正確には『小松尾山 不動光院 大興寺』。
うどん遍路の途中に立ち寄りました。
少し前から、うどん遍路だけじゃ勿体無いってんで、札所を周ることにしました。
まぁ、時間の余裕がある時だけですが。
でも、なにせ何の準備もしないで気の向くままに出かけるのが常のアルフィー＆まぎぃ。
門前に立つ時になって、
「あ、お線香・・・。」
という状態が続いていました。
今日は、しっかり持ってましたよ
お線香にろうそくにライター。
ちょっと房総に似た丘陵地帯の一角にある大興寺。
金剛力士像が居並ぶ仁王門を入ると、狭くて急な石段が。こういうところ、多いですよね。
一気に上まで登ると、静謐な境内があります。
私たち以外にも、初老夫婦、若いカップル、そしてお遍路さんも次々に来られていました。
やっぱり落ち着きますね。
お初の製麺所を開拓しましたっ
三豊市にある『橋村生麺所』がそれ
製麺所ではなく、生麺所。
以前から、その先にある道の駅に行く途中に看板を見かけてはいたんです。
“なまめん？せいめん？”
と思いながら。
まさか、そこで食せるとは思ってもみませんでしたよ。
お店は支所のすぐ前で、分かりやすいんですが、入口が分からない・・・
うろうろしていたら、ふと見たガラス戸の中にお客さんが
かけうどんしか無いのかな？
よく確認しないまま、急かされるように・・・いえ、決してオバサンが急かしたわけじゃありませんよ。ただ私たちが、何か急いてしまったというだけで。
慌ただしくかけうどんの小と中（2玉）を注文。
目の前には、天ぷらがあれこれ並んでいるのですが、数が少ない。
でもね、それは揚げたてを出してくれるため。
オバサンがじゅうじゅうと音を立てながら、少しずつ天ぷらを揚げてました。
私は竹輪天、アルフィーはいつものようにゲソ天。
「ゲソ、切ってあげるよ。」
オバサンがそう言って、一口大に切り分けてくれました。
そして、天かすと葱、生姜は入れ放題。
天かすは、ホントに自家製天かす。何を揚げた時の天かすなのか分かるくらい様々な色の天かすがありまして。
私はおほっ
大きさが整って、綺麗な天かすを置いてる店もありますが、味はやはり揚げたて天かすが一番だと私は思ってます。出汁ツユの中ですぐにとろけてしまうのではなく、ある程度しっかりと形を保ってて、出汁を含んでほんわりと柔らかくなったのが最高
揚げたて竹輪天は、最高に美味しゅうございました。
アルフィーも、食べやすく切ってくれたゲソ天が、たいそう美味しかったと言ってました。
麺は、固めでしっかりとしたコシがありましたね。
出汁に特徴がありましたね。何の出汁なのか分かりませんが、イリコだけじゃ無さそうで、カツオ出汁なのか、何なのか。
一口飲んで、
「濃い。」
決して塩味が濃いのではなく、出汁が濃い。
うどん小２００円。２玉２８０円。そして、天ぷらはどれも８０円。お安いです
ご馳走様でした
