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謎の男・・・殺し屋ですね。
前世では、圧倒的にヒウの方が弱かったわけですが、今生では互角。
男も、ここまで互角に戦える相手と初めて会ったと言いました。
でも、やっぱり少し男の方が上手に見えます。
この勝負は引き分け。
パトカーがやって来たのです。
ギュリが警察に捜査の要請をすると言うのを、ヒウは止めました。
ギュリとク検事に、今回の建設会社の一件から手を引くよう言いました。キム検事長の息子も釈放しろと。
ヒウは詳細を話さず、自分を信じて手を引いてくれと言いました。
キム検事長は、チョ・テソプに検事総長になれと言われ、ほっとしていました。
ヒウに密かに命じた銀行の捜査について、チョ・テソプがどうやって知ったかが気になりました。
ヒウから聞いたのかとチョ・テソプに問いました。
しかし、チョ・テソプはそうだとは言いません。ただ、ヒウは有能な検事だと言っただけ。
この立場にいると色々見えてくると言いました。それにはキム検事長の考えや行動も例外じゃ無いと。
つまり、自分の情報収集能力はそれほど優れているんだと言いたいわけですね。
隠し事なんぞ、通用しない、お見通しだぞ・・・ってね。
ヒウの名前を出したら、今後、ヒウを使いにくくなりますよね。
人心掌握に長けていると思うのは、こういうところです。
ク検事の始末に失敗したと言う報告がチョ・テソプに入りました。
予想外のことでしょうね、男が失敗するなんて。
直後、ヒウが面会を求めて来ました。
ヒウは、男と闘ったのが自分だと言いました。
そして、ギュリたちを説得し、キム検事長の息子の釈放と事件から手を引くことを約束させたと。
検事を襲った男について捜査しなくてはいけないが、もしかしたら、チョ・テソプの手下なのではないかと思い、意見を聞きに来たと言いました。
回りくどい言い方ですが、要は男を捜査しても良いかどうか意見を聞きたいということです。
チョ・テソプは捜査はするなと言いました。
手下なのかというヒウの質問には答えず、この一件は自分に任せろと言う意味だと言いました。
次の検事総長は、キム・ソクフンだとチョ・テソプが言いました。
ヒウの思惑は外れました。
失脚させようとしていた相手だが?と言われ、ヒウは答えました。
「チョ議員の選択を信じます。」
今回も、褒美を・・・と言われましたが、やはりヒウは断りました。
チョ・テソプはハン・ジヒョンに、ヒウをどう思うか問いました。
「目的を必ず実現する人かと。」
と、ハン・ジヒョンは答えました。
気に入った・・・と、チョ・テソプは言いました。
彼を訪ねてくるのは、問題を解決してくれとわめく者しかいなかったからです。
「キム・ヒウは問題ではなく、答えを持ってくる。だが、欲が無い。いろんな事の本質を見抜いている。たまに私も不意を突かれる。大した奴だ。」
ここまで褒めておいて、チョ・テソプはヒウを牽制できる人物を探せとキム補佐官に命じました。
本当に信頼できる人間かどうか確かめるためでしょうか
キム検事長は、東部地検のユン検事長を失脚させろとヒウに命じました。
銀行の件の捜査は中止する代わりに、別の任務を与えたわけです。
やっぱり、キム検事長は、ヒウがチョ・テソプに銀行の捜査をちくったとは思っていないみたいですね。
ヒウは、それでもキム検事長の失脚を諦めてはいません。
ファン議員にキム検事長の息子と銀行の間の不正の証拠資料を渡しました。
検察で捜査はもうできない状況ですが、政界でなら使えると考えたのです。ただ、ファン議員に公表してもらうのではなく、これによってファン議員の党のキム党首を揺さぶってほしいと言いました。
今回のヒウのターゲットは、本当はキム検事長ではなく、キム党首でした。
ファン議員には、まだ本心を明かしていません。
実は、キム党首は、チョ・テソプとは違う党です。
なのに、チョ・テソプのご機嫌を窺うばかり。
だから、キム検事長に関する不正の資料を見せられても、チョ・テソプの意に反する事は出来ないと考えました。
しかし、次の総選挙の党公認候補の選定を自分と相談して・・・とチョ・テソプに言われた時は、流石にムッとしたようです。
断ろうとしたキム党首に、チョ・テソプが示したのは、キム党首のスキャンダルや不正の証拠資料。
有無を言わさず、公認の相談を共に・・・と約束させました。
キム党首、ファン議員から預かったキム検事長に関する資料の事を思いだしました。
それを利用して、チョ・テソプの動きを止めようと考えました。
で、東部地検のユン検事長に会いに行き、手を組もうと言いました。
ユン検事長も、捜査を中止したことで悶々としているところでした。
まずはキム党首が公表し、捜査せざるを得なくなったところで、ユン検事長が登場し、後始末をすると言う手筈となりました。
キム検事長の検事総長内定が公表されました。
キム検事長は、ヒウに東部地検のユン検事長の件はガンジンに任せ、キム党首の不正についての捜査を命じました。チョ・テソプからの指示です。
チョ・テソプは、銀行の件をキム党首が嗅ぎ付け、動き始めている情報を掴んだのです。
ヒウ、ここにきて、ようやくファン議員に本当の目的を明かしました。
キム党首を失脚させ、ファン議員に党首になってもらおうと言う計画です。チョ・テソプの対抗馬となるのはファン議員しかいないと考えているからです。
キム検事長の聴聞会が開かれました。検事総長になるための審査ですね。
無難に質疑応答を行っていきました。
その同じ時、なんと、チョン部長検事が記者会見を開いていたのです。
キム検事長の息子の不正を公表しました。
どうも、独断での会見だったようです。
このところ、イマイチ表情が暗いのを、ヒウもチ検事も気にしていました。これだったのですね。
チョン部長検事、ヒウたちにも内緒にしていたのです。責任を被るつもりで。
これが、速報として聴聞会の出席者たちにも届きました。
ファン議員は、すぐさまこの件についての意見を求めました。
キム検事長は、救いの目をチョ・テソプに向けました。
しかし、予想外の展開にチョ・テソプでもなすすべはありませんでした。
辞退しろと、チョ・テソプがキム検事長に言いました。
そして、キム党首の不正の噂を流させ、それをキム検事長に捜査するよう指示しました。
国民の目を逸らさせるんだと言いました。
それでも足りないから、息子を逮捕しろと。ガンジンと同じ手を使えと。
「君は正義の検事となってトップに立て。そうなってから、執行猶予つきでも無期懲役でも好きなようにしろ。」
キム検事長は、ヒウに息子を逮捕させました。
ヒウを牽制する人物・・・なんと、イ・ミンスでした。
「君と闘う。チョ・テソプについた。」
と、突然言いました。
受けて立ちます・・・とヒウが言いました。