Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

磯公園

2009-11-16 11:45:15 | 旅の写真
仙巌園(磯庭園)
      

雄大な桜島と錦江湾を借景とした大名庭園と、四季折々の自然植物園として、
親しまれてきた仙巌園(磯庭園)は島津家別邸で中でも、注目度もアップ!
現存する日本最古の洋式工場「尚古集成館」(重要文化財)を中心に幕末
日本の近代化に大きく貢献した。
島津斉彬と共に最近ではNHK大河ドラマの「篤姫」でも放送された庭園です。
仙巌園(せんがんえん)は薩摩藩主島津氏の別邸でその庭園は、別名「磯公園」と言われ、敷地の面積は約5haの広さで、(万治元年)第19代当主であった島津光久によって造園され、そのご歴代の踏襲により改築が重ねられた中で庭園には、
借景技法を用いて、桜島を築山に鹿児島湾を池に見立て、広大な背景が
特徴の、素晴らしい庭園となり、国の指定(昭和33年)名勝となった。
幕末になると、第28代当主島津斉彬が、この敷地の一部を使って製鉄所や
ガラス工場などを建設し、近代化事業(集成館事業)を起こし(安政4年)には、
日本では初めての、ガス灯として、園内の石灯籠にガス管をつないで点火させた、ガスの発祥の地とも挙げられる場所にもなっている。
この仙厳園は、一時皇族制度廃止に伴い鹿児島市の、管理下に置かれて
いたが、(昭和32年)に返還され、現在は、島津家が管理している。
鹿児島を訪れたら、是非見るべき名勝と思う。

仙厳園から望む桜島
 

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