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気マズイ雰囲気のまま食事会がお開きになった後、サラ父が娘に言いました。
やりすぎだ・・・と。
でも、サラは血のつながりが無いからこそ、必死に家族としての役目を果たそうとしているのです。でも、父の目には、それが痛々しく映っているのかもしれません。
まぁ、サラがドジェに勝とうと必死なのが、それだけじゃない欲にも見えますけどね。
ドジェがサラに対して優しくは無いけど必要以上に傷つけたりはしないのは、そういうサラの気持ちを察しているからでしょうか。
「家族なんだから、認められようと躍起にならなくていい。」
と、サラ父は言いました。
この状況を、ドジェ母も十分理解しています。
ドジェの努力も分かっています。
ドジェ母は、今が幸せだと言いました。
ドジェの部屋に飾ってある白磁、あれはドジェの実父からのプレゼントだそうです。
セゲのデビュー作の監督であり、大恩人と言えるイ監督が帰国しました。
でも、その情報をセゲは知りませんでした。ウミが内緒にしていたのです。
というのは、イ監督がセゲに会いたくないと言ってるからです。
イ監督の新しい作品の主役はチェ・ユリという女優に決まって動き出していました。
ところで、サラとウノはあれ以来度々顔を合わせていました。偶然です。
ウノがいろんなアルバイトをしているのですが、その先々で顔を合わせることになっていたのです。
サラはあまりにも会うので、ウノが自分のストーカーだと感じています。
でも、本当の偶然。
ウノにその気は全くありません。
セゲはウミに止められましたが、強引にイ監督を訪ねました。
イ監督はチェ・ユリと面談中で、セゲを完璧に拒否しました。
私の知るハン・セゲはもういない、変わり過ぎた・・・とイ監督。
セゲが月一で姿を消すことを耳にしているんですね。セゲの我儘、身勝手な態度としか思えませんよね、普通。それを許容するつもりは無いとイ監督は言っているのです。
セゲはその場で跪きました。
変身してしまうので・・・とは言えません。だから、変わりたくて変わったのではないと言いました。
必死に頼みました。イ監督の前では、プライドなど、ありません。
それでも、無理でした。
プロフィールを置いて行きましたが、それすら片付けられてしまったのです。
ドジェにセゲからTV電話が入りました。すっかり酔っぱらってしまってます。
イ監督にはねつけられた辛さを、ウミとウノが慰めてくれたのです。
出ると、セゲは号泣中。
イ監督の映画に本当に出たかったんだと泣きました。ウミたちにも言えない本音です。
ドジェの言葉を聞かず、自分勝手にしゃべり倒しました。
しばらくは付き合いましたが、ドジェは呆れて途中で電話を一方的に切りました。
セゲは翌朝になってその醜態を思い出しました。
後悔先に立たず・・・です。
チョン秘書ですが。なんと、サラの大学の後輩らしいです。
サラは彼を自分の会社に引き抜こうとしてますが、チョン秘書にその気は全く無さそうです。
ドジェから呼び出しがかかりました。
行くと、イ監督が乗る飛行機の便のチケットを渡されました。
深い意味は無い、セゲの活躍はわが社のプラスになるから・・・とドジェ。
セゲは駆け出しました。
ドジェはイ監督の方にも手を打っていました。
席をアップグレードしてあったのです。ファーストクラスに。
そこにいたのは、セゲだけでした。CAが、お好きな席に・・・と言ったのは、貸し切り状態にしてあったせいかしら?ドジェ、やることが凄いわ
でも、この心遣いも効果はありませんでした。
イ監督は、セゲがやった事だと感じたのでしょう。むっとした表情を浮かべました。
「新人扱いで構いません。監督が初めて会った新人の頃のハン・セゲと、今の私は何も変わりません。」
「いや、残念ながら、変わった。皆、そう言ってる。」
セゲが一生懸命、自分を見て、監督自身が判断してほしいと言いましたが、受け入れてはくれませんでした。
戻って来たセゲを、ドジェが出迎えました。
「完敗です。でも、やり切ってすっきりしました。」
と、セゲは言いました。そして、ありがとう・・・と。
ドジェは正式な秘密保持契約書を差し出し、サインを・・・と言いました。
「用事はこれです。」
迎えに来たわけじゃないと言う意味ですね。
何故特異な体質で女優を続けるのですか?とドジェが聞きました。大変でしょうに・・・と。
「忘れないためです。私自身を。いつか自分自身をわすれそうだから。」
と、セゲが答えました。
じゃ、次は私が・・・とドジェを映画に誘いました。
相貌失認だと、映画を楽しむことが出来ないとサイトに書いてあったので、確かめたいと言うのです。
平日の真昼間は一番映画館がすいてるので、安心できるとセゲは言いました。
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