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ソンジュンは、殆どの記憶を取り戻しました。
そこで知ったのは、ソンフンがこれらの事件に深く関わってきたということ。
何よりショックだったのは、ソンジュン自身を“チョン・ユンジェ”に仕立て上げるのに重要な役割を果たしていたと言う事です。
ソンフンが掛けてくれた“兄”としての優しい言葉が全て嘘だったと思いました。
自分がずっと慕って来た“兄”は、長い時間をかけて復讐していたんだと思いました。
ソンジュンは、ユンジェに聞きました。ソンフンが裏切ったと言うのはどういう意味だ?と。
ユンジェは、その質問でソンジュンの記憶が戻ったと気づきました。
ソンフンが味方だと信じ切っているソンジュンを苦しめたかったようです。幸せな気分など、感じさせたくなかったのでしょうね。
だから、記憶を取り戻させ、真実を突きつけたかったのでしょう。苦しめるために。
しかし、ソンジュンは気づいていました。
ユンジェが動揺し焦っていることに。
ユンジェは、ソンフンがまだ自分の味方なのか、或いは裏切ってソンジュン側についたのか判断しかねている状態でした。
ソンジュンが聞きました。いつから殺人の計画を立てたんだ?と。
「お前を僕にしたあの日だ。」
と、ユンジェ。
あの日から兄さんと2人で計画を?と、ソンジュン。
そして言いました。兄さんに裏切られそうで不安なんだろ・・・と。
ユンジェは一瞬表情が強張りましたが、すぐにしらばっくれました。
しかし、ソンジュンは不安をさらにあおるように言いました。
「共犯が裏切る理由を知ってるか?罪を共犯者にかぶせるためだ。お前が監獄で腐っていく間に、兄さんは順風満帆に生きて行く。それでもいいか?」
ソンジュンはユンジェが主犯でジョンスが共犯。そして、ソンフンが第2の共犯者だと考えました。
以前、ソンジュンはソンフンを疑った時期がありました。
しかし、ユンジェに刺されたことで、その疑いは消えていたのです。
それも全てソンフンの計画だったのかと、ソンジュンは気づきました。
ペク社長の娘の事件の担当判事となり、陪審員を選ぶことから、全て。
判事でありながら、全ての事件の現場にいたり、捜査にさりげなく介入していたわけで・・・。
捜査をしようとしていたのではなく、妨害していたのか?と、ソンジュンは思いました。
ソンジュン母は大金を準備し、チョルホに渡しました。
チョルホは、放送は取りやめると言い、録画ビデオテープをヨム署長に渡しました。
その時、意味ありげにチョルホが言いました。
放送は止めても、まだ真実を知るものが他にもいる、灯台下暗しだ・・・と。ソンフンのことですね。
ソンジュン母とヨム署長は、まさかソンフンの事だとは気づいていません。
2人と別れた後、チョルホはあっけなく殺されてしまいました。犯人が誰かは分かりません。
ソンフン?ジョンス?
ウンギとソンフンは、放送の事で相談するため、チョルホと会う約束をしていました。
しかし、チョルホは結局現れませんでした。
チョルホがソンフンのことを警戒した方が良いとほのめかしたのには理由がありました。
実は、ソンジュン母とヨム署長をビデオテープを公表すると言うネタで脅したのは、ソンフンの入れ知恵だったのです。
番組を作ると言う話をしたら、2人がどう出るかを見てほしいとソンフンは言いました。
しかし、テープは拉致された時ユンジェに奪われていたので、チョルホの手元にはありません。
持っているフリをすればよいとソンフンは言ったわけです。
だから、ヨム署長がチェックしたテープには、何も録画されてはいませんでした。
チョルホに騙されたと、ヨム署長は激怒しても後の祭りでした。
ほっとして帰宅したソンジュン母に、バイク便が届きました。
ジョンスでしたね、届けたのは。
封筒に入っていたのは、写真。
どうも、ソンジュン父・・・リュ判事が写っているようですが、詳細は分かりません。
希望福祉園の別荘にリュ判事が行った時の写真のようですね。それはつまり、リュ判事も性接待を受けていたということになります
ソンジュン母は、ソンフンの仕業かもしれないと言いました。
ソンフンは、全てを知ってるわけだから・・・と。
ソンジュンは、帰宅したソンフンに対して、明らかにそれまでとは違う冷たい態度を取りました。
あのペンダントも外していました。
