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その店は、アンソニーの出待ちをしていた店です。
でも、結局、ジンジンはただの一度もアンソニーの顔を見ることが出来ませんでした。
その恋焦がれたアンソニーが、目の前に立ってて、あろうことか、自分を見つめているのですから、夢なのか現実なのか、分からなくなって当然でしょう。
ジンジンがそのお店に行くこと、それも既に番組の脚本に含まれていました。
店にいた他の客たちもスタッフでしたし、ポン監督たちは外で待機していました。
アンソニーがジンジンの前に立つと、スタッフは一斉に動き始め、2人の姿をカメラに収めたのです。
呆然としたジンジンの姿も。
撮影が始まりました。
仮想夫婦と言う設定だけど、ジンジンはあまりにもどぎまぎして、動きがぎくしゃくしてしまいました。
必死に女優魂を掻き立てましたが、しゃっくりまで出ちゃうんです。
アンソニーも、こういうことに慣れていないので、不自然な雰囲気はありましたが、そのしゃっくりで気分がいくらかほぐれたようです。
とにかく、緊張と興奮の初日が終わりました。
雨が降り出したので、アンソニーはジンジンに傘を差し掛けました。
ところが、急な電話が入ったので、傘をジンジンに預けて電話に出たのです。
ジンジンはスタッフと共に離れるまでの間、ずっと自分が濡れるのも厭わず、アンソニーに傘をさしかけていました。
アンソニーは車に乗り込むジンジンの体が濡れているのに気が付きました。自分は全く濡れていません。その時、ジンジンの優しさに気づいたのです。
ジンジンは、アルムとヨンシムに話したい気持ちは山々ですが、なにせマスコミ発表もまだということで、打ち明けることが出来ません。
でも、固く口留めして、少しだけ話しました。
言いたいですよね、あれほど恋焦がれて来たスターですから。
ジンジンの部屋でたくさんのアンソニーグッズを見つけたジウォン。
さすがに情報量は半端ない大ファンのジンジン。アルバムにはアンソニーの亡き実母の写真までありましたよ。
ジウォンは、義兄と自分が同じ立場だということを改めて感じました。
実家に帰ってきたジンジンは、自分の部屋にジウォンがいるので驚きました。
一人で来たの?・・・とジンジン。
だってジウォンは結婚してると思ってますからね。
なんで?と聞かれたけど、誤魔化しました。こんなことまで知ってるとは言えませんよね。
幼馴染だし、素顔を見せても平気なジンジン。
ジウォンも、特に意識してはいません。家族みたいな感覚です。
が、何かの拍子にもう子供じゃないと感じる一瞬があります。そういう時、ドキッとする2人でした。
翌日、アンソニーは義母から頼まれて、お惣菜を届けにジウォンの家にやって来ました。
で、アパートから出て来たところでジンジンとバッタリ。
ジンジンは、マネージャーのホンヒから台本等の資料を受け取った帰りだったのです。スタイリストのミダルから貰ったミカンを口いっぱいに頬張ったところでした。
2人とも驚きました。
ジンジンは恥ずかしい思いをしましたが、アンソニーは女優の意外な素顔を見たことで、またジンジンに対してよい感情を持ったようです。
アルムは、正式に副操縦士と後輩CAジヘから交際の報告を受けました。
既に知ってて良かったです。いきなりでは、ショックのあまり、取り乱してしまったかもしれません。
アルムは先輩として精一杯祝福してあげました。本当に良い先輩です。
でもね、本当はまだ傷が癒えてなかったのです。
その後、一人で漢江のほとりでお酒を飲み、泥酔してしまいました。
大荒れに荒れているアルムをおんぶして連れ帰ってくれたのは、同級生のチョン・ウソン。アルムの主治医だった人です。
この醜態、その後も何度も続き、そのたびにチョン・ウソンが被害者になっています。
この二人、良いコンビになりそうです。
ある日、ジウォンに妹のハラムから荷物が届きました。修学旅行のお土産だとか。
それをジンジンは奥さんからのものだと勘違い。
ジウォンは、そういえば・・・と思い起こしてみると、ジンジンが誤解していたと思われることが度々あった事に気が付きました。
で、はっきりと話しておいた方が良いと思いました。
「誰が結婚したって言った?僕は結婚してない。デマを流すなよ。」
直球です。
ワゴン組が集まりました。このアジトのような居心地の良い場所は、どうもジンジン父のお店の中にあるようですね。
楽しそうで羨ましい空間です。適度に狭くて、外の干渉を受けない場所です。
屋上のような場所もあります。これまた開放的で羨ましい。
天気によって使い分けられそう。
ジウォンが独身で恋人もいないと聞いたアルムは、この中で相手を見つけて・・・と言いました。
他人に渡すよりは、ね・・・なんてね。
すると、あっさり言いました。
「ジンジンだな。初恋だった。」
ジンジンは一瞬ドキッとしたみたい。
それからジウォンはこれまでの事を彼女たちに話したようです。
母の再婚とかですね。
まだアンソニーが義兄だとは言っていません。
ジンジンと二人になった時、ジウォンがぽつりと言いました。
「思い出せない。別れた理由。」
ジンジンは話しませんでした。なんででしょうね。
2人が付き合ったのは、たった3日間だけだったとか。
可愛いです
翌朝、なんとな~くお互いを意識してしまう、ジンジンとジウォンでした。
ジウォンは、会社まで車で送って・・・と言いました。
ジンジンは快諾。
会社の前で車から降りたジウォンに、ジンジンが声をかけました。
近づいたジウォンのネクタイを直してあげるジンジン。
ジンジンは何てことのない行動だったようですが、ジウォンにとってはとても嬉しい事だったようです。
まるで、新婚夫婦のように見えます。
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