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やっとドンジュが素直に想いを認めて告白し、kiss出来たのに
ノクドゥ、それまでの勢いはどこへやら。緊張でおどおどしてしまいましたよ。
可愛いのなんのって。
ドンジュもそう思ったようです。ちょいと世慣れたフリをして見せました。
光海君は、20年前の一件・・・ドンジュの父を殺した一件を探っていました。
ホ・ユンが領議政が隠し持っていた教旨を焼き捨てずに持っていた事、殺した筈の息子が生きている事を知った光海君は、他にも自分の知らない事実があるのではないかと思ったのでしょうかね。
当時屋敷にいた使用人夫婦が彼らの遺体を埋葬したと聞き、呼びました。そして、本当に全員死んだのかと確認したのです。
使用人夫婦は、少し前、町でドンジュの姿を見かけていました。確かにお嬢様だと思ったようです。
でも、光海君の問いに、全員死んだと答えました。庇ったのです。
すると、墓を確認するとまで光海君が言い出しちゃって。
使用人夫婦に埋葬した場所に案内させようとしました。その担当となったのが、皮肉にもノクドゥ。
結局、20年も前の事とて、場所を特定出来ずじまいでしたけどね。
そんな時、ドンジュに宮中での仕事の勧誘が来ました。
光海君が、ドンジュの助言で王妃と近づけたことを喜び、願いを叶えた形となりました。
王妃もまた、光海君からドンジュの事を聞き、快く自分付きの下働きとして迎えました。
ドンジュは複雑な気持ちだったようです。
ずっと目的としてきた計画が一歩前進したことになりますからね。でも、ノクドゥへの想いを考えると、やはり・・・ねぇ。別れたくないですよね。
ユルムはムウォル団のジョンスクとヨンブンにホ・ユンの悪行についての証言をさせました。
勿論、それはユルムからの伝聞に過ぎず、光海君にホ・ユンに対する信頼を失くさせようとする企みです。
光海君の息子を匿っていたのもホ・ユンだと言い、その息子は昔から王座を狙っていたとファンテに証言させたのです。
ホ・ユンが如何に嘘だと叫ぼうと、光海君はもう全く信じられません。友の言葉が全く耳に入らないのです。
ホ・ユンは自分の無実を叫ぶのは無駄だと思い知りました。
あまりの絶望感に、王としての光海君の在り方を批判したのです。
昔は、そうじゃなかった筈なのに・・・と。一緒に新しい世を築きたかったのに・・・と。
光海君、激怒し、自分を見失いました。で、ホ・ユンを剣で一突き。殺してしまったのです。
正気に戻った時は、もうホ・ユンは虫の息でした。
逝ってはならぬと、光海君は叫びましたが、ホ・ユンは死んでしまいました。
ノクドゥ、宮中で働くドンジュを見つけました。
嬉しそうに洗濯物を干すのを手伝ってあげました。
まだ、愛する人とどうやって付き合っていくか、経験のないノクドゥ。何となく、ぎこちない様子です。
摘んできた花で作った指輪をドンジュの指に入れました。今の精一杯の愛情表現です。
ドンジュにもそれはちゃんと伝わりました。
この幸せを選びたいとドンジュは思ったでしょうね。でも、そうするわけにはいかないと言う気持ちもあります。やはり、複雑な表情でノクドゥを見送りました。
光海君がノクドゥを呼びました。
今の彼にとって心休まるのは、ノクドゥと会う事だけなのでしょう。
正直になれるようです。弱音を吐いたり、自分の過ちを悔いたり・・・。
「己の過ちを悟ったなら、必ず正せるはずです。」
と、ノクドゥ。でも、光海君は言いました。
「最も恐ろしい事は何か分かるか?再び当時に戻っても他の道を選ぶ自信が無いことだ。」
光海君が恐れる記憶の中に自分がいるのか?・・・とノクドゥは思いました。
それを聞こうとしたとき、光海君が酔いつぶれてしまいました。
光海君が生まれたばかりの我が子を殺そうとしたこと。それは巫女のお告げがあったためでした。
今度生まれる王の孫が次の王となるでしょう・・・と巫女が言ったのです。
当時、光海君は世子。
当然、次の王は自分だと思っています。なのに、自分の息子がそれを奪うと言うのです。
ショックのあまり、光海君は巫女を殺し、息子をも殺そうとしたと言うわけです。
目が覚めた光海君の傍にはノクドゥが一人。
ノクドゥは泣いていました。
父ですからね、目の前にいるのは・・・。苦しむ父を見るのは辛いでしょうし、息子だと名乗れないのも辛いでしょう。
「お前には、永遠に私の真の姿を知らずにいてほしい。」
と、光海君は言いました。心安らげる“友”でいてほしいのでしょう。
ノクドゥはもっと泣けました。
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