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ハン神父、死んではいませんでした。
ただ、重傷で意識は無く、回復の可能性も低いと医者は言いました。
最善は尽くしたので、後は患者自身の気力体力と奇跡を願うしかないと。
シスターは勿論、パク検事、ク&ソ刑事、そして誰よりヘイルがショックを受けました。
自分のせいで、本当に善良なハン神父までもがこんな目に遭うなんて・・・と。
「まだ足りないのですか。何故私にこんな過酷な試練を与えるのですか。」
ヘイルは神に訴えました。
嘆くヘイルを見ても、パク検事は何も出来ませんでした。声をかける事すらできませんでした。
ただ、一緒に泣くだけでした。
「金の在りかを言わないと、一人ずつ襲う。」
と、イ・ジュングォンから連絡が入りました。
でも、ヘイルはジュングォンの言葉など聞いていません。
「お前の過ちが分かるか?この世で必要不可欠な存在に手を出した。一人を殺したんじゃない。この世を殺したんだ。俺の目に入った瞬間、お前を殺す。」
ジュングォンにも、ヘイルの怒りが伝わったようです。
ヘイルに見つかる前に、海外に逃げることを決めました。勿論、その前にお金を取り戻すつもりです。
ファン代表は、チャンリョンとフンソクに会社を処分すると伝えました。
ちゃんと、手下たちにお金を渡すことも指示しました。
彼はああ見えて、会社と社員を守る気持ちは強いのです。自分だけが良ければという考え方じゃないんですね。代表の資質はあるってことです。
チャンリョンとフンソクにも、身を隠すよう言いました。
でも、二人に隠れるつもりはありません。本当なら、ファン代表と会社とを守っていきたいのです。
その気持ちは本物です。
彼らがファン代表に忠誠を誓うのは、それだけの恩があるという事です。
彼らも海外に逃げる準備をすることにしました。
その前に、イ・ジュングォンに会うとファン代表は言ってますが・・・。
ヘイルはこれ以上大切な人たちを傷つけることは出来ないと思いました。
それには、自分が彼らから離れないと・・・と。
脱会申請書を提出し、司祭服を脱いで姿を消しました。
昔馴染みに国家情報院のシステムにアクセスできるコードを作るよう命令しました。
国家情報院のサイトにアクセスし、イ・ジュングォンの情報を得て、居場所を特定するためです。
そして、傭兵の一人が携帯を使用した瞬間、居場所を特定することが出来たのです。
が、一瞬の差で逃げられてしまいまいた。
ク&ソ刑事が発見した監視カメラの映像に写っていたのは、チャンリョンと手下がイ神父らしき遺体を運ぶ姿でした。
パク検事はそれを見て、流石にショックを受けました。
ヘイルにも送るよう、ソ刑事に指示しました。
チャンリョンは、落ち込んでいました。
ファン代表が必死に作り上げた会社を閉めなくてはいけないというのが、やっぱり・・・ね。
そんなチャンリョンを、ソンサクとヨハンが慰めました。
彼らは、なんだかんだ過去の経緯はありますが、友人関係を築き始めています。ソンサクとヨハンの懐の広さがチャンリョンを救ってくれたようです。
でもね、ソンサクとヨハンの目の前でチャンリョンは逮捕されてしまいました。イ神父の死体遺棄容疑です。
チャンリョンは、監視カメラの映像を見せられましたが、知らないと言い張りました。
でも、直後に、自分が殺したと言い出したのです。
シスターが、ヘイルが脱会届を出したことを知りました。
ク&ソ刑事やパク検事に知らせました。
自分たちを守るために離れようとしているんだろうとシスターが言いました。
ク刑事は、その他にも理由があると思うと言いました。
神父として許されない事をしようとしているのではないかと。
それだけは止めよう、その場にいた皆の一致した意見でした。
パク検事は、ヘイルの携帯にメッセージを残しました。
「検事になって思ったんだけど、世の悪は目も耳も無いみたい。だから相手も選ばない。何故私なのかと叫んでも答えてくれない。不幸な事が起こるのは神父だからじゃない。こういうことは起こるものなの。だから、自分を責めないで。」
ヘイルはある人物を訪ねていました。
例のセットをください・・・と言いました。
国家情報院の者しか使えないと分かっているだろう・・・と男性。
そうは言いながらも、男性は事件の事を知っていました。実は、オ院長からヘイルが来たら渡すようにと言われてようです。
ケースには、銃やナイフ、お金やパスポートが入っていました。
要員としての必需品なんでしょうね。
ヘイルは銃に弾を一つだけ詰めました。
ヘイルはイ・ジュングォンが偽のパスポートで海外に出ようとしていると踏んでいました。
で、偽パスポートを作る人物を探りました。
何とか探り当て、イ・ジュングォンの依頼を受けていることを突き止めました。
丁度その日、受け渡しの予定でした。
ヘイルは、業者に受け渡し場所の変更を連絡させました。
で、ようやくイ・ジュングォンと対面したのですが。
流石にジュングォンも場所の変更を聞いた時点で怪しいと勘づいていました。
なので、傭兵に命じて、手下を集めさせたのです。
ヘイルは決着がつく日だと思っていました。
だから、ク&ソ刑事やパク検事に、そのあとの始末を託しました。
ヘイルがその場所に行くと、既にイ・ジュングォンたちは待ち構えていました。
それだけじゃありません。
ずる賢いジュングォンは、シスターも拉致してきていたのです。
ヘイルに手出しできないようにしたのです。
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