンは前夜の口喧嘩の決着をつけたいとスヒョンに言いました。
で、ゲームセンターに行き、射撃の対決をしたのです。
スヒョン、手加減しましたね。敢えて的ではなく、その隣の空き缶を狙いました。ヒョンジンに勝ちを譲ったのです。
一緒にいてくれてありがとう・・・とヒョンジンは言いました。今日は気分が憂鬱だったから・・・と。
フィリップのIDでメールがスヒョンに届きました。
“韓国の春は暖かい。19年前、お前を襲った男に興味は?”
すぐにフィリップに確認したスヒョン。
先だって侵入された時に、スヒョンのIDがばれたと思われるとフィリップが言いました。
カリモフ2世だ・・・と。
あのロシアマフィアです。スヒョンに殺された男の息子です。
スヒョンは居場所をフィリップから聞き出し、そこに向かいました。
地下組織とロシアマフィアとが結託して人身売買を国際的に行っていると言う情報がもたらされました。
アジトを特定した捜査陣は、ただちに向かいましたが、顔を知られている捜査員ばかり。
で、ヒョンジンが乗り込むことになりました。
通信機器の修理と言う名目でアジトに入り込んだヒョンジン。
でもね、思わぬことから、正体がばれてしまうんです。
そのアジトには、人身売買のための女性たちが大勢監禁されていたのです。その一人が隙をついて逃げ出して来たってわけ。
ヒョンジンの目の前に、女性が転げ出てきたことから、事態は一変。
秘密を知られた以上、ヒョンジンもそのまま帰すわけにはいかないってことです。
ヒョンジンの危機を知った捜査陣も、一気に突入しようとしました。
でも、その前に、スヒョンが
スヒョンが追ってたカリモフ2世のアジトがそこだったんですよ。
逃走を図ったカリモフ2世の後を追ったヒョンジン。
屋上に追い詰めたのですが、相手も銃を持ってて。
ヒョンジンより一瞬先に、撃ったーっ
ヒョンジンの体を庇ったスヒョン。
そして次の瞬間、カリモフ2世の銃を撃ったのです。
きゃぁ~っカッコ良い
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