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“ソーノ”のブランドを改めてヨンウンが引っ張っていくということになったものの、何かと邪魔が入り、上手く進みません。
生地の仕入れや工場の問題の全てで、新しいブランドが優先されてしまったからです。
チスクは、これまでは、会社ザ・ワンの威光、つまりはチスク自身の存在があるからこそ、上手く事が運んでいたんだと強気です。ヨンウンの力ではないと。
これもジェグクの事があるからかしらね。何だか変に意地悪してます。
ジェグクは、ドフンの会社ビジョンPRに所属することにしました。
ソウルに残るのならば、ここで仕事を見つけなければ・・・ってね。
撮影の仕事は対象を選ばず、どんどん引き受けました。
そして、ビジョンPRとザ・ワンの新しいブランドが提携することが決まりました。
チスクは、ジェグクとしょっちゅう顔を合わせるようになり、うきうきしています。
ヨンウンは、意識してしまうので、気マズイですが。
ジェグクは、そんなヨンウンの戸惑いなどお構いなしに、真っ直ぐにヨンウンを見つめて来ます。
どうも、子供を結婚させようと親同士で約束していたのは、ジェグクではなく、スワンと・・・だったようです。
会長が覚えているのも、スワンの事でした。スワンとジェグクを混同しています。
だろうと何だろうと、会長はジェグクとチスクの縁談を進める気持ちに変わりは無いようです。
そして分かったのは、スワンとジェグクは異母兄弟だということ。
何となく、ジェグク母が不自然なほどに気を遣っているように見えたのは、これが理由なのかも。
でも、ジェグクが素直に育っているのは、母が憎むことなくスワンと同等に扱ってくれたからのようです。
チスクは、ジェグクに再アタック開始。
でも、ジェグクはあっさりと断りました。
恋人になりたい女性がいるから・・・と、率直に理由も言いました。
玉砕です、チスク。
ところで、ミスクですが・・・。
検査の結果、膵臓癌だと診断されてしまいました。かなり進んでいるようです。
早めの入院を勧められました。
思ってもみなかった診断に、ミスクは頭が真っ白になってしまいました。医師の声が頭に入って来ません。
ミスクは、急用だとヨンウンを呼び出しました。
デパートで散財するミスク。
何かあったの?と、ヨンウン。ミスクらしくない行動だからです。
「更年期のうつ病みたい。だから、私が何をしても反対せずに受け入れてね。」
と、ミスクは明るく言いました。
だから、あなたも自由に生きて・・・と。スワンの弟だろうと、好きならそれでいいじゃない・・・と。
偶然、ジェグク母とシン・ユジョンが会いました。久しぶりだったようです。
ジェグク母は嬉しそうにジェグクに好きな人ができたと報告しました。
会ってみましたか?と、シン・ユジョン。
まだだとジェグク母は答えました。まだジェグクの片思いみたい・・・と。
「どんな人か楽しみなの。今度は誰であろうと認めるつもりよ。」
と、ジェグク母は嬉しそうに言いました。
誰であろうと?・・・と、シン・ユジョン。
思い出しました。
スワンの遺品にあった携帯には、スワンとヨンウンの仲睦まじい様子を撮った動画が残されていたのです。
どんな思いでそれを見たのか・・・。
スワンとシン・ユジョンの結婚は、既に招待状まで出来上がっていたようです。
ヨンウンたち“ソーノ”のチームは、新しい作品を作り上げようと一生懸命に取り組んでいました。
ヨンウンの実力を知っている新ブランドのオチーム長は焦っていました。
で、ヨンウンたちのデザインを盗んで来いと“ソーノ”チームのソヨンに命令しました。見返りは新ブランドのメンバーにするということ。
ソヨン、悩みました。
その現場を目撃したのが、チヒョン。
チヒョンはすぐにヨンウンに報告しました。
ヨンウンは、チーム全員のスケッチをチェックしました。
行き詰ってるソヨンに、自分の昔のスケッチブックを参考に・・・と見せました。
「焦るわよね。チャンスも掴みたい筈。でも焦らなくていい。ゆっくりでも、上手く行かなくてもいい服を作る事に集中すればチャンスは訪れる。いい上司は才能を欲しがるだけで不当な指示は出さない。」
他のメンバーも、口々にソヨンを励ましてくれました。
ソヨン、ヨンウンが全てを見抜いていると察したようです。そして、メンバー皆が温かいと改めて気づき、ほっとした笑顔になりました。
チヒョンはヨンウンを凄いと思いましたが、ソヨンが本当に裏切らないか、まだ信じる事は出来ませんでした。
ヨンウンは、チヒョンに、見たことは忘れなさいと言いました。
街角で撮影していたジェグク。
騒動に巻き込まれてしまいました。と言うよりは、自ら騒動に巻き込まれに行ったと言うべきかも。
騒動の当事者はなんと、ヨンウン父。
母から連絡を受けたヨンウンは、警察署に行きました。
そこにいたのは、父親と何故かジェグク。
ヨンウン父が申し込んだ旅行社がペーパーカンパニーだったとかで、その担当者と揉めましてね。
逃げ出した担当者を追いかけたヨンウン父。担当者が勝手に転んだのに暴行を受けたと通報したため、事がややこしくなってしまったと言う事でした。
詐欺と暴行事件と言うことです。
そして、ジェグクは、逃走し、勝手に転んだ状況を、偶然動画に撮ったことで、重要な目撃者であり動かせない証拠の持ち主でもあると言う事なんです。
騒動のさなか、担当者がジェグクに頭突きなんぞをしたため、これも暴行事件となっちゃってて。
ま、警官の目の前で起こったことだし、確固たる証拠があったので、大ごとにはならずに済みました。
思いもよらない事態に、ヨンウンは驚くばかりでしたが、ジェグクは嬉しそうでした。
ヨンウン父も、ジェグクにたいそう感謝しました。
ジェグクの電話番号を、目撃者(モクギョクジャ)からとって『モ・ギョンジャ』と登録しました。これって、後々揉めそう・・・。女性名にありそうじゃない誤解されそうですな、ヨンウン母から。
チスクは、ドフンを呼び出し、失恋の鬱憤をぶつけました。
しこためお酒を飲んで、すっかり酔っぱらいました。
ドフンは迷惑そうではありますが、嬉しさの方が勝ってる感じです。
それにしても、ドフンの気遣いったら、とっても素晴らしい
結局、寝込んでしまったチスクを、ドフンは自分の家で寝かせるしかありませんでした。
この時、チスクは、とんだ誤解をしてしまいます。ドフンがゲイだと・・・
ミスクは、病気のことを夫のスホに話していません。
このところ、何かにつけて口喧嘩が多い2人です。
病気の事が分かってからというもの、ミスクは苛立ちと焦りから、それまで以上にスホに不満をぶつけてしまっています。ゴミ出しの事とか、娘の世話の事とかで。
自分がいなくなったらどうするんだと、ミスクは言いますが、その言葉の本当の意味を知らないスホは、細かい事をねちねちと言うとしか受け取っていません。
スホ、実は会社の部下と不倫中なんです。
ヨンウンは新作を作ってくれる工場が手配できなくて困っていました。
本当は、チェ室長に任せたいけど、以前のデザイン流出の事があるため、踏ん切りがつきません。
会社でもそう言う業者を使うのは反対されると分かり切っていますしね。
でも、ジェグクの助言で、決心出来ました。
チェ室長に任せようと考え、訪ねて行きました。
以前の一件を不問に付すということではありません。
批判や訴訟もあるけど、それでも良ければ仕事を引き受けてください・・・と、ヨンウン。
チェ室長は、引き受けてくれたようですね。
工場から出ると、ジェグクがヨンウンを待っていました。
その姿を見て、ヨンウンはほっとしたようです。愛しい感情がヨンウンの眼差しにあふれているように見えました。
しかし、ヨンウンは本心を閉じ込めようとしました。
ジェグクが心を開かそうとしましたが、ヨンウンは背を向けました。
横断歩道を渡り切った時、ジェグクからメールが。
『携帯の壁紙はそろそろ変えて』と言う文と、一枚の写真です。
すぐに電話も入りました。
「10年前に僕が撮ったあの道は、あなたの言うとおり漠然としていて先が見えませんでした。でも今は見える。何処に行くべきか。道の果てに何があるかが。」
その瞬間、あの写真を撮ったのが、ジェグクだとヨンウンは知ったのです。
この10年のヨンウンを支えて来てくれたあの写真を・・・。
ジェグクは、写真を買ってくれた人がいたからこそ10年頑張れたと言いました。
偶然、買い主の女性に逢って心が弾んだし、飛行機もキャンセルした・・・と。傍に居たかったと。
それでもダメなら、その時、別れようとジェグクは言いました。
「10年前に始まった僕らは、今、別れの途中なんだ。別れるまでは、愛し合おう。」
なるほど、そう言う意味だったのね。
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