レビュー一覧は、こちらから。
オドルは見事代表選抜大会で勝利し、オリンピック出場を決めました。
勿論、2020東京大会です。今は空しい思いですが・・・
ソンギョルは、オソル父の洗車の仕事を手伝い始めました。当然、オソル父の許可なく。
自分にできることはこれだけなので・・・とソンギョルは言いました。
すぐに受け入れてもらえるとは思っていませんでしたが、やはりオソル父の態度は冷たいものでした。
ある夜、オソルの担当している選手が事故を起こしたとの連絡が入りました。
オソルは急いで対応に当たろうと、家を飛び出しました。
そしたら、そこにソンギョルが。
オソルに一目でも会いたいと家の近くをうろついていたんです。
ラッキーって感じだったでしょうね。
でも、オソルにもラッキーでした。車で病院まで送ってもらえたから、早く対処が出来たのです。
幸い、選手は大事には至らず、担当のコーチからもお礼を言われました。
で、お礼の代わりにと、ソンギョルも一緒にお酒に誘われました。
オソルの代わりにどんどん杯を受けるソンギョル。さほど強くもないのに・・・。
ところで、このシーンでも出ましたが、『黒騎士』という単語、知ってみると、よく使われていることに気が付きます。勿論、私が知ったのは『黒騎士~永遠の約束~』でです。代わりにお酒を飲んでくれる人のことを、韓国では、そう呼ぶんだそうです。
ま、そんな状況で、ソンギョルはしこたま酔っぱらってしまいました。
タクシーを捕まえてくる・・・と行こうとしたオソルを、ソンギョルが引き留めました。
少しだけ一緒にいて・・・と。
「2年間、僕は君をただの一度も忘れたことはない。別れた日、僕は君と握手出来なかった。それが心に引っ掛かって。だからアメリカに逃げた。アメリカでの生活は辛かったけど、君のお陰で耐えられた。」
せつせつと想いを訴えるソンギョル。
本当に一生懸命努力したんだ・・・。一度くらいほめてくれないか・・・と。
「僕を見て笑って欲しい。」
そのまま、オソルの肩に寄りかかって眠ってしまいました。
「頑張ったわね。本当に偉いわ、社長。正直言うと、私も同じだった。2年間、一度も忘れられなかった。忘れるわけない。ずっと会いたかった。父さんや母さん、オドルを考えると悪いと思いながらも会いたいと思ってた。ごめんなさい。後悔することは無いと言いながら、こんな・・・。でも、どうにもならない。そうでしょ。」
オソルは呟きました。
ソンギョルには聞こえてなかったよね?
翌日、何も迷惑かけてないよね?・・・とオソルにメールしたソンギョル。
そしたら、“大丈夫”と言う簡単な返信が。
それだけで、嬉しいソンギョルでした。
ハインは患者からもらったチケットでオソルをスケートに誘いました。
本当は苦手なのに。
転び方が上手いです、もしかしたら本当に苦手なの?
ハインはオソルの傍を離れる決心をしていました。これが最初で最後のデートとなりました。
翌朝には、オソルの家の屋上の部屋を出て行っていました。
残されていたのは、ヤクルト1本とオソルにプレゼントした鉢植えのイラストが描いてあるカードのみ。
ソンギョルは新たに会社を興す決心をしました。
ドンヒョンたちに声をかけました。
既に俳優として売れ始めているジェミンは無理として、ドンヒョン、ヨンシクは大喜びで加わりました。
皆、声がかかるのを待っていたのです。
クォン秘書も参加しました。
どうにか軌道に乗り、社屋も皆で作り上げました。
それでも、ソンギョルはオソル父の手伝いは続けていました。
オソル父もソンギョルの人となりは十分わかっていますから、心の中では既に許しているようです。
ある日、食事に誘いました。
仕事に対するソンギョルの考え方を聞き、感心したようです。
オソル母の納骨堂の清掃の事もオソルから聞いていました。
「感謝してる。オソルは苦労して育ってるだけに親としては不憫なんだ。」
そう言うと、ソンギョルは頷きました。分かっているつもりだということですね。
オソル父はオソルとオドルと一緒に妻の納骨堂を訪ねました。
2人を外で待たせて、一人妻に語り掛けました。
「二人とも大きくなったろ?もう俺はあの人たちを許そうと思う。オソルが愛されてほしい。あの子が愛する人に後悔のないように。たくさん愛されて愛して・・・そうやって生きてほしい。お前もそう思うだろ?」
涙ながらに語り掛けるオソル父。
オソル父のこのシーンと、ソンギョルの祖父であるチャ会長のシーンは、泣けました。
上手いもんね、両役者さんとも 表情、セリフ回し、そのどれもが本当にリアル。号泣していなくても、見てるこちらがじんわりと泣けて来ます。
「あいつを受け入れてやれ。」
オソル父が言いました。もう十分だ・・・と。
オドルも頷きました。
「母さんにも話した。同意してくれたよ。」
それでも躊躇するオソルの背中を二人が押してくれました。
オソルは、駆け出しました。
また余談ですが。この駆け出すシーンは、ちょっとこっ恥ずかしかったです。オソルが振り返って駆け出すシーン、ちょっと作りすぎてるわざとらしさというか、コントのような大仰さが見えて
ハッピーエンドです
ユン・ギュンサンssi、私の中ではやはり「ピノキオ」の印象が強いので、コメディは新鮮です。
この作品を見て、一番印象に残っているのは、キスシーンが長いということ。
ソン・ジェリムssiの可愛さも意外でした。
とにかく、楽しく見ることが出来ました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます