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ソンジンは、性懲りもなくイナグループと手を組もうと考えています。
サンウンの事は置いといて、今度は、チョン会長を脅しにかかりました。
『ジェイミープロジェクト』・・・つまり、サンウンを政略結婚の道具とするために養女とした件を挙げて、公にされたくなければ・・・と言ったわけです。
イナ建設の株20%を要求しました。
勿論、チョン会長が応じるわけはありません。
ミホに対する憎しみが増すだけでした。
ヘジンは引き続きソンジンの動向を探っています。
だから、ソンジンがサンウンとミホのことを諦めていないことも気づいています。
サンウンが危険な目に遭うのではないかと、不安でした。
気になってサンウンの家近くに行ったある夜、サンウンの自宅に何者かが忍び込むのを目撃しました。
すぐさま後を追いかけたので、何も盗られず、賊は逃げて行きました。
サンウンたちも留守でしたので、大事には至りませんでした。
直後に帰宅してきたミホに、ヘジンが聞きました。サンウンは娘なのかと。
え~と、ヘジンはいつ知ったんでしたっけ?
そして、ソンジンがサンウンが養女だということを利用しようとしていると言いました。決定的な証拠をつかむために、こうやって忍び込んだに違いないと。
ミホは気づきました。
ここにもサンウンのことを心から心配してくれる人がいると。
考えてみれば、サンウンは人に恵まれていると思いました。
ジホやグァンナム、そしてヘジンも。
この一件を知ったサンウンは、ミホに、何もするなと言いました。
でも、ミホは自分の責任だから、自分で取ると言うだけでした。
グァンナムは、サンウンとミホが心配で、このまま海外に行って良いモノかと悩みました。
ヘジンから、サンウンの傍にいてくれと頼まれ、不安はさらに募りました。
ミホは、ソンジンに会い、釘を刺そうとしましたが、失敗。
と言うより、ソンジンの意思を変えるなんてことは、そうそう簡単なことじゃないってことです。
ミホが持っていたイナグループの裏帳簿等の情報は、チェ常務から手にいれたモノでした。
チェ常務は、“ジェイミープロジェクト”の最初から関わっていて、プロジェクトが失敗に終わってからのミホの動きにずっと不安を感じていました。
都度、助言や忠告をしてきましたが、ミホは聞き入れなかったのです。
ここにきて、本当に危険だと感じたチェ常務は、ミホに渡したのと同じデータをジホに渡す決心をしました。
ジホに、ミホを止めて欲しかったのでしょう。そして、ミホを守って欲しかったのでしょう。
ジホ、ジウンに相談しました。
ミホが罪に問われることが無い方法はないかと。
ジウンの見立てでは、ミホは実刑を免れることは無理でした。
ミホを救うためには、証拠の捏造も厭わないとジホは言いました。クビになっても仕方ないと。
サンウンの方が大事なの?とジウンが聞きました。
躊躇せずにジホは頷きました。
「この5年間僕を支え、変えてくれた人だ。」
それを、サンウンが望んでると?と、ジウン。
「僕は最善を尽くす。彼女が望まなくても、彼女のために。」
ジホは、ジウンに謝りました。
離婚の理由は僕にもあるから・・・と。
ジウンは、ほっとしました。
離婚したのは、どちらか一方だけが理由ではなく、二人とも未熟だったからだと分かりあえたからでしょうね。
ジホは、ミホにジウンを紹介しました。
ミホの問題は自分に任せてほしいと言いました。ジウンは弁護士だと。
しかし、相変わらずミホは頑なに、自分で解決し、罪を償うと言うばかりです。
ジホが、捏造までする覚悟だと知ったミホ。呆れたような表情を見せました。
ジウンは、サンウンを呼び出し、ジホの考えを話しました。
ジホに違法なことをさせたくはありませんし、サンウンもジホの覚悟を知るべきだと考えたのかもしれません。
サンウンはジホが全てを失うのをヨシとはしないだろうと言う予想もしていましたから。
サンウンは、ジホがこのところ残業続きな理由を知り、ショックを受けました。
すぐさま、ジホの執務室に駆けつけました。
自分のためにジホが苦しむのは嫌だと言いました。
止めてください、じゃないと、もう会いません・・・と、サンウン。
約束しますと、ジホは言いました。
あれ?こんなに簡単に手を引くの?
突然、ソンジンがサンウンの前に現れました。
散々、皮肉を言った挙げ句、ミホが持つ情報を渡せと言いました。“ジェイミープロジェクト”が公にされたくなかったら・・・って感じ。
「好きにすればいい。」
と、サンウンは突き放しました。
無様な足掻き方ですわ、ソンジン。
そこに、チョン会長から関係を絶つとの電話が。ソンジン父であるカン会長にも既にその旨連絡したと。
トドメですわな。
まだ、足掻こうとしてますけど( ´Д`)=3
皆、不幸になってしまう・・・と、サンウンは思いました。
隠し持っていた携帯を取り出しました。
何か、重要なデータでも?
ミホがサンウンの家を出ていこうとしました。
サンウンからの送金が入った通帳を置いて。
気がついたサンウン。
私が知らないとでも?と、サンウン。
サンウンは、とっくにミホが実母だと知っていたのです。
帰国した日、ミホとチョン会長の話を聞いてしまっていたのです。
自分の欲望を叶えるため、実の娘を利用しようとしているミホと、そうと知りつつ利益のために見て見ぬふりをしているチョン会長。
だからこそ、カンジングループとの顔合わせの場をめちゃくちゃにしたのでしょう、サンウンは。
「行かないで。自首なんてしないで。」
と、サンウンが泣きながら言いました。
もう、私を捨てないで!と。
ミホ、声をあげて泣きました。
ジホは、まだミホを逃がす事を諦めていないと、ジウンから連絡が入りました。
サンウンは、すぐにジホにメールしました。
“夕食を作るわ”
一緒に夕食を食べました。
幸せそうな笑みを浮かべるジホ。
サンウンは、どこか寂しそうな笑顔でした。
サンウンは、ジホの部屋から自分の痕跡を消して帰りました。
サンウンは、自分で決着をつける覚悟をしていました。
カンジングループの会議に乗り込みました。
カン会長はもとより、ソンジン、ヘジン、ヘジン母等、会社の重役たちが居並ぶところで、13年前のあの顔合わせの日に何があったかをぶちまけたのです。
サンウンは、その時の音声を録音していたのです。
その中で、ソンジンは散々サンウンを蔑み、自分こそ後継者だと父親すらバカにしていました。
これが、完璧にソンジンに引導を渡した形になりました。
会いたいな・・・と、サンウンはジホに電話しました。
食事を作って待ってます・・・と、ジホ。
もし私が遅れても、待たないで食べてくださいと、サンウン。
でも、その夜サンウンは来ませんでした。
電話も通じません。
嫌な予感がしました。
そして気づいたのです。
部屋からサンウンの思い出が消されていることに。
あったのは、唯一、二人の結婚指輪だけでした。
ジホ、泣きました。
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