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偶然なんでしょうか。
20年前、ペク社長が管理していた施設に関わっていた人物が、陪審員に何人もいます。
チェ運転手もそうですし、陪審員のカン・ヨンギもそうでした。施設に食料品を納入する業者だったのです。
チェ運転手は、手の甲にやけどの痕がある人物について、以前ソンフンに話をしていたことがありました。
ウンギは、アン・テホの手にやけどの痕があるのを覚えていました。
歩く癖と火傷の痕・・・。
やはりアン・テホが怪しいと、ソンジュンは言い、今すぐにでも捕まえに行こうとしたのですが、ソンフンが止めました。
チェ運転手の携帯を発見したのはソンジュンです。ソンジュンがアン・テホに罪を着せるために捏造したと思われるのがオチです。
「これは容疑者が見つけた汚れた証拠なんだ」
と、ソンフン。
ソンジュンは反論出来ませんでした。
ソンフンは一人で証拠を見つけると言いました。そのために、アン・テホの家に行くと。
そして、ウンギに言いました。
「誰も信じないで。ソンジュンも、僕も・・・。」
ソンフンは、アン・テホの家に行きました。
そこで、パク社長の手下たちに、アン・テホと間違えられて拉致されそうになってしまいました。
それを助けたのは、ソンジュン。
ソンフンの指示に従わず、一人でやってきて、騒動に遭遇したのです。
なんとか逃げきれたものの、ソンフンは腕を切られていました。
ソンジュンは、自分のために兄が傷つくのは見ていられないと、怒りました。
ところで、ソンフン、体中に傷痕があります。
ペク社長の施設にいた少年の一人のようです。
ヘジンの折れた爪に残っていたDNAは、チェ運転手のモノでした。
その報告書を、オチーム長たちが確認しました。
自分たちが見る前に、カン刑事が隠蔽しようと持ち出したことをオチーム長が咎め、理由を聞きました。
カン刑事は、オチーム長をはじめとした捜査員たちがソンジュンを庇おうとしていると言いました。
全ての状況がソンジュン犯人説を裏付けていると言うのです。
そこに、アン・テホが現れました。
「自首します。チェ・スンギルは俺が殺しました。」
でもね、意識不明ではありますが、チェ運転手は死んでいなかったのです。
取り調べでそれを知ったアン・テホは取り乱しました。
ソンジュンは、時々激しい頭痛に襲われることがあります。
その度に、意識を失ってしまうほどです。
ソンフンが、チェ運転手の病室に行きました。
あんなに簡単に入れるの誰も警護してないのはちょいと変ですよね。
ほんの少し意識が戻っているチェ運転手に、ソンフンが聞きました。
僕が誰か分かりますか?と。
そして、チェ運転手が残した音声データを聞いたと言いました。
その中には、アン・テホがチェ運転手を殴って逃げた35分後に、別の人物が入ってきた音が録音されていたのです。
「あなたにトドメを刺すためにビンを振り下ろしたその人物の顔を見ましたか?」
チェ運転手は、ソンフンに何かを囁きました。
が、次の瞬間、怯えたようにソンフンを見たかと思うと、突然呼吸困難に陥り、そのまま息を引き取ってしまったのです。
直後に、ペク社長がやって来ました。
チェ運転手の顔に白い布が掛けられようとしている時でした。
ふいに、ペク社長はソンフンと直前にすれ違ったことを思い出しました。
この後、ペク社長が向かったのは、なんと、ソンフンの実家。ソンフンたちの母グクヒに会いに行ったのです。
グクヒは、福祉部長官に内定していました。しかし、ソンジュンが容疑者として指名手配されたことで、それが撤回されかけて苛立っていました。
常に、表向きは仕事も家庭も完璧にしているように見えていましたが、実は裏の顔があるようですね。
ペク社長と知り合いだと言うだけで、胡散臭く思えます。
ペク社長は、グクヒがチョン・ユンジェ・・・つまり、ソンジュンを匿っていると思っています。
グクヒの夫リュ判事は、妻の裏の顔を知らないようですね。
ソンジュンとウンギも、チェ運転手の音声データから、もう一人の人物がいたことに気づいていました。
ソンフンは、チェ運転手が、“13番”だと言っていたと言いました。
チェ運転手、死ぬ前にちゃんと答えていたのね。
ソンジュン、何か引っかかるものを感じているようです。何
ウンギは、そんなソンジュンの戸惑いに気づいています。
ウンギは、ソンジュンに聞きました。13番って誰か知ってるんでしょ?と。
ソンジュンは、言い当てられて驚きました。
自分のことを話し始めました。
「7歳の時に事故に遭った・・・。」
その時に記憶を失ってしまったが、不思議な事に養子になる前の名前と番号は覚えてるんだ・・・と。
「13番、チョン・ユンジェ。」
でも、チェ運転手を襲ったのは自分じゃ無いと。嘘だと思う?と。
嘘だとは思わないけど、辛そうに見える・・・とウンギは言いました。
ここに至っても、まだ警察は・・・いえ、正確には、ヨム署長とカン刑事はソンジュンが犯人だと信じています。
オチーム長は、ヨム署長があまりにもソンジュン犯人説に固執することに、不審な感じを抱き始めています。
何か根拠があるのかと、ヨム署長に問いかけようとしましたが、途中で言葉を飲み込んでしまいました。
アン・テホが釈放されました。ヨム署長の命令です。
直後に、アン・テホは拉致されました。ペク社長の仕業です。
ペク社長は、アン・テホとチョン・ユンジェが共犯だと信じています。
だから、暴行を加えて、居場所を白状させようとしたのです。
しかし、アン・テホは何も話しませんでした。20年前、家族とも言える友達を裏切ったことが、ずっと彼の心に重石として残って来たのです。同じ事は出来ないと思っていました。
結局、アン・テホは生きたまま埋められてしまったのです。
ところが翌朝、アン・テホの姿は消えていました。誰から助け出したようです。
カン・ヨンギの娘の結婚式が行われました。
陪審員だったメンバーは、皆招待されていました。
そこで事件が起こりました。
挨拶をして乾杯の音頭をとったカン・ヨンギが、お酒を飲んだ直後、倒れてしまいました。
会場は大騒ぎとなりました。
その騒ぎの中にアン・テホの姿を見つけたソンジュンは、後を追いました。
しかし、見失ってしまいました。
その時、ソンジュンはソンフンの姿を見た気がしました。
そして、直後、今度は新婦であるカン・ヨンギの娘の惨殺体が発見されたのです。
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