僕らの青春白書 [DVD] | |
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イ・ジョンソクくん、パク・ボヨンさん、イ・セヨンさん、キム・ヨングァンssi出演のラブコメ。
1980年代の若者たちの姿をコミカルに描いています。
ジョンソクくんのコメディはお初の私。
少々戸惑うところもありましたが、まぁ、新しい分野を開拓すると言う意味でも、重要だったかもね。
ヨンスク=パク・ボヨンさんは農業高校に通う不良女子高生。
小柄で可愛い顔をしてるんだけど、喧嘩はめっぽう強くって、手下がた~っぷり。
でもこれは彼女を好きなグァンシク=キム・ヨングァンssiの力が大きく働いてたみたいですね。
グァンシクは、ヨンスクとは別の工業高校に通うこれまた不良高校生。高校生に見えないんだけどね。
ボス的立場にいるグァンシクの“女”だってことで、ヨンスクは地位を得てるようです。
でも、彼女の心にいるのは、幼い頃からずーっとジュンギル=ジョンソクくん。
グァンソクはそれを知ってて、だから顔を合わせる度にジュンギルを殴ったりするんです。
そして、当のジュンギルは、まー容姿に恵まれたプレイボーイ。まぁ、勘違い的なところも多々ありますが。
あの子この子と見境なく誘惑してますよ。
ヨンスクは、それを見て、不快な気分なんですね。なんで見境ないのに、自分を誘わないのか・・・って。
そんな時、ソウルから転校生が。それがソヒ=イ・セヨンさん。
病気の所為で転校してきたらしい・・・という話しが伝わります。確かに、体育なんぞ、見学してますし、何やら儚げな雰囲気。
ジュンギルは美人のソヒに心を奪われまして、アタック開始。
ところが、ソヒはそう簡単になびきません。
ちょっと笑えたのが、ソヒが一人海岸で写生してるソーン。プロっぽくキャンバスに筆を走らせるんですが、いざ見てみると、どー見ても小学生の絵なんですよ
この4人を中心に物語は進みます。
ヨンスクがジュンギルを好きになったのは、小学1年生の時、コンパスの忘れものをして困っている時、二つ持っているからとジュンギルが貸してくれた事がきっかけでした。
二つ持ってるとジュンギルは言いましたが、本当は持って無くて。
教室で罰として座らされるんですね。
済まなそうにジュンギルを見つめるヨンスクに、ジュンギルは何でもない事のように、笑って見せたのです。
そのコンパスを、ヨンスクは今でもお守りのように持ち歩いていました。
ジュンギルも、本当はヨンスクの事を好きだったんですね。
でも、ある時、自分の父親とヨンスクの母親が不倫な関係だと思いこみ、諦めるしかないと思ったのです。
ジュンギルがナンパになってしまったのも、父親の事を誤解したためでした。母親が出て行ったのは、父親が浮気したためだと思ったんですね。でも、本当のところは浮気したのは母親の方で。
父は母親を慕う息子を傷つけないために、誤解されたままにしておいたんです。
ヨンスクは、お嬢様のソヒに嫉妬します。
彼女は飲み屋を営む母親と生活していて、酔客の相手をするのを見て育って来ていました。店の手伝いもさせられていましたしね。
ある日、いつものように店の手伝いをしていると、そこにジュンギルとソヒが通りかかりました。二人はローラースケートを楽しんだ後、アイスクリームなんぞを食べながら歩いていたのです。
あまりにも自分とかけ離れた二人の姿に、ヨンスクは泣きだしてしまいました。
でもね、ソヒ自身も、見た目とは違った裏の顔を持っていたのです。
病気で転校・・・というのも、もしかしたら違うかも。
煙草を持っているんですよ。それを、ヨンスクに見られちゃった。
別にヨンスクも言いふらそうなんてことまでは考えて無かったかも。
これをきっかけに、ソヒの方から喧嘩を吹っ掛けたんです。
ところが、これをジュンギルを含めた皆がヨンスクが一方的にソヒに乱暴した・・・と思い込んじゃった。
騒動の結果、ヨンスクは勢いで退学しちゃった。
自棄になってしまったんですよ。
こーなると、やはりヨンスクが心配になるジュンギル。
ヨンスクの傍にジュンギルがいるの見ちゃったソヒは、これまた嫉妬?
グァンシクも、好きなヨンスクにジュンギルが手を出したと思いこむし。だったら自分もジュンギルの“女”であるソヒに・・・とか。
まー、混乱しまくり。
でも、結局、ヨンスクとジュンギルの想いは一つになるんですね。
1980年代とは言いますが、日本での1970年代の雰囲気が漂う作品。
自由な明るい雰囲気の学生生活が見られます。
訛りの強いセリフを話すジョンソクくんも新鮮だし、ボヨンさんの不良ぶりも面白いです。