そして、外で話を・・・とウンギを連れ出したのです。
ソンフンが、ソンジュンの変化に気づかない筈はありません。
ソンジュンは、ウンギに言いました。
「兄さんが疑わしいから、明日の朝にでも引っ越しして。」
そう聞いてもウンギが冷静なことに、少々違和感を覚えてしまった私です。
チョルホの遺体が発見されました。
行方の分からないジョンス仕業では?と、思われましたが、全く手掛かりはありません。
ソンフンがユンジェの面会に行きました。
早くここから出してくれとユンジェ。
ソンジュンが何かに気が付いたとソンフンが言いました。
ユンジェは嬉しそうに、思いだすために協力してやったと言いました。
「共犯が誰かすぐに気づいたよ。」
お前は本当に救いようがないと、ソンフンは怒りを込めてユンジェに言いました。
そして、ユンジェがソンジュンに言われた言葉をそのまま自らの口で言ったのです。
「これだけは言える。お前を人とは思わないのは事実だ。」
ソンジュンの言葉通り、ソンフンはユンジェを捨てたのです。
ユンジェが計画から外れた行動をとり続けるから、省いたと言うわけです。復讐は完了したわけではなく、まだ継続中だから。
ソンフンの言葉にユンジェはショックを受けました。
チョルホの行動を探っていたソンジュンは、直前に行った店を探し当てました。
そこで2人の人と会っていたと店の者が言いました。
部屋を調べてみると、隠しカメラがセットされているじゃありませんか。
その映像をチェックすると、映っていたのはヨム署長と母。
隠しカメラをセットしたのは、ソンフンと思われました。
母にチョルホと会った理由を聞きました。
母は、ヨム署長に誘われて行き、3人で食事をしただけだと言いました。
ソンジュンは大金の入ったカバンをチョルホに渡したのが、隠しカメラに映っていると冷たく言いました。
子供だましのような嘘をつき続ける母でしたが、いつまでも言い逃れは出来ません。
結局、チョルホに脅されたんだと保身に走りました。
脅迫されるようなことがあったのかと、ソンジュン。
両親は、一言も話しません。話せませんわな。
「頼むから、正しい決断をして。」
そう言って、ソンジュンは家を出て行きました。
ソンジュンはソンフンに連絡しました。
「チョルホを殺したろ。」
ソンジュンは続けました。
3人が、20年前と同じかどうか、確認したんだろ?と。
3人は全く変わってなかったな・・・と。
だから、チョルホをまず殺して、ヨム署長と母さんも・・・とソンジュンが言うと、
「鋭いな。」
と、あっさりソンフンが言いました。
ソンジュンは絶望的な気持ちでした。
両親は醜い過去を隠し続けてきたし、ずっと追い求めて来たある意味憧れの存在だったソンフンが、一連の事件の共犯だと認めたのですからね。
ソンフンが、ウンギに何やら封筒を渡しました。預かってほしいと。
あなたなら、上手く活用してくれると思うから・・・と。
この殺人の計画をしたのはソンフンだと、ユンジェが言いました。自分が巻きこんだわけじゃないと。
「兄さんは、復讐の設計者で、僕が実行者だ。それに、まだ続いてる。」
ソンジュン、衝撃のあまり、言葉が出ません。
ユンジェはそんなソンジュンを見て楽しそうでした。
放送局にヨム署長とソンジュン母がチョルホと会っているところの映像が送られて来ました。
映像だけじゃ無く、チョルホにお金を渡して放送を止めるよう説得する言葉も録音されていました。
送り主は、翌日にも次の映像を送ると伝えていました。
ヨム署長とソンジュン母は、焦りまくりですが、どうしようもありません。
ソンジュンは、ソンフンの仕業だと思いました。
ソンフンは止まるつもりは無いようだと。
そこに、ウンギが駆け付けて来ました。ソンフンから預かったモノを届けに来たのです。
それは、ソンフンが20年前に書いた嘆願書でした。
宛名は、リュ判事。つまり、ソンジュン父、ソンフンの養父です。
希望福祉園の実情を訴えようと、書いたものでした。
読んだリュ判事は、考慮すると受け取っておきながら、結局、ソンフンの願ったような事態にはならなかったのです。
園長が横領罪に問われただけでした。
この時でしょうね、リュ判事に性接待が行われたのは。
ソンジュンにソンフンから連絡が入りました。
「釣り場に来い。」
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