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被告人 DVD-BOX2 |
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手違いがあったようだ・・・と言う、なんとも曖昧な理由でジョンウは元の刑務所に戻されました。
ミノが待っていました。
そして、突然跪いて、許してくれ、どうか知らないフリを・・・とミノは言い始めたのですが、ま、それはちょっとした座興。
俺がチャ・ソノとして生きちゃ、ダメなのか?・・・とミノは言いました。お前に迷惑はかからないだろう・・・とね。
一切悪びれた様子を見せないミノに、ジョンウは怒りがこみ上げて来ました。
「殺してやる!チャ・ミノ」
でもねぇ、ここまで‘チャ・ミノ’を連発したら、誰でも怪しむよね。
現に、あれこれと無理難題を指示するミノに、少々反感を抱き始めている刑務所長は、ミノがソノのフリをしていると気付いたようです。
そう考えると、ミノがジョンウに対してしつこいまでに‘弟の復讐’をし続ける理由が気になったようです。
直接ジョンウに聞きました。
「それだけじゃない、何か裏があるようだ。話してくれ。」
これまで散々ミノのご機嫌取りをして来た刑務所長の、打って変ったような親しげな態度。ジョンウは信じませんでした。
私は何も知りません・・・とジョンウ。
刑務所長がさっと手を挙げました。
その瞬間、警備にあたっている者たちの銃口が一斉にジョンウに向いたのです。
「ここでは私が王だ。チャ代表より多くのものを私に与えられるかを考えておけ。」
やっぱり、自分の利益しか考えていない人物です。利益の為なら、あっさりとミノを裏切りそうですね。
元の房に戻ったジョンウ。
そこには、ミノの代わりにシン・チョルシクがいました。これで、これまでより頻繁に相談することができます。
ジョンウは、この刑務所から脱獄する方法を考え始めました。
チャ会長が面会に来ました。
今回の事故ではなく、過去にソノが設立した幽霊会社の件が問題になり、脱税等の疑いで検察の捜査が入ったと言うのです。
愛人はいるわ、違法な経営をしているわ・・・と、ソノも見かけとは違って黒い部分もたくさんあったようですね。長所が全てソノに行き、ミノは短所だけを持っているというわけじゃなかったようです。
取り調べのため、ミノは数日刑務所を出る事になりました。
カン検事は、ハヨンからの電話を受け、調査をしました。
かけてきた公衆電話の周辺の防犯カメラの映像から、ハヨンらしき女の子の姿を確認することができました。
生きていたのか・・・と思いました。空のスーツケースを運んだジョンウはその事に気付いていた筈だと。
だからと言って、今更何も出来ないと、してはいけないとカン検事は考えたのです。
ジョンウに面会に行き、ハヨンからの電話の事は一切話さず、自分にはもう何もできないと言いました。
でも、ジョンウは分かっていました。カン検事もハヨンの生存に気がついたようだと。それでも、何も手を打たないと決めたようだと。
決してカン検事を恨むことはありませんでした。その道を選ぶしかなかったと、ジョンウは理解したようです。ジョンウも、記憶が戻ったことを話しませんでした。
カン検事もまた、ジョンウがハヨンの生存を自分に話さない理由を考えました。自分への信頼が失せた所為だと思ったかもしれません。
ジェニファーの失踪が警察沙汰になりました。
アメリカの家族から捜索願が出たようです。
ヨニの元に警察がやってきて、‘チャ・ソノ’とジェニファーの関係を聞きました。
ヨニは、友人だと答えました。
ジョンウは、この事件に関する事情をソ弁護士のPCに録画して残しました。
今後、また自分が記憶を失ってしまうようなことがあったら、これを見せてほしいと言って。
ソンギュとハヨンの行方を、ミノの命令でキム・ソクが追っていました。
ソンギュは必死に逃げています。
このままでは、捕まるのも時間の問題と思ったのか、ハヨンを警察に保護してもらおうと考えました。
ところが、ハヨンはソンギュと離れるのを拒んだのです。
父親を捕まえた警察が、怖かったのです。
ソンギュは、ジョンウに協力しているソ弁護士のところに行きました。ところが、生憎留守。
同居している叔母の美容室で待たせてもらっている間に、ハヨンが高熱を出して倒れてしまいました。
肺炎でした。
入院が必要だということです。
帰って来たソ弁護士は、叔母の話とハヨンのバッグを見て、ソンギュとハヨンだと知り、病院に急ぎました。
ところが、彼女より先にキム・ソクと仲間たちが病院に到着しちゃいました。どーやって知ったのかしら?
気付いたソンギュは、ハヨンを抱きかかえて逃げました。
病院に到着したソ弁護士は、ハヨンが消えたと知り、途方にくれました。
その頃、ジョンウは腹部を刺され、救急搬送されていました。
刺したのはシン・チョルシク。勿論、ジョンウの計画です。
凶器は、さりげなくミノの手に握らせました。その所為で、ミノは懲罰房に閉じ込められ、ジョンウの邪魔をする事が出来なくなりました。
傷を見たキム医師は、外部の病院での治療が必要だと言ったのです。ジョンウは、彼女の専門が呼吸器内科と精神科だと知っていました。だから、こう言う傷の場合は、必ず外の病院に出すだろうと踏んだのです。
そうやって刑務所を堂々と出て行ったってことです。
本来搬送される病院ではなく、その頃に懲罰房から出されたミノからの指示で、別の病院に搬送されたジョンウ。
そこで、治療を待つ間に、手錠を外そうとしたのですが、囚人から調達した鍵は、偽物。
あいやぁ~っ・・・と思った時、何者かが、ジョンウのベッドを人目につかない場所に移動させました。テスでした。
そして、手錠を外してくれたのです。
ハヨンが生きているとジョンウが言っても、信じなかったテスです。
でも、自分の命をかけてハヨンを探し出そうとしているジョンウを見て、心が動いたようです。姿を見るまでは信じない・・・と言いました。
テスが用意してくれた医師の服に着替えたジョンウ。
そしてこれまた用意してくれた携帯で、ソ弁護士に連絡を入れました。
ジョンウから電話がかかってきた事に驚いたソ弁護士。
ハヨンが見つかったと言いました。
ソ弁護士はヨ検事に頼んで、ソンギュの携帯の位置情報を手に入れていました。その病院に向かおうとしていたところでした。
なんとそこが、今ジョンウのいる病院だったんです。
ソンギュが病院を移したようです。
ジョンウが消えたと知った刑務官たちは、必死に病院内を探しています。
その目をぬって、ジョンウは小児科病棟に行きました。傷の所為で、ふらふらです。
病室を次々に調べましたが見つかりません。でもね、ソンギュが出てくるのを見かけたのです。
いました。
ずっとずっと会いたかったハヨンが、ベッドで眠っていました。
ジョンウはそっと額にkissしました。
その頃、ミノも病院に向かっていました。
いくらミノでも、勝手に刑務所を出ることは許されない・・・と刑務所長が言うと、ミノは自分の手を傷つけましたよ。
これで治療が必要になった・・・と。
怖いです。
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