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チョル、一般常識には欠けていますが、刑事としての資質は確かなモノのようです。
ケジョルが危険だと察知し、すぐさま後を追ったのです。
ケジョルは飲み物に薬を入れられ、意識を失っていました。
チョルは、ケジョルがジュンシクの車に乗せられて行くのを目撃。コクドゥに連絡を入れ、自分はジュンシクの車を追跡しました。
チョルとコクドゥとでジュンシクの車を挟みうちに。
コクドゥは意識の無いケジョルを抱き上げると、瞬間移動。
チョルが銃を構えて、ジュンシクを逮捕しようとした瞬間、倒れてしまいました。
なんと、チョル、ケジョルの飲み物を半分ほど飲んでしまってたんです。
体内に入った薬はケジョルより多かったみたいです。
この隙に、ジュンシクは逃走してしまいました。
チョルが倒れて良かったかもしれません。コクドゥが瞬間移動するのを見られなくて済みましたからね。
コクドゥはキム理事長の仕業だと察しました。
しかし、だからと言って怒りに任せて一気に命を奪う様なことはしませんでした。
それはある意味寛大な処置だからです。
キム理事長の持つものを全て奪い、何もできない無力感に絶望し耐えがたい苦痛を味合わせてやろうと考えたのです。
ケジョルは、すぐに意識を取り戻しましたが、チョルはなかなか意識が戻りませんでした。
コクドゥには、気丈に振舞っていたケジョルですが、本当は唯一の肉親であるチョルがもしかしたら死んでしまうのではないかと、医者にも関わらず、おろおろと混乱しました。
それを見たコクドゥは、死というものがどれほどの悲しみを遺族に与えるものかを初めて知りました。
自分がいなくなった時、ケジョルが出来るだけ悲しまずに受け入れられる方法は無いかと、オクシンとカクシンに相談しました。
交通事故にすればよいとか、留学することにすればよいとかオクシンとカクシンは提案しましたが、コクドゥはどれも気に入りません。
残りの人生の過ごし方は、2人で選ぶべきです・・・と、カクシンは言いました。コクドゥ一人で考えることではないと。
もっともだとコクドゥは思いました。
で、ケジョルに友達の話だと断ったうえで、質問しました。
「恋人に言いたいことがあるらしいけど、どんなふうに言えばショックが少ない?」
友達の話だけどと断るのは、たいてい自分の話だとケジョルは知っていました。だから、自分へのプロポーズの仕方を考えているんだと思い込んだのです。
「平凡がいい。呼ばれて行った先は、平凡な路地で小さな貴金属店があるの。古い壁掛け時計が壁一面に並んでる小さな店。ノーブランドで何の飾りも無い平凡な指輪を交わして平凡な告白を受けたい。」
コクドゥはそういう意味では無いとは訂正しませんでした。
ただ、悩みは深くなりました。
“一緒”を夢見るケジョルにどうやって別れを告げればよいのか・・・と。
キム理事長の製薬会社に家宅捜索が入りました。
不正会計と贈賄の内部告発があったと言う理由です。
キム理事長は堂々と検察に出頭しました。
権力者への根回しが完璧に出来ているキム理事長は、オクシンのプルファグループの謀略だと言う噂を流し、結局何のお咎めも無しとなりました。
コクドゥはそれを分かっていたにもかかわらず、何も手を打ちませんでした。
キム理事長を油断させるためです。
ここで思わぬ事実が判明。
イドゥンは、昔、オ・ヒョン=コクドゥの実の弟ヨンだったのです。
オ・ヒョンとオ・ヨンは仲の良い兄弟でした。
ソリへ渡すシャクナゲの指輪を選んでくれたのは、ヨンでした。
イドゥン、前世の記憶が蘇ったの
コクドゥは思いだしたようです。突然、それまでの冷たい態度から180度変わって世話を焼き始めましたよ。
ただ、辛い事実も分かりました。
高麗の当時、圧力をかけられていた元に対抗しようとした兄を助けたために死刑になっていたのです。
コクドゥは愕然としました。
また、自分のために不幸になる運命ならば、関わるべきではなかったかもしれない・・・と。
ある日、ケジョルが聞いてしまいました。
コクドゥがあと20日で消えるとオクシンたちと話しているのを。
ショックを受けたケジョルに、実は留学することになっていると、オクシンが説明しました。
しかし、すぐに納得できるはずがありません。
それならば、少なくとも私には言うべきだったんじゃと、ケジョルは背を向けました。
そのまま家を飛び出したケジョル。
コクドゥは後をついて行きました。
行く宛てが無いケジョルは、自宅に戻りました。
ところが、そこにはジョンウォンが来てて、チョルと良い雰囲気になってる最中
突然のことに、ジョンウォンはチョルの部屋に隠れました。
が、ケジョルにはバレバレ。
酔っぱらったフリをして、ベッドにもぐりこんだため、正体はばれずに済みましたが、ジョンウォンはチョルがケジョルの弟だと知り、更に動揺しまくりました。
ま、でもケジョルは弟チョルにも恋人が出来たと言う喜びで、コクドゥと仲直りすることができましたけどね。
コクドゥは、ケジョルを小さな路地の貴金属店に連れて行きました。
ケジョルが望んだとおりの店でした。
「お前と一緒におれたちの子の20歳、30歳を見る。ただし条件がある。俺が醜い怪物になっても俺を捨てるな。」
コクドゥがケジョルの指に大きな宝石のついた派手な指輪をハメました。
シンプルな指輪は勘弁してくれ、俺にも好みがある・・・と。
オクシンとカクシンは、コクドゥからその話を聞き、心配しました。
コクドゥはこの世に残るつもりだと言いました。あの世への扉を開けないつもりだと。
どうなるか分からないのに・・・と、カクシンは不安がりました
突然、ケジョルにメールが届きました。
添付されていたのは、縛られたチョルの写真。
必ず1人で来いと書かれてありました。
コクドゥとケジョル2人でチョルの元に向かいました。
予想通り、罠でした。
仕掛けられた爆弾が爆発しました。が、寸前でコクドゥはケジョルを抱きかかえて瞬間移動。
ケジョルは、この時とうとうコクドゥが“人”ではないと知ったのです。
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