華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第一章 | |
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公主たちが兵士たちに立ちはだかれて困っていた時、イ・ドッキョンとジュウォン、イヌがそれを目撃。
男装した人物が公主だと分かったので、助太刀に。
ドッキョンが兵士たちと争ってる間に、ジュウォンが公主たちを船着き場まで案内しました。
でもすぐに追いつかれそうになっちゃって・・・。
ジュウォンが囮になりました。
「私の名前を忘れないでください。」
と、ジュウォン。
「私が必ず公主様を見つけます。大君様、そして公主様をお守りします。」
その頃、光海君の前にゲシが。
永昌大君と公主の死の知らせが届くだろうと報告していました。
光海君、愕然としました。それだけは避けたかったし、殺す気なんて彼には無かったのですから。
自分を兄上と呼んで、唯一信頼してくれた肉親ですからね、公主は。愛しい妹なんです。
ゲシは、ナム・サゴの予言する王というのは、永昌大君ではなく、公主だと言いました。
だから、生かしておいたら、いつか光海君の首をしめることになる・・・と。
どこまでゲシは独断で事を進めるんでしょう。これでは、光海君は単なるお飾り的な王様でしかないではありませんか。ゲシの思うがままに、ゲシの基準で光海君の進む道を決めているわけです。
光海君の意向なんぞ、全く無視です。光海君の感情が甘いと言ってるのと同じです。
ムカつきますわ
船着き場にようやくたどり着いた公主たち。
でも、すぐに追っ手が。
チェ尚宮は決断しました。公主だけでも逃がそうと。
公主に言いました。
「あの小船に一人でお乗りください。できるだけ遠くまで漕いで・・・。勇気のある方ですからできますよね?」
公主が小船に乗り込み、慣れない手つきでこぎ出した後、チェ尚宮は、もう一隻の船に火を放ちました。
その船には、王宮に運ぶ火薬が積まれていました。
大きな爆発が
船は勿論、船着き場まで一気に爆発し炎に包まれました。
音に驚いた公主が振り返った時、もう辺りは火の海。
その明りを王宮から光海君も見ていました。
光海君が慌てて駆け付けた時は、もう、手のつけようが無い状態でした。
光海君は崩れるように座り込み、泣き叫びました。とうとう公主まで失ってしまった・・・。
ジュウォンも、その炎を見ました。
必ず守ると約束したのに・・・。ジュウォンも自分の無力さを嘆きました。
そして、永昌大君も、軟禁場所で窒息死してしまったのです。
部屋が蒸されたんだとか・・・。
あまりにも哀れな死に方でした。
インモク大妃は、公主に続いて大君までもが殺され、絶望しました。
光海君への憎しみがいっそう増しました。
大妃は、生き残ろうと決意しました。生き残って、いつの日か必ず復讐してやると決意したのです。
大北派は、これで安堵したのかと言うと、そうでもなくてね。
なにせ、大君と公主の死に方が異常ですから、いくら事故死だと取り繕っても、噂までは抑えられないのです。
仲間割れしそうです。
まだ気持ちの整理もつかないうちに、ゲシが今度は大妃の処分を・・・と言いだしました。
光海君は言いました。
「そなたは私を恐れないんだな。いつでも殺せるんだぞ。永昌大君と公主を殺した罪で。」
でも、ゲシは落ち着いて言ったのです。
「いつでも殺してかまいません。でも、王様はおわかりでしょう。王様のすべきことを代わりに私がしただけだと。」
全ては王座を守るための苦渋の選択だった・・・と。
苦渋の選択?・・・そうは見えませんでしたけど
私が本当に恐れたのは、予言や公主ではない・・・と光海君は言いました。
「予言を教えた者。」
予言を教えたのは、その者も予言を恐れていたからで。だから光海君一派を操り不安を消そうとしたのなら・・・、その者には真の狙いが他にあった筈だ。
「我々はその者の策にはまったのだ。そなたはヤツの思惑通りに大君と公主を殺したのだ。」
初めてゲシが動揺を見せました。
捕らわれていたイ・ドッキョンが釈放されました。
大妃は彼を呼びました。
そして、予言された本当の王というのが大君ではなく、公主だと言う事を打ち明けたのです。
公主の乗った小船は流されて遠くまで行ったようです。
そして、奴隷船に助けられ、奴隷として長崎の硫黄鉱山に売られたのです。
男のなりをしていて良かったです。
女ならば、すぐに女郎として売られてしまうところでした。
ジュウォンは、自責の念にかられ、自暴自棄になっていました。
飲めないお酒を飲んで、荒れていました。
そんなジュウォンを見て、イ・ドッキョンが言いました。
「お前たちを生きづらくさせてしまったな。この世で善を貫くのは困難かもしれない。しかし負けてはならん。残酷なまでの冬の寒さがどんなに長く続こうとも、土の下では輝く新芽が必ず育っているように。今の不義に屈することなく明日の新しい世を信じろ。」
この時、ドッキョンはジュウォンの父ホン・ヨンに腕の立つ者を用立ててほしいと頼みに来ていたのです。
まだその詳細は分かりません